HyperLendの使い方ガイド|仮想通貨の貸借に特化した話題のプロトコル

ヤマダケイスケ
74 Min Read

この記事では、今話題のHyperEVM上に構築された「HyperLend(ハイパーレンド)」の使い方を解説します。HyperLendを活用すれば、仮想通貨の貸し出しによる利息獲得はもちろん、資産を借り入れることで効率的な資産運用を実現することも可能です。これからHyperLendに参入したいという方は、ぜひ最後まで記事をご覧ください。

HyperLend(ハイパーレンド)とは?

HyperLend公式サイト
プロトコル名HyperLend(ハイパーレンド)
サービス開始2025年3月(メインネット公開)
提供サービス仮想通貨の貸し出し・借り入れ
対応ネットワークHyperEVM
対応通貨HYPE・wstHYPE・UBTC・UETH・USDe・USDT0・sUSDe
レンディング手数料無料
公式サイトhttps://hyperlend.finance/
公式Xhttps://x.com/hyperlendx
公式Discordhttps://discord.com/invite/hyperlendfinance
紹介コードHYPER0611

HyperLend(ハイパーレンド)とは、Hyper Foundationが展開するレイヤー1「HyperEVM」上に構築されたレンディングプロトコルです。

プロトコル上では分散型取引所Hyperliquid(ハイパーリキッド)のネイティブトークン「HYPE」のほか、同チェーン上にブリッジしたビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)の貸し借りに対応。対応通貨は今後も拡張される予定です。

HyperLendは2025年3月にメインネットを公開したばかりですが、すでに貸し出し・借り入れ枠が埋まるほどの人気ぶりを見せています。エアドロップの可能性も示唆されており、Hyperliquidエコシステム注目のプロトコルです。

以下では、HyperLendの特徴を詳しく解説します。ぜひ各項目をタップしてチェックしてみてください。

リスク許容度に応じたプールを用意

HyperLendではユーザーのリスク許容度に応じて、「Core」・「Isolated」の2種類のプールを用意しています。それぞれのプールの簡単な特徴については、ぜひ以下を参照してください。

CoreIsolated
構成資産複数の仮想通貨で構成2種類の仮想通貨のみで構成
資金効率高い低い
リスク高い低い

Coreは複数資産の貸し借りに対応したプールであるため、資金運用効率が高い点がメリット。しかし、いずれかの仮想通貨が急変動を起こした場合、プール全体にリスクが及ぶ点がデメリットと言えます。

一方、Isolatedは担保資産・借入れ資産の2種類でそれぞれ資産が独立しています。資金効率はCoreに及びませんが、資産の急変動時に他のプールへの影響を最小限に抑えられる点がメリットです。

資金効率も加味しながら、ユーザーが任意でプールを選べる点がHyperLendの魅力になっています。

Tips

執筆時点ではレンディング・ボローイング共に、提供されているプールはCoreのみです。今後のアップデート等を通じて、Isolatedに対応する可能性が考えられます。

効率的な借り入れに対応したE-Mode

HyperLendのボローイングでは、効率的な借り入れを可能にする「E-Mode」を実装しています。

この機能は言わば、「担保評価額に対する借入額の割合を高める機能」です。担保資産と借り入れ資産を互いに関連性の高いカテゴリに設定することで、同じ担保でもより多くの資産を借り入れられます。

例えば、ステーブルコイン同士やHyperliquidプロダクト関連など。関連性の高いカテゴリの仮想通貨は価格変動が似通う傾向があるため、価格変動リスクを抑えながら効率的な資産運用を実現します。

Tips

E-ModeをONにした場合、設定したカテゴリ以外の仮想通貨を担保・借り入れ資産に設定できなくなります。E-Modeの設定方法についてはぜひ「HyperLendの使い方」を参照してください。

レバレッジを活用した自動運用機能

HyperLendは現在、レバレッジを活用した革新的な機能として「HyperLoop」を開発中です。

HyperLoopでは利息を得るための「イールド資産」、Loop機能内で借り入れを行う「負債資産」の2種類の仮想通貨を活用します。具体的なHyperLoopの流れについては以下のとおりです。

HyperLoopの流れ

  1. フラッシュローンで負債資産を一時的に借り入れ
  2. 負債資産を利息を得たいイールド資産に交換する
  3. イールド資産を担保に同額の負債資産を借り入れ
  4. 負債資産と自身の担保資産でフラッシュローンを返済


イールド資産を担保に負債資産を借り、その負債資産を再度イールド資産に交換して担保に追加するといったように、HyperLoopではこの一連のサイクルを自動的に繰り返すのが特徴です。

この機能によって自動化による手間の削減を実現しながら、より効率的な利息獲得を目指せます。メインネットではまだ実装されていませんが、今後の実装と機能拡張に期待したいところです。

独自トークンエアドロップの期待大

HyperLendは2025年3月より、プロトコルへ貢献するユーザーへのインセンティブを目的として独自のポイントプログラムを開始しました。

このプログラムでは、HyperLend上におけるレンディングやボローイング等の活動を行うユーザーに対してポイントが付与されます。ポイントは週ベースで付与されますが、付与ポイントの計算方法は未公開です。

Tips

HyperLendのテストネット参加者やHyperliquid関連のNFT「Hypio NFT」を保有するユーザーは、獲得ポイントにボーナス倍率が適用。初期貢献者やエコシステム支援者を優遇する仕組みを導入しています。

ポイントの使い道は明らかになっていませんが、可能性として独自トークンのエアドロップが考えられます。

DEX(分散型取引所)である「Hyperliquid」は過去にネイティブトークン「HYPE」のエアドロップを実施し、億万長者が続出しました。HyperLendもHyperliquid関連のプロコトルであるため、SNS上でも大規模なエアドロップが行われるのではないかという期待感が高まっています。

関連:Hyperliquid、「HYPE」エアドロップで億万長者が続出

HyperLendを使う前の準備【初心者向け】

必要な準備

  1. 仮想通貨取引所の口座開設
  2. 仮想通貨取引所でHYPEを購入
  3. メタマスクのアカウント作成
  4. メタマスクにHyperliquidチェーンを追加
  5. メタマスクにHYPEを送金

HyperLendを利用する際は、事前に上記5ステップで準備が必要です。ここでは、仮想通貨初心者の方向けにパソコンを使って各準備手順を解説します。DEXのHyperliquidを使ったHYPE準備方法も補足として紹介するので、ぜひどちらかの手順で必要な準備を進めてみてください。

STEP1:仮想通貨取引所の口座開設

HYPE購入の元手通貨を購入するため、まずは国内の仮想通貨取引所の口座開設を進めます。ジナコインでは以下のとおり、シンプルで初心者人気の高い4つの取引所をおすすめしています。

おすすめ国内仮想通貨取引所

  • GMOコイン
    GMOコインは、手数料の安さと取扱銘柄の豊富さで定評のある国内取引所です。特に仮想通貨の送金手数料が無料であるため、海外仮想通貨取引所やMetaMask(メタマスク)などへの送金におすすめです。
  • コインチェック
    コインチェックは国内でもトップクラスのユーザー数を持つ仮想通貨取引所です。仮想通貨の売買手数料が無料で、積立やレンディングなど豊富なサービスを提供しています。特にスマホアプリの操作性やデザインが高評価で、仮想通貨初心者におすすめの取引所です。
  • ビットバンク
    ビットバンクは、高いセキュリティと多様な取扱銘柄が魅力の国内仮想通貨取引所です。預かり資産の大半をコールドウォレットで管理し、マルチシグ対応など堅牢なセキュリティ体制を整えています。現物取引に加え、信用取引やレンディングサービスも提供しており、取引スタイルに応じた柔軟な運用が可能です。また、板取引に対応しており、スプレッドが狭く中上級者にも人気です。
  • bitFlyer
    bitFlyerは、国内最大級のビットコイン取引量を誇る国内取引所です。ビットコインが貯まるクレジットカードや、Vポイント(旧Tポイント)をビットコインに交換できるサービスが評判です。さらに、少額から仮想通貨を手数料無料で購入できる点も魅力です。

国内取引所は、トラベルルールの影響で海外取引所との送金が制限される場合があります。そんなときは、メタマスクなどのプライベートウォレットを経由すれば問題ありません。

STEP2:仮想通貨取引所でHYPEを購入

国内取引所で元手通貨を購入後、海外の仮想通貨取引所でHYPE購入を進めます。執筆時点において、以下のような大手取引所の現物取引を使うことでHYPEを購入できます。

HYPEを取り扱う海外仮想通貨取引所

Bitget:充実した取引と資産運用・豪華なBGB保有特典を用意
MEXC:レバレッジ最大200倍・業界トップクラスの取扱通貨数
KuCoin:強固なセキュリティやシンプルな操作性で高い評価

上記の大手取引所の口座開設後は、以下の手順で元手通貨の送金やHYPE購入を進めてください。

HYPE購入までの流れ

  1. 国内取引所で元手通貨を購入
  2. 海外取引所に元手通貨を送金
  3. 元手通貨でUSDTを購入
  4. USDTでHYPEを購入

海外取引所では現物取引のほか、より簡素化された仮想通貨の変換機能を提供しているケースも。元手通貨から直接HYPEに交換できる場合があるので、各取引所の公式サイトから機能をチェックしてみてください。

STEP3:メタマスクのアカウント作成

HyperLendとの接続やHYPE管理に利用する仮想通貨ウォレット「メタマスク」のアカウント作成を進めます。アカウント作成手順は以下の4ステップです。

メタマスクのアカウント作成手順

  1. メタマスクの拡張機能をダウンロード
  2. 新規ウォレット作成を選択する
  3. ウォレットのパスワード設定を行う
  4. シークレットフレーズのメモ・確認

シークレットフレーズはメタマスクの資産情報を復旧する際の鍵になります。万が一トラブルがあった際にすぐ対応できるよう、必ず表示されたシークレットフレーズはメモ等に記録・保管してください。

関連:【PC版】メタマスクのアカウント作成方法

STEP4:メタマスクにHyperliquidチェーンを追加

メタマスクにHyperliquidチェーンを追加します。メタマスクはデフォルトでHyperliquidチェーンに対応していないので、以下の手順で追加作業を進めてください。

ネットワークの追加手順

  1. ホームからネットワーク選択画面を開く
  2. 「カスタムネットワークを追加」をクリック
  3. Hyperliquidのネットワーク情報を入力

Hyperliquidチェーンのネットワーク情報は以下のとおりです。仮に入力間違いがあるとトランザクションがうまく処理されない可能性があるため、ネットワーク情報は必ずコピペを使って入力してください。

ネットワーク名Hyperliquid(任意)
RPC URLhttps://rpc.hyperliquid.xyz/evm
チェーンID999
シンボルHYPE
ブロックチェーンエクスプローラーURLhttps://purrsec.com

関連:【PC版】メタマスクにネットワークを追加する方法

STEP5:メタマスクにHYPEを送金

最後に、海外取引所から以下の手順でHYPEをメタマスクへ送金します。

HYPEの送金手順

  1. メタマスクから入金アドレスを取得する
  2. 海外取引所からHYPEの送金処理を行う
  3. メタマスクでHYPEの着金を確認する

入金アドレスの入力ミスがあると、送金したHYPEを紛失する可能性が高まります。入金アドレスはコピーできるようになっているので、必ずコピペを活用して紛失リスクを回避しましょう。

関連:【PC版】メタマスクに仮想通貨を入金する方法

【補足】Hyperliquid上でHYPEを準備する方法

Hyperliquid(DEX)を利用すれば、上記で紹介した手順と同じようにHYPEの準備を進められます。Hyperliquid経由でHYPEを用意したいという方は、以下の手順でまず事前準備を済ませてください。

Hyperliquidを利用する際の事前準備

  1. 仮想通貨取引所の口座開設
  2. 仮想通貨取引所でUSDCを購入
  3. メタマスクのアカウント作成
  4. メタマスクにArbitrum Oneを追加
  5. Arbitrum One経由でUSDCを送金
  6. Hyperliquidとメタマスクを連携
  7. HyperliquidにUSDCを入金
  8. USDCをスポットアカウントへ振替
  9. 現物取引からUSDCでHYPEを購入

Hyperliquid上で管理しているHYEPは、メタマスクのHyperliquidチェーン上に直接送金できます。あらかじめメタマスクにネットワーク追加を進めたうえで、以下手順で送金を進めてください。

メタマスクへのHYPE送金手順

  1. Hyperliquidのメニューから「Portfolio」を選択
  2. BalancesからHYPEの「Transfer to EVM」をクリック
  3. 資金移動するHYPE量を設定後に「Confirm」をクリック
  4. メタマスクでトランザクションの確認を完了させる

関連:【PC版】HyperliquidからメタマスクにHYPEを送金する方法

HyperLendの使い方

ここでは、HyperLendの基本的な使い方をパソコンを使って解説します。スマホブラウザでも基本的な流れは同じです。全手順画像付きで解説していくので、ぜひウォレットの連携から手順をチェックしてみてください。

スマホ利用時の注意点

スマホでレンディング・ボローイングを行う際、執筆時点ではメタマスクの承認でエラーが発生します。問題が解消されるまでは、ぜひパソコンを利用してHyperLendの各種機能利用を進めてください。

ウォレット連携と初期設定

HyperLendを利用する際は、事前に準備したメタマスクとの連携が必要です。まずは以下のリンクからHyperLend公式サイトへアクセスしてください。

公式サイトへ移動後、画面上部の「Connect Wallet」をクリックします。

ウォレット連携と初期設定1

続いて、ウォレット選択画面が表示されるので「MetaMask」をクリックします。

ウォレット連携と初期設定2

メタマスクが起動するので、「接続」をクリックしてサイトとの連携を許可してください。これでHyperLendとメタマスクの連携は完了です。

ウォレット連携と初期設定3

HyperLendのダッシュボード画面が表示されたら、初期設定としてユーザー名の設定を済ませましょう。画面内の「Choose Usename」をクリックしてください。

ウォレット連携と初期設定4

任意のユーザー名を入力後、「Update Name」をクリックします。

ウォレット連携と初期設定5

メタマスクが起動するので、署名要求から「確認」をクリックすれば設定完了です。

ウォレット連携と初期設定6

レンディング(貸し出し)

レンディングでは、保有する仮想通貨を貸し出すことで利息収入を得られます。最低貸出額は設定されていないため、少額でも貸し出し可能。ただし、対応通貨ごとに供給上限が設定されている点に注意が必要です。

執筆現在のレンディング対応通貨や利息状況等については、ぜひ以下を参照してください。

対応通貨利息供給余力
HYPE0.37%15.89%
wstHYPE0%2.48%
UBTC1.93%供給余力なし
UETH1.79%供給余力なし
USDe1.31%供給余力なし
sUSDe0%27.78%
USDT01.75%供給余力なし
利息や供給余力は2025年5月29日執筆時点

供給余力の関係上、執筆時点でレンディングできるのはHYPE・wstHYPE・sUSDeの3種類です。ここでは、実際に準備したHYPEを使ってHyperLendでのレンディングを進めてみます。

まずは、ダッシュボード画面下の「Suppliable」タブを選択。その後、HYPEの右側に表示された「Supply」をクリックします。

レンディング1

HYPEのレンディング数量を設定後、「Supply」をクリックします。

レンディング2

メタマスクが起動するので、トランザクションの確認を済ませます。この際、ネットワーク手数料として少額のHYPE負担が必要になる点に注意してください。

レンディング3

HYPEのレンディングが完了します。画面内の「Done」をクリックしてダッシュボードに移動しましょう。

レンディング4

レンディング資産の合計額や全ポジションにおける利息などは、このダッシュボード画面から確認できます。

レンディング5

レンディングの解除手順

レンディングを解除する際は、ダッシュボードの「Suppliable」タブからHYPEをクリックします。

レンディングの解除手順1

HYPEの詳細画面が開くので、右側の画面から「Withdraw」タブを選択。レンディング解除したい数量を任意で設定し、「Approve」をタップします。

その後、メタマスクが起動するので、トランザクションの確認とネットワークの手数料支払いを進めてください。確認完了後、メタマスクにレンディングしていたHYPEが反映されます。

レンディングの解除手順2

ボローイング(借り入れ)

ボローイングでは、保有する仮想通貨を担保にして別の仮想通貨を借り入れできます。

最大借入額は、「レンディングした担保の価値+利用可能な流動性」に応じて決まります。なお、借り入れた仮想通貨を返済する場合は、借り入れたときと同じ仮想通貨で返済しなければなりません。

執筆現在のボローイング対応通貨や利息状況等については、ぜひ以下を参照してください。

対応通貨利息借り入れ可能容量
HYPE0.81%借り入れ上限
wstHYPE0.01%借り入れ上限
UBTC3.77%借り入れ上限
UETH3.39%借り入れ上限
USDe3.30%借り入れ上限
sUSDe0%借り入れ調整中
USDT03.83%借り入れ上限
利息や供給余力は2025年5月29日執筆時点

Tips

借り入れ上限に達している通貨は、新たにボローイングできません。タイミングによっては容量に空きが出ることもあるので、逐一借り入れ状況をチェックしておくのがおすすめです。

実際にボローイングする前に、まずはHyperLendの特徴でもある「E-Mode機能」をONにしましょう。ダッシュボード画面の「You Borrowed」から「E-Mode:OFF」をクリックします。

ボローイング1

モードでの任意のカテゴリを選択後、「Enable E-Mode」をクリックします。なお、執筆時点において対応しているカテゴリは「HYPE correlated(HYPE関連の通貨)」のみです。

ボローイング2

メタマスクでトランザクション確認を済ませると、E-ModeがONの設定に切り替わります。

ボローイング3

E-Mode設定後、実際にHYPEをボローイングしてみます。ダッシュボード画面下から「Borrowable」タブをクリックし、HYPEの右側に表示された「Borrow」をクリックします。

ボローイング4

ボローイング数量を設定後、「Approve」をクリックします。

ボローイング5

メタマスクが起動するので、トランザクションの確認を済ませます。この際、ネットワーク手数料として少額のHYPE負担が必要になる点に注意してください。

ボローイング6

HYPEのボローイングが完了します。画面内の「Done」をクリックしてダッシュボードに移動しましょう。

ボローイング7

ボローイングの合計額や利息等は、ダッシュボード画面右側の「Total Borrowed」から確認できます。

ボローイング8

ヘルスファクターに要注意

ボローイング時はヘルスファクターにも注意しておく必要があります。これはいわば、「担保資産と借り入れ資産(ポジション)の安全性を示す指標」です。

ヘルスファクター

ヘルスファクターの数値が高い場合は、ポジションの安全性が高く保たれている証拠です。対して、数値が0に近い場合は、資産返済のために担保資産が強制清算されるリスクが高まります。

ヘルスファクターの数値を高める方法としては、一部ボローイングした資産を返済する、追加の担保を預けるなどの方法があります。状況に応じて使い分けてみてください。

ボローイング資産の返済

借り入れ資産を返済する際は、ダッシュボード画面から借り入れた資産をクリックします。

ボローイング資産の返済1

詳細画面に移動後、画面右から「Repay」タブを選択。返済数量を設定して「Repay」をクリック後、メタマスクでトランザクションの確認を済ませてください。

ボローイング資産の返済2

HyperLendでは資産の返済期限は設けられていません。ただし、時間経過によって利息が膨らむ点、ヘルスファクターの低下による強制清算リスクが高まる点には注意してください。

紹介コードの確認・取得

HyperLendでは固有の紹介コード生成が可能です。生成した紹介コードを使って友達をHyperLendに招待すると、追加でポイントを獲得できます。

また、友達紹介では13段階のティアが用意されているのもポイント。友達が獲得したポイントの合計値に応じて自身のティアが上昇し、ポイント獲得時に各ティアで設定されたポイントブーストが適用されます。

ティアの上昇に必要なポイント数、ポイントブーストの適用率は執筆現在で明かされていません。エアドロップ狙いの方は、ぜひ積極的な友達紹介を進めてポイント獲得を目指してみてください。

紹介コードを取得する際は、まずホーム画面のメニューから「Referrals」をクリックします。

紹介コードの確認・取得1

Referrals画面の「Refer Frens」タブの下から、「Sign In」をクリックしてください。

紹介コードの確認・取得2

メタマスクが起動するので、トランザクションの署名を済ませます。

紹介コードの確認・取得3

Referrals画面に戻るので、任意の紹介コードを設定して「Register」をクリックします。

紹介コードの確認・取得4

設定した紹介コードが生成されます。「Copy Url」をクリックすれば生成した紹介コードをコピーできるので、あとはSNS等を活用して友達と紹介コードを共有してください。

紹介コードの確認・取得5

Tips

紹介状況の確認

詳しい紹介状況については、Referrals画面の「My Referrals」タブからチェックできます。この画面では、紹介人数や友達の獲得ポイント、現在のティアといった情報の把握が可能です。

ポイントの確認・XPの獲得

レンディング等で獲得したポイントはダッシュボードのほか、メニューの「Points」画面から確認できます。合計ポイントはもちろん、現在のティアやランク、週ベースでの獲得ポイントなどもチェック可能です。

ポイントの確認・XPの獲得1

また、この画面からは毎日プロトコルを利用するユーザーのために用意された「デイリークレーム」を請求できます。デイリークレームでは24時間に1回、ポイントに変換できるXP(経験値)の獲得が可能です。

ポイントの確認・XPの獲得2

ただし、XP獲得には以下2つの条件が設けられている点に注意してください。

デイリークレームの請求条件

  • 最低でも100ポイント以上獲得している
  • プロトコルに50ドル以上預けている

自身のティアを高めていけば、毎日もらえるXPの量が増えていく仕組みです。条件を満たしている方は、ぜひPoints画面の「Daily Drop」からコツコツとXPを請求してみてください。

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仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
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