東証スタンダード市場上場のAIフュージョンキャピタルグループ株式会社(254A)は20日、グループ会社のミライウェルスマネジメント株式会社(MWM社)が投資戦略の一環として、約1億円分のビットコインを追加購入したと発表した。
同社は2025年3月11日の取締役会で総額5億円分の暗号資産購入を決議。3月13日に約2億円分、4月9日に約1億円分のビットコインを購入しており、今回の追加購入で累計約4億円分の購入を実行したことになる。
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過去最高値更新の動きを投資機会と判断
同社は追加購入の背景について「ビットコインの価格が2025年9月末頃から更に上昇しており、過去最高値を更新する動きが見られた。グローバルな需要は投資信託等を通じて、個人投資家だけではなく、機関投資家からの資金流入も継続するとみている。市場の短期的な価格変動を投資機会と判断した」と説明している。
今回購入したビットコインは6.13BTC、平均取得単価は1,630万6,350円。10月20日午前10時時点のコインマーケット価格(1BTC=1,632万5,255.95円)を基準とした同社グループの保有ビットコインは30.76449278BTCで、時価評価額は約5億223万円となっている。
同社は今後も2025年3月28日付で発表した新株予約権による調達資金を含め、暗号資産を戦略的に購入していく予定。実際の購入については「開示事項の経過」として都度速やかに開示するとしている。
MWM社はAIフュージョンキャピタルグループのWEB3.0事業を統括する持株会社であるミライキャピタルホールディングス株式会社の100%子会社で、2025年1月30日設立。暗号資産の取得・保有・運用やブロックチェーン関連事業を手がけている。