- リップル(XRP):1時間足長期HMAを維持し3.185ドルを目標とする上昇余地
- ビットコイン(BTC):1時間足長期HMA起点で押し目形成なら123,340~124,500ドルを狙う展開
- イーサリアム(ETH):1時間足長期HMA付近から反発すれば4,650ドル付近まで上昇視野
- ドージコイン(DOGE):1時間足長期HMA起点で上昇のダウ成立なら0.29ドルまで上昇余地
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを割らない状態で1時間足レベルで上昇のダウ理論をが成立したポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足一目均衡表雲上端もしくは3.185ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、3.03ドル付近を推移している。昨日は1時間足レベルの上昇トレンドを継続させながら3.0ドルおよび日足長期HMAを突破したが、その後は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを突き抜けた反動で3.0ドル付近まで反落した。
現状では4時間足ボリンジャーバンドまで到達したことから、1時間足レベルでは上昇の調整に移行する可能性が高い。ただし、日足MACDがプラス圏に入っており、4時間足ではパーフェクトオーダーが成立しているうえにボリンジャーバンドのエクスパンションも確認できるため、上昇圧力は依然として強いと判断できる。そのため、今後1時間足長期HMAを割らずに推移しつつ1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立すれば、短期的には日足一目均衡表雲上端もしくは3.185ドル付近までの上昇が見込めるだろう。
一方で、中長期的には日足レベルで上昇トレンドが確立しているとは言い難く、さらなる上昇には日足一目均衡表雲の突破と日足レベルでの上昇ダウ成立が必要である。とはいえ、市場が徐々に買い優勢へ傾いている点を踏まえると、当面は短期的な上昇を取りに行きながら、長期的な上昇再開の条件が整うのを待つ局面といえる。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近で押し目形成
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 日足長期HMAを下回っている場合は上抜け後
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 123,340ドルから124,500ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、120,050ドル付近を推移している。昨日夜、1時間足レベルで上昇トレンドが成立し、日足長期HMAおよび120,000ドルを突破した。その後は日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近まで上昇し、直近では反発の値動きとなっている。
1時間足MACDは前回より上昇率が低下しており、短期的には下落方向の動きが意識されやすい。ただし、4時間足ではパーフェクトオーダーが成立しており、日足においても短期HMAが上昇波を形成し、中期HMAとのゴールデンクロスが確認されていることから、中期的には買い優勢の展開と判断できる。
したがって、1時間足長期HMAを割らない状態で押し目を形成し、その後に上昇の値動きへ転じれば、123,340ドルから史上最高値124,500ドル付近までの上昇余地が見込めるだろう。もっとも、長期的にはまだ上昇トレンドが定着したとは言い難く、最高値突破に向けては日足レベルでの押し目形成を待つ必要があると考える。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMA付近を起点に押し目形成後上昇
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4,650ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、4,510ドル付近を推移している。昨日は日足中期HMAと日足一目均衡表雲上端で上昇を抑えられていたが、本日に入り1時間足レベルで上昇トレンドを形成し、日足一目均衡表雲を上抜けする動きとなった。
現状は4,500ドル付近で一時的に上昇が止まっているものの、4時間足では依然として買い圧が残り、上部に明確な抵抗帯が見当たらないため、今後は1時間足長期HMA付近を起点に押し目を形成し、1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立すれば4,650ドル付近までの上昇余地が見込める。
一方で、日足レベルではまだ明確な上昇トレンドの配置とはなっていない。そのため直近での大幅な上値追いは限定的と考えられる。ただし、このまま上昇圧が継続し、日足中期HMAを基点とした反発から日足短期HMAの上昇の波が確立すれば、最高値突破を視野に入れる局面が訪れる可能性もある。
ドージコイン(DOGE)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを起点に上昇し1時間足中期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.29ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値、もしくは1時間足中期HMA直下
ドージコイン(DOGE)は現在、0.260ドル付近を推移している。昨日は1時間足で上昇トレンドを形成し、4時間足長期HMAおよび日足中期HMAを突破して0.265ドルまで上昇した。現在は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド到達により短期的な上昇圧の鈍化が見られる。
しかし、4時間足では押し目形成に移行しつつあると判断でき、今後1時間足長期HMAを起点に上昇し1時間足中期HMAを上抜け、さらに上昇のダウ理論が成立すれば、0.27ドル付近の抵抗を突破し0.29ドルまで上昇余地があるだろう。
中長期的にはMACDが上昇圧を示しているものの、まだパーフェクトオーダーは成立していないため、日足レベルでのトレンド転換を確認するまでは慎重に対応する必要がある。
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
関連:リップル、3.0ドルでの攻防──押し目後の上昇再開で3.185ドル目標【仮想通貨チャート分析】XRP、BTC、ETH、SOL
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7