国産ブロックチェーンゲーム「キャプテン翼 -RIVALS- Polygon/Oasys」の運営チームは27日、2025年11月28日(金)15時をもってサービスを終了すると発表した。同ゲームは約3年近くにわたって運営されてきたが、「今後のゲームエコシステムを継続することが困難」として苦渋の決断に至ったとしている。
段階的にサービス機能を停止
運営チームは「歴史あるIP『キャプテン翼』と共に、ブロックチェーンゲームという新しい領域に挑戦することは決して容易な道ではなかった」と振り返り、「長期的なゲーム運営を目指してきたが、今後のゲームエコシステムを継続することが困難となった」と説明している。
サービス終了に向けて段階的な機能停止が実施される。10月27日8時59分には入金・GEM購入、RIVALSモード・PvPモード、ARENA PvPモード、マーケットプレイスが終了となる。11月7日15時にはアリーナ(スペシャルマッチ)が終了し、最終的に11月28日15時にアプリ・サイトが完全にクローズされる予定。
トークンとNFTの取り扱いに注意喚起
サービス終了に伴い、TSUGT、TSUBASAUT、POL、OASの各トークンについて、サービス終了までに出金することを強く推奨している。サービス終了後は出金できなくなるため、ユーザーは期限内での対応が必要となる。なお、TSUBASAUTについては出金可能額を超えての出金はできないとしている。
NFTについては、サービス終了後に閲覧ができなくなることが明らかにされた。ユーザーが保有するNFTの今後の取り扱いについて、詳細な対応策は示されていない。
運営チームは「これまで支えてくださったステークホルダーや連携プロジェクトの皆さまに心より感謝申し上げます」とコメントし、「残された期間はわずかではありますが、最後の瞬間まで『キャプテン翼-RIVALS- Polygon/Oasys』の世界を楽しんでいただければ幸い」と結んでいる。