- 中・長期は強気相場、「買い目線」での戦略を立てる
- 0.6025ドル付近のレジスタンスライン突破がポイント
- 下位足でトレンド確認後の買いエントリーを推奨
リップル(XRP)は中・長期で強気相場に突入しているが上昇を否定され、現在価格は0.5912ドル付近を推移している。今後、中長期で再度上昇するためには、0.6025ドル付近のレジスタンスラインを上抜けがポイントとなる相場状態だ。
この記事では、現在のチャートの分析を詳しく解説し、今後の展望を考察する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
チャート分析(XRP/USDT)今週の予測
日足チャート

4時間足チャート

リップルは日足が上昇のパーフェクオーダーとなっており、4時間足でも安値が更新されている(4時間足チャート①参照)ことから中・長期目線で強気相場と判断して良いチャート配置だ。
しかし、現在価格は日足短期HMAと中期HMAの間にあり、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近で長い上髭で上昇を否定されている(4時間足:黄色矢印②参照)状況から価格は停滞していると思われる。
今後、中長期では4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(0.6025ドル付近)がレジスタンスラインとなる可能性が高いため、0.6025ドル付近のレジスタンスラインを価格の突破が上昇トレンド開始のポイントとなるだろう。
また、4時間足ボーリンジャーバンドが現状スクィーズと判断できることから、ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴うと大きな上昇を期待できる。
一方、価格が下落した場合は下記の3つの指標がほぼ重なっているため大きなサポートとなる可能性がある。(4時間足チャート参照)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド
- 4時間足長期HMA
- 日足中期HMA
そのため、上記3つを日足レベルで価格が下抜けしなければ「売り」は考慮する必要はないと判断する。
中長期目線:エントリーポイント、利確・損切り位置
ロング

- エントリーポイント:(エントリー条件)
- 0.6025ドル付近のレジスタンスラインを価格の突破
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 4時間足もしくは1時間足でレジサポ転換もしくはダウ理論成立
- 利確目安:0.6430ドル付近
- 損切り:エントリーした際の直近安値(0.6025ドル付近)
ショート
中・長期ではエントリーポイントなし
総括(今後の見通し)
リップルは現状、中・長期では「買い目線」で戦略を立てて良い。しかし、0.6025ドル付近で上昇が止められている可能性が高いため、0.6025ドル付近のレジスタンスライン突破が買いポジションのポイントとなる。
ただし、4時間足ボリンジャーバンドを価格が大きく突き抜けた場合は反発の戻りを考慮する必要があることから、下位足でトレンド発生を確認後の買いエントリーを心掛けたい。
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