- ビットコイン(BTC): 日足短期HMAで押し目形成なら88,861ドル付近まで上昇
- イーサリアム(ETH): 4時間足雲上抜けで買い圧強まる、1,673ドルが短期目標
- リップル(XRP): 4時間足雲を突破、次は2.1901ドルの上限試しに注目
- ソラナ(SOL): 1時間足雲を下抜けなら136.33ドル割れから戻り売り狙い
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 反発後日足短期HMA付近で押し目形成を確認
※日足短期HMAを下抜けした場合はエントリー中止
- 反発後日足短期HMA付近で押し目形成を確認
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 88,861.2ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMAを下抜け
ビットコイン(BTC)は、東京市場の開場以降に急騰し、87,000ドルを突破。価格はこれまで強い抵抗帯として意識されていた日足一目均衡表雲に突入し、買い圧力が一段と強まる構図となっている。
ただし、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドを明確に上抜けた形のため買われ過ぎと判断され反発される可能性が高い。そのため、エントリーは慎重に見極めるべき局面である。
短期的には、日足短期HMA付近での押し目形成を確認できた場合にロングを狙うのが望ましい。上値の目標は、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドおよび直近高値水準である88,861.2ドル付近となる。一方で、日足短期HMAを明確に下抜けた場合は、エントリーを見送る判断が安全といえる。全体としては、無理なポジション取りは避け、押し目待ちのスタンスが有効である。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMA付近での反発を確認後
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドもしくは1673.02ドル付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMAを下抜け
イーサリアム(ETH)は、本日9時以降に4時間足一目均衡表雲上端を上抜けたことで、上昇圧が一段と強まり直近高値を更新する展開となった。これまで上値を抑えていた雲を突破したことは、テクニカル的にも重要な節目の突破といえる。
現在の価格は、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドおよび1,673.02ドルの水平線に接近しており、短期的な達成感や反落の可能性も考慮される水準である。一方で、日足短期HMAがサポートとして機能しているため、今後一時的な押し戻しがあった場合、このラインでの反発を確認してからのロングエントリーが有効と判断できる。
中期的には、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションが確認されれば、1,673.02ドルを明確に上抜けすることでさらなる上昇が見込まれるが、長期視点では依然として日足長期HMAの下で推移していることから、上昇トレンド確定にはもう一段の上昇が必要である。短期戦略としては、押し目を待った慎重なロングを基本スタンスとしたい。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲上端上抜け
- 下位足で上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(2.1901ドル付近)
- 損切り目安:
- 4時間足一目均衡表雲上端下抜け、もしくは日足短期HMA下抜け
リップル(XRP)は、ビットコインをはじめとした他の仮想通貨の上昇トレンドに連動する形で、短期的に買い優勢の展開となっている。日足短期HMAを明確に上抜けたことで、相場全体の地合いに対する反応が良好であることがうかがえる。
現時点では、4時間足一目均衡表雲の上端を上抜けており、上昇圧力の強まりが見られる。特に、下位足では上昇のダウ理論が成立しており、テクニカル的には短期的なロングエントリーが可能な状況となっている。エントリー後は、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(2.1901ドル)までの上昇が想定される。
ただし、損切りラインとしては4時間足一目均衡表雲の上端再下抜け、もしくは日足短期HMAの割れを設定し、リスク管理には十分留意する必要がある。中期的には、押し目形成とともにボリンジャーバンドのエクスパンションが確認できれば、さらに上の2.2501ドル付近までの上昇が視野に入るだろう。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足一目均衡表雲下抜け
- 下降のダウ理論を形成
- 136.33ドルそ下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足一目均衡表雲下抜け
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ソラナ(SOL)は、日足一目均衡表雲の上端で明確に反落し、買い圧力の弱さが露呈する形となった。特に、4時間足MACDではゴールデンクロス未達となっており、上昇の勢いに欠ける印象を受ける。
そのため、短期的には1時間足一目均衡表雲を下抜けた後、下降のダウ理論を形成し、136.33ドルを下抜けしたタイミングでのショートエントリーが想定される。目先の下値目標としては、4時間足一目均衡表雲の下限が意識される展開となる。ただし、日足・4時間足雲の間に価格があることから安定した値動きとならない可能性が高いためポジション管理には注意してほしい。
中長期的には、日足一目均衡表雲、4時間足一目均衡表雲のどちらかを抜けなければ方向性が明確にならないと推測する。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7