- リップル(XRP):短期HMA割れで続落警戒、2.2ドルを意識
- ビットコイン(BTC):107,400ドル攻防後に下向き優勢、103,500ドルを目安
- イーサリアム(ETH):4時間足長期HMA上抜け失敗、3,670ドル試しの展開
- ドージコイン(DOGE):戻り売り圧強く、0.178ドル割れなら下値拡大へ
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降トレンドを成立
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.2ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、2.43ドル付近を推移している。昨日から4時間足長期HMA付近で推移しており、短期的には方向感の乏しい値動きが続いている。4時間足ボリンジャーバンドがさらに収縮している点からも、中期的にはレンジ相場を形成しつつあると判断できる。相場の方向感を決定づけるには、日足中期HMAの上抜けまたは日足短期HMAの下抜けが必要な局面だ。
一方で、日足レベルでは依然として下降トレンド内での押し目形成局面とみられ、上値は限定的である。したがって、今後1時間足レベルで下降トレンドを成立させながら日足短期HMAを下抜けした場合、ショートエントリーを検討したい。
利確目安は2.2ドル付近、損切りは日足短期HMA直上もしくはエントリー時点での直近高値が妥当である。
さらに、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴って2.2ドルを明確に割り込む展開となれば、中長期的には1.9ドル付近までの下落も視野に入る。一方で、2.2ドルで下げ止まる場合は一時的にレンジ継続となる可能性もある。
ただし、日足中期HMAを上抜けしない限り、上昇転換の兆しは弱く、短期〜中期にかけては下目線を維持する戦略が有効と考えられる。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで明確な下降トレンドを形成
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから103,500ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、107,900ドル付近を推移している。昨日は107,400ドル付近のサポートで一時下げ止まりを見せたものの、その後の上昇は4時間足長期HMAで上値を抑えられ反落し、全体として下落基調で終えた。短期的には方向感が乏しい展開となっているが、価格は依然として4時間足長期HMAおよび日足中期HMAの下に位置しており、上値の重さが意識される状況だ。
今後は、1時間足レベルで明確な下降トレンドを形成し、日足短期HMAを下抜けした場合にショートエントリーを検討したい。利確目安は4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドに重なる103,500ドル付近とする。日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点の直近高値を損切り基準に置くのが妥当だろう。
長期的には、103,500ドル付近で一時的な停滞を見せる可能性があるが、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴う強い下落圧が確認されれば、98,000ドル付近までの下落を視野に入れた戦略も有効と考える。上値抵抗帯が明確であることから、当面は戻り売り優勢の地合いが続く展開となりそうだ。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで明確な下降トレンドを形成
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから3,670ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、3,850ドル付近を推移している。昨日は日足短期HMA付近から急騰し、一時4時間足長期HMAを上抜けしたものの反落し、再び日足短期HMAを下抜ける動きを見せている。全体としては、日足および4時間足ともに下降トレンド内での戻り売り局面にあると判断できる。
現状、価格は4時間足長期HMAおよび日足中期HMAを上抜けできず、上値の重さが顕著である。したがって、今後1時間足レベルで明確な下降トレンドを形成しながら日足短期HMAを下抜けた場合、ショートエントリーを検討したい。 利確目安は4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドに重なる3,670ドル付近とするのが妥当である。損切りは日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点の直近高値を基準とする。
また、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションが発生し、3,670ドル付近を明確に割り込む展開となれば、中長期的には3,400ドル付近までの下落も視野に入る。一方で、3,670ドル付近で下げ止まる場合は横ばい推移へ移行する可能性もある。ただし、日足中期HMAを上抜けしない限りは上昇転換の兆しは弱く、短期の下落狙いを軸に中長期の売り戦略を維持する展開が有効と考えられる。
ドージコイン(DOGE)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを下抜けし、1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.178ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上
ドージコイン(DOGE)は現在、0.194ドル付近で推移している。昨日は短期的な下落基調から一時的に反発し急騰したものの、4時間足長期HMAを上抜け維持できず反落し、日足レベルでは陰線で引けている。短期的な上昇エネルギーが継続せず、戻り売り圧が強い状況が確認できる。
現状、価格直下には1時間足長期HMAが控えており、短期的には方向感が明確でないが、4時間足長期HMAで上値を抑えられており、日足レベルでは下降の押し目形成中と判断できる。したがって、今後1時間足長期HMAを下抜けし、1時間足レベルで下降トレンドを成立させながら日足短期HMAを下抜けした場合、ショートエントリーを検討したい。
利確目安は0.178ドル付近、損切りは日足短期HMA直上を基準とする。
中長期的には、4時間足ボリンジャーバンドの収縮が進行しているため、0.178ドル付近まで下落したとしても一時的な停滞が発生する可能性が高い。しかし、日足短期HMAを明確に下抜けすることで売り圧が高まり、バンドのエクスパンションを誘発した場合、0.144ドル付近までの下落も想定される。そのため、短期の戻り売りを基軸としながら、0.178ドルを明確に割り込んだ際には深い下落に備えた戦略が有効になるだろう。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7