ビットコイン
BTCは2日、下降トレンドライン(6万9,000ドル付近)のブレイクにトライしたものの、強い売り圧力に阻まれ陰線を確定した。現在価格が、6万6,000~6万7,000ドル付近で攻防を続ける中、SNS上では今後の更なる下落や、ボラティリティの急拡大を警告する投稿が相次いでいる。
7万ドルの上方ブレイクが直近の焦点
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのLP氏は2日、自身のXにて「7万ドルの壁を越えられるかどうかが今後の焦点になる」との見解を示した。
現在のビットコインは、オーダーブック上で明確な「上下の壁」に挟まれている状態だ。実際、6万ドル〜6万4,000ドルのゾーンでは強い買い意欲が確認されており、その影響で価格は一時的に6万8,000ドル〜6万9,000ドル付近まで押し上げられた。
しかしその一方で、6万9,000ドル〜7万ドルのゾーンでは継続的に強い売り圧力が出ており、明確なレジスタンスとして価格を抑えつけている。
今後のポイントとしては、数日以内に7万ドルを明確に上抜けて、その水準を維持できるかどうかが非常に重要になってくる。このラインを奪還できなければ、売り優勢と判断され、価格は再び下方向へと向かう可能性が高い。
その場合、最初に意識されるのが6万5,000ドル付近で、さらに売りが強まれば6万3,000ドル付近まで下落が拡大する可能性もある、とLP氏は結論づけた。
手数料低下がボラティリティ急拡大を示唆
投資データ分析プラットフォーム、アルフラクタルの共同創業者であるジョアン・ウェドソン氏は2日、自身のXにて「ビットコイン市場に、大きな価格変動が近づいている」と警鐘を鳴らした。
現在のビットコインは価格自体は6万6,000ドル台と、弱気ながらも比較的安定して推移しているが、市場にとって重要な指標である「オンチェーン手数料」に注目すると、警戒すべき状況が見えてくる。
ビットコインの1日あたりの手数料収益は現在、2022年と同水準まで低下しており、これは過去6年間の中でも最も低い水準である。この状態は、ネットワークの利用需要が弱いことを意味しており、「ビットコインを使っている人が少ない状態」を示唆している。
さらに、この指標を対数スケールで見ることで、現在の水準がいかに異常に低い位置にあるかがより明確になる。過去の傾向を見ると、オンチェーン手数料が極端に落ち込んだ後は、市場のボラティリティが急拡大するケースが多い、とウェドソン氏は締めくくった。
ビットコイン市場は引き続き下値への警戒が続くが、今後上下どちらかに急変動する可能性が高い環境でもあるため、リスク管理を徹底しつつ、上下どちらの展開も想定したトレードを心がけるべき局面だ。
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