トレーディングカード取引では、ブロックチェーン技術との統合が進んでいます。現物ではなく、オンチェーン上でカードの所有権自体を売買するといったような画期的なプラットフォームが現れつつあります。
そんな中、今後の成長が期待視されているのが「Phygitals(フィジタルズ)」です。この記事では、Phygitalsがどんなプラットフォームなのかといった特徴もちろん、登録からカード売買方法まで基本的な使い方を解説します。
Phygitals(フィジタルズ)とは?

名称 | Phygitals(フィジタルズ) |
サービス開始 | 2025年3月(ベータ版) |
対応チェーン | Solana |
独自トークン | – |
購入手数料 | 8% |
公式サイト | https://www.phygitals.com/ |
公式X | https://x.com/phygitals |
公式Discord | https://discord.com/invite/phygitals |
Phygitals(フィジタルズ)は、物理的なトレーディングカードとブロックチェーン技術を組み合わせた次世代の収集・取引プラットフォームです。
ユーザーは保有するカードをPhygitalsの保管庫に送付することで、そのカードのデジタルツイン(デジタル上でのコピー)を生成できます。これにより、送料や梱包の手間なしでカードの迅速な売買・取引が可能になっています。
主にポケモンカードやワンピースカード、遊戯王カードをはじめとした、国内でも人気の高いタイトルに対応。カード売買はもちろんのこと、コレクションの価値を追跡・分析できるといったコレクターにとって嬉しい機能も備えています。
まだベータ版ながらも、2025年10月にはソラナ上で100万トランザクションを処理、取引ボリュームは累計7,250万ドルを突破しました。Phygitalsはコレクターにとっての新たな売買基盤として注目を集めています。
そんなPhygitalsの詳しい特徴は以下のとおりです。
現物やりとりなしでカードの所有権を売買
Phygitalsの強みは、現物のやりとりなしでカード売買を迅速に行える点です。ユーザーが提出したカードはPhygitalsで管理し、そのデジタルツインを生成・使用することでオンチェーン上での売買を実現します。
Phygitalsでの売買の流れ
- グレーディング済みのカードをPhygitalsの保管庫に送付
- カード到着後に認証が行われ、デジタルツインが生成
- カードの「オリジネーター(元の所有者)」として登録
- デジタルツインの所有権をマーケット上で自由に売買
この仕組みにより、ユーザーは従来課題視されてきた高額な送料やカード保管の手間といった負担が大幅に軽減されます。所有権がオンチェーン上で証明されるため、透明性が確保されている点もポイントです。
また、デジタルツインが生成されたカードは、現物のカードと結びついています。そのため、Phygitals上で保有するカードについては、いつでも現物として手元に償還することも可能です。
完全保険付きの厳重なカード保管体制を実現
Phygitalsは北米のデラウェア州に厳重なセキュリティが施された保管庫を有しており、ユーザーが提出したカードを徹底した体制の下で保管しています。
カードの保管自体は、信頼性の高い保管サービスプロバイダーへ委託。銀行グレードのセキュリティを実現する業者によって、24時間体制でのカード監視が行われています。
また、カードの天敵となる温度・湿度にも配慮。カード状態の長期維持を可能にするため、常に適切な温度・湿度管理が徹底されている点もコレクターにとっては嬉しいポイントです。
保管庫は完全保険付きとなっているため、万が一の盗難や物理的な損害時にはカードの市場価値に応じた補償を受けられます。保険料はもちろんのこと、保管・維持にかかる手数料は一切不要です。
カード提出者への永続的な収益分配モデル
Phygitalsはマーケットに流動性を提供するユーザーに対して、永続的な収益分配モデルを用意しています。カードの提出者は、提出したカードが再販されるたびに1%の売上収益を受け取れます。
カードがPhygitalsで保管されており、プラットフォーム上で売買が続けられる限り、カードの提出者は何度でも売上収益の受け取りが可能です。
仮に提出したカードの価値が将来的に高まり、活発に売買されるようになれば、継続的に大きな収益を受け取れるチャンスもあります。
初回のカード提出の際に受け取れる売上代金だけでなく、再販時の売上収益も受け取れる点は、売買に熱心なコレクターにとって魅力的なインセンティブとなっています。
カード認証に基づく正当なコレクション評価
Phygitalsではカードの所有権を認証することで、正当な実績に基づいてユーザーのコレクションを評価しています。これは、従来の「ユーザー申告による信頼」に基づく評価体制を覆すものです。
ユーザープロフィール画面では、コレクションセットの完成度やユニークカードの保有枚数、保有カードにおける総合的な価値などあらゆる評価項目が実数値として反映されます。

評価の見える化により、トップコレクターの進捗動向も一目瞭然です。この仕組みはグローバルなコレクターとの競争促進だけでなく、自身のコレクションレベルを正確に把握する一助になっています。
エアドロップが期待されるポイントシステム
Phygitalsはプラットフォーム活動に応じてポイントを付与する、独自のポイントシステムを実施しています。ユーザーは以下のような売買活動に基づき、0.01ドルごとの売買で1ポイントを受け取れます。
ポイントを獲得できる活動
- マーケットプレイスでのカード売買
- クローマシンでのカードパック購入
- ラッキードロー(抽選)時の参加費支払い
獲得ポイント数による週間リーダーボードの上位入賞者には、クーポンやカードといった豪華特典を付与。これがPhygitals上でのコレクションを促進させるインセンティブとして機能しています。
また、このポイントプログラムが将来的な独自トークンエアドロップにつながるのではという期待感がSNS上で高まっています。
Phygitalsは2025年9月、Hyperliquid上で「PKMN」のティッカーを取得したことを発表しました。公式発表はありませんが、このPKMNが独自トークンとなる可能性が指摘されています。
ポケモンカードをはじめとした活発なコレクターはもちろん、潜在的なエアドロップを期待する仮想通貨ネイティブユーザーの参入により、Phygitalsは今後も成長の勢いを加速させていくことが予想されます。
Phygitalsを使用する前の準備【初心者向け】
事前準備
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 仮想通貨取引所でSOL・USDCを購入
- Phygitalsのアカウント作成
- PhygitalsへUSDCを送金
Phygitalsを利用する前には、上記の準備が必要です。ここでは、これら準備手順について初心者の方向けにわかりやすく解説します。
STEP1:仮想通貨取引所の口座開設
まずは国内外の仮想通貨取引所の口座開設を進めましょう。国内の仮想通貨取引所に関しては、初心者でも扱いやすくて人気の高い、以下の取引所の利用がおすすめです。
おすすめ国内仮想通貨取引所
- GMOコイン
GMOコインは、手数料の安さと取扱銘柄の豊富さで定評のある国内取引所です。特に仮想通貨の送金手数料が無料であるため、海外仮想通貨取引所やMetaMask(メタマスク)などへの送金におすすめです。 - コインチェック
コインチェックは国内でもトップクラスのユーザー数を持つ仮想通貨取引所です。仮想通貨の売買手数料が無料で、積立やレンディングなど豊富なサービスを提供しています。特にスマホアプリの操作性やデザインが高評価で、仮想通貨初心者におすすめの取引所です。 - ビットバンク
ビットバンクは、高いセキュリティと多様な取扱銘柄が魅力の国内仮想通貨取引所です。預かり資産の大半をコールドウォレットで管理し、マルチシグ対応など堅牢なセキュリティ体制を整えています。現物取引に加え、信用取引やレンディングサービスも提供しており、取引スタイルに応じた柔軟な運用が可能です。また、板取引に対応しており、スプレッドが狭く中上級者にも人気です。 - bitFlyer
bitFlyerは、国内最大級のビットコイン取引量を誇る国内取引所です。ビットコインが貯まるクレジットカードや、Vポイント(旧Tポイント)をビットコインに交換できるサービスが評判です。さらに、少額から仮想通貨を手数料無料で購入できる点も魅力です。
国内取引所は、トラベルルールの影響で海外取引所との送金が制限される場合があります。そんなときは、メタマスクなどのプライベートウォレットを経由すれば問題ありません。
また、海外仮想通貨取引所は日本語対応しており、豪華キャンペーンを開催されている以下の取引所を利用検討してみてください。
STEP2:仮想通貨取引所でSOL・USDCを購入
海外仮想通貨取引所を経由して、以下の手順でSOL・USDCの購入を進めてください。SOLはPhygitalsからUSDCを出金する際のガス代(数百円単位)、USDCはカード売買の基軸通貨として使用します。
USDCの購入手順
- 国内取引所に日本円を入金
- 販売所・取引所経由でSOLを購入
- 海外取引所にSOLを送金
- SOLを使ってUSDCを購入
SOLはGMOコイン・bitbankの2つの取引所で取り扱いされています。海外仮想通貨取引所でも購入できますが、交換の手間やコストを抑えたいという方はどちらかで購入しておくのがおすすめです。
STEP3:Phygitalsのアカウント作成
Phygitalsのアカウント作成を進めます。まずは、以下リンクから公式サイトへアクセスしてください。
公式サイトにアクセス後、「Accept Invite」をタップします。その後、メールアドレスを入力して「Submit」をタップ。届いた認証コードを入力すればアカウント作成が完了します。

Tips
アカウント作成はソラナ系の仮想通貨ウォレットを使っても進められます。Phantom WalletやBackpack等を普段から利用している方は、「Continue with a wallet」をタップしてウォレット連携を進めてください。
STEP4:PhygitalsへSOL・USDCを送金
アカウント作成後、ソラナチェーン経由でSOL・USDCを入金してください。どちらの通貨も入金手順は同じなので、ここでは実際にUSDCの入金を進めてみます。
Phygitalsでは仮想通貨取引所と同様、取得したウォレットアドレスを元に送金を進めます。まずはホーム画面のプラスアイコンをタップ。その後、ソラナの入金アドレスが表示されるのでコピーしてください。

取得した入金アドレスを使い、仮想通貨取引所からUSDCの送金を進めます。入金処理完了後、アカウントに残高が反映されます。画面上部のプロフィールアイコンをタップ後、「WALLET BALANCE」に送金したUSDCが反映されているか確認してください。

USDCを出金したい時は?
プロフィール画面から「WITHDRAW」をタップ。その後、出金通貨から「USDC」を選択してください。

送金先のウォレットアドレスを入力後、「Withdraw」をタップします。その後、出金数量を設定して「Confirm Withdrawal」をタップすれば出金申請完了です。

ただし、事前にガス代として必要なSOLを入金していないと出金を進められません。USDC入金の際に利用した入金アドレス宛に、仮想通貨取引所等からSOLを入金しておいてください。
Phygitalsの使い方【スマホブラウザ】
Phygitalsはパソコン・スマホ双方のブラウザ利用に対応しています。ここでは、スマホブラウザを利用してPhygitalsの基本的な使い方を画像を用いて解説します。ぜひ各種項目をタップして手順を確認してみてください。
カードの購入
カードの購入はマーケットプレイス上から進められます。まずは画面上部のメニューアイコンをタップ。その後、メニュー一覧から「Marketplace」を選択してください。

マーケットプレイス上でリストされているカードが一覧表示されます。カードタイトルや価格帯で表示を絞り込みたい場合は、画面右の設定アイコンをタップして条件設定を進めてください。

一覧から購入したいカードをタップすると詳細画面に移動します。そのまま購入を進める場合は、「Buy Now」をタップしてください。ウォレット残高が購入額を満たしていれば、そのまま決済されます。

購入したカードの確認方法
プロフィール画面の「Inventory」をタップすれば、購入・保管しているカードの確認ができます。

カードの売却
カードを売却する場合は、インベントリから操作を進めます。画面上のプロフィールアイコンをタップ後、「Inventory」をタップしてください。

売却したいカードに表示された「List Now」をタップします。売却価格の設定画面に移るので、USD単位で金額を設定して「Confirm Listing」をタップしてください。

以上で保有するカードがマーケットプレイスにリスティングされました。仮にリストをキャンセルしたい場合は、カードの詳細画面から「Cancel Listing」をタップしてください。

Tips
リストしたカードの横に表示される「FMV」とは、現時点における市場の目安価格を意味します。この金額と同程度の価格帯であるほど、早期に売却できる可能性が高まります。
クローマシン
クローマシン(パック)はいわゆる、カードのミステリーボックスです。一定料金を支払うことで、様々なカードの中からランダムで1枚を獲得できます。
また、少額負担から一攫千金をつかめるチャンスがある点がクローマシンの魅力。高額かつ人気の高い「Chase Cards」が低確率で排出されます。リスト内容は事前に各種パックの詳細画面から確認できるため、欲しいカードを狙ってパックを引くことが可能です。
クローマシンはカードタイトルごとに様々なパックが用意されています。例えばポケモンカードの場合、執筆時点では以下のようなパックが提供されています。
パック名 | 販売価格 | 獲得ポイント | 高額カードの価格範囲 |
---|---|---|---|
ルーキーパック | 25ドル | 2,500 | 1,000〜2,000ドル以上 |
エリートパック | 50ドル | 5,000 | 2,000〜10,000ドル以上 |
レジェンドパック | 250ドル | 25,000 | 15,000〜50,000ドル以上 |
プロモパック | 500ドル | 50,000 | 5,000〜50,000ドル以上 |
初期カードパック | 500ドル | 50,000 | 10,000〜50,000ドル以上 |
買い戻し保証があるので安心
引いたカードに満足できない場合は、公開市場価値の85%で買い戻してもらえます。この仕組みにより、コスト負担を抑えながら高額カード獲得を目指すことが可能です。
クローマシンを利用する際は、メニューアイコンをタップ後、「Packs」をタップします。

購入可能なパックが表示されるので、画面上部のタブからカードタイトルを選択してください。その後、購入したいパックで数量を設定後、「Open」をタップ。購入画面から「Buy Now」をタップすれば、ランダムなカードが1枚排出されます。

Tips
カードが任意のものでなければ、カード画面から「Sell for $〇〇」をタップしてください。価格は公開市場価値の85%に設定されているので、タップすれば表示価格ですぐに売却できます。

現物カードの売却(送付)
マーケットプレイスで購入したカードの売却と異なり、現物のカードを売却したい場合はPhygitalsへのカード送付が必須です。PhygitalsではPSAやSGC等、グレーディング済みのカードのみを受け付けています。
カードの送付方法は2種類
- 自身で保管するカードを保管庫へ送る
- マーケットプレイス等から直接保管庫へ送る
提出フォームへの記載とカード送付の後、Phygitalsでカードが保管され、デジタルツインが生成されます。アカウントにカードが反映されると、売却代金がアカウント残高に反映される仕組みです。
ここでは、自宅で保管するカードを売却する手順を解説します。まずはプロフィールアイコンをタップ。その後、VAULTに表示された「Vault Cards」をタップします。

次に、カード送付方法を選択します。ここでは「I want to send cards from my collection」を選んで「Continue」をタップしてください。その後、送付先が表示されます。メモ等に送付先を記録後、「Continue」をタップします。

続いて、送付するカード枚数とカード価値の概算を入力します。グレーディング済みカードであるかの注意事項にチェックを入れた後に「Continue」をタップしてください。

次に、グレーディング済みカードの認識証明番号を入力します。カードを複数枚送付する場合は、それぞれのカードの認識証明番号入力が必要です。入力後、「Continue」をタップしてください。
その後、簡易的な送付手順が表示されるので、内容を確認した後に「Continue」をタップします。

最後に配送業者の追跡番号を入力します。追跡番号を申請時点で確認できない場合は、後ほどPhygitalsから確認メールが届いた際に追跡番号を返信すれば問題ありません。最後に、注意書きにチェックを入れて「Continue」をタップすれば申請完了です。

現物カードの償還(引き出し)
Phygitals上で保管するカードは、いつでも現物のカードに償還(引き換え)できます。償還自体は1枚単位からでも可能となっていますが、配送コストを抑えるために複数枚が推奨されています。
カードを償還したい場合は、プロフィールアイコンをタップ後にVAULTから「Claim Items」をタップします。その後、表示された画面から償還の申請を進めていく流れです。

その後の流れ
- 償還したいコレクションを選択(リクエスト送信)
- 償還に必要な配送料および手数料等の支払い
- 本人確認(KYC)プロセスを完了(初回のみ)
- コレクションが指定住所に発送される
ただし、執筆時点では保管庫プロバイダーの切り替え作業のため、償還機能は一時停止中となっています。償還再開時期については、ぜひ公式Discordから最新情報を確認してください。
招待コードの取得
Phygitalsでは友人招待プログラムを提供しています。招待コード経由で友人がクローマシンでのパック購入を進めた場合、その金額の1%が報酬として招待者に付与されます。
ただし、報酬は四半期ごとに集計されるため、支払いが遅い点には注意が必要です。招待人数の上限はないため、ぜひ友達招待をフル活用して収益獲得を狙ってみてください。
招待コードを取得する際は、メニューアイコンをタップ後に「Refer and Earn」を選択します。

画面上部に自身の招待コードが表示されます。そのままコピーして友達と共有してください。なお、鉛筆アイコンをタップすれば招待コードを任意の文字列に設定することが可能です。

Phygitalsを利用する際の注意点
ここでは、Phygitalsを利用する際の注意点を解説します。特に購入手数料や償還時にかかる各種手数料など、コスト面に関連する部分には必ず目を通しておいてください。
未グレーディングカードは送付対象外
Phygitalsでは、ユーザーが送付できるカードはグレーディング済みカードに限定されています。未グレーディングカードはマーケットプレイスを通じた売買こそ可能ですが、現物として売却はできません。
仮に未グレーディングカードを送付した場合は返送対象となります。その際、返送にかかる費用をPhygitalsから請求される可能性がある点に注意してください。
競合と比較しても購入手数料が高め
Phygitalsは競合プラットフォームと比較すると、購入手数料が高めに設定されています。各プラットフォームとの購入手数料の違いについては以下を参照してください。
プラットフォーム | 購入手数料 |
---|---|
Phygitals | 8% |
Courtyard | 6% |
Collector Crypt | 4% |
PACKS | 5% |
上記の中ではCollector Cryptが4%と最も購入手数料が安く、Phygitalsの半分のコストでカード購入が可能です。特に高額カードの場合は、この購入手数料の差が顕著に現れます。
Phygitalsは現時点でベータ版のため、ユーザーからのフィードバックを受けて今後手数料体系を変更する可能性はゼロではありません。現段階では8%の手数料という点を押さえておいてください。
償還時には各種手数料の支払いが必須
カードを償還する際、Phygitalsでは配送料と引き出し手数料の負担が必要です。各種コストの具体的な負担額については、ぜひ以下を参照してください。
配送料
- アメリカ国内:約5.99ドル(約913円)
- カナダ:約24.99ドル(約3,808円)
- その他:約31.99ドル(約4,875円)
引き出し手数料
- 90日以上:1.99ドル(約303円)またはカード価値の0.9%
- 90日未満:4.99ドル(約760円)またはカード価値の1.9%
※いずれも高い方を適用
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=152.4円)
配送料は国別で固定となっていますが、引き出し手数料は90日を境に負担が若干異なります。特に高額カードを償還する場合は、数万単位の引き出し手数料になりやすい点に注意が必要です。
また、米国外のユーザーの場合、関税や輸入税など輸入法に基づいた費用を別途負担する必要があります。日本在住者の方であれば、トレーディングカードは基本的に関税無税のため負担の心配はありません。
ただし、関税がかからない場合でも、配送業者が税関手続きを代行する「通関手数料」が必要なケースも。どんなコストがいくらぐらい必要になるかを理解したうえでカード償還を進めてください。