別荘ブランドNOT A HOTEL(ノット・ア・ホテル)を展開するNOT A HOTEL株式会社は5日、社名をNOTA株式会社に変更し、住宅事業に参入すると発表した。住宅事業を担うNOT A HOUSEが、規格住宅POD(ポッド)の予約を始めた。NOT A HOTEL DAOが発行する暗号資産(仮想通貨)NOT A HOTEL COIN(NAC)について、今回の発表では触れていない。
NOT A HOTELが社名をNOTAに、ホテル・住宅・移動・街づくりの4事業へ
新しい社名の読みは「ノタカブシキガイシャ」。同社は、NOT A HOTEL事業を中核にグループ体制を強化し、住宅、移動、街づくりへと事業領域を広げるとしている。
NOTAの公式サイトでは、4つの事業と、それぞれを率いる経営者を紹介している。
| 事業 | 会社 | 代表 |
|---|---|---|
| HOTEL(ホテル) | NOTA株式会社 | 代表取締役社長Co-CEO 濱渦伸次氏 |
| HOUSE(住宅) | NOT A HOUSE株式会社 | 代表取締役CEO 申真衣氏 |
| GARAGE(移動) | NOT A GARAGE株式会社 | 代表取締役CEO 江藤大宗氏 |
| CITY(街づくり) | NOT A CITY株式会社 | 代表取締役CEO 大森みどり氏 |
同社は、NOT A HOTELから始まった「NOT A」の考え方は否定ではなく進化を掲げたものだと説明する。新社名には、ホテルにとどまらない多様な領域の「あたりまえ」をアップデートする思いを込めたという。
NOT A HOTELの住宅PODは1棟6,980万円から、NOT A HOTELに年3泊も
PODは、NOT A HOTELがデザインする初めての住宅プロダクトだ。間取りは1ベッドルームから3ベッドルームまで選べ、内装の色や造り付けの家具、外装の仕上げなどもカスタマイズできる。NOT A HOTELと同様のスマートホームシステムも導入する。

NOT A HOUSEの公式サイトによると、本体価格は1棟6,980万円(税込)から。延床面積は約120㎡で、屋内とテラスを含む。東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県を中心に展開する予定だ。
PODのオーナー向けには、月額1万6,500円(税込)で全国のNOT A HOTELに毎年3泊できるオプションも用意した。
NOT A HOTELのNAC、住宅PODとの連携は発表されず
NACは、NOT A HOTEL DAOが発行する暗号資産で、GMOコインが2024年12月13日に取り扱いを始めた。
NOT A HOTEL DAOにNACを預ける(レンディングする)とNOT A HOTELの宿泊権が得られ、預けたNACは1年後に返還される。宿泊時の飲食やレンタカーなどの費用の支払いにも使える。
今回の社名変更とPODの発表では、NACやNOT A HOTEL DAOへの言及はなかった。NOTAの公式サイトも、事業としてはホテル・住宅・移動・街づくりの4つを掲げている。
GMOコインのチャートによると、NACの価格は執筆時点で1,064円台だった。取り扱い開始の直後に一時3,200円を付けた後は下落し、その後はIEO価格の1,000円近辺で推移している。



