- 「市場トリプル安」の影響を受け下落。日足レベルで下降トレンド再開の可能性高まる
- 324円から300円付近で下げ止まるかが焦点
- 短期転換目安は388円上抜け。それまでは市場動向に警戒が必要
メタプラネット(3350) チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 388円上抜け
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足一目均衡表雲下端付近(440円付近)
- 損切り目安:
- 388円直下、もしくはエントリー時点での直近安値
メタプラネット株価は前日、361円付近で取引を開始したのち下落が進行。日足中期HMAを明確に下抜けし、4時間足長期HMAおよび4時間足ボリンジャーバンド・ロワーバンドに沿う形で下落が継続し、最終的に338円で取引を終えた。
背景としては、高市政権の政策による財政悪化懸念が意識され、市場全体が「トリプル安」に陥った影響を強く受けたとみられる。加えてテクニカル面でも、日足レベルで直近安値を更新し中期HMAを下抜けたことで、中・長期的に下降トレンドへ移行した可能性が高まっている。現状、4時間足ボリンジャーバンドのロワーバンドに達していることから、短期的に一気に大崩れする可能性は低いと考えられるものの、324円〜300円付近までの下落余地は十分残されている局面といえる。
今後は「どの価格帯で下げ止まりを見せるか」が最も重要なポイントとなる。324円〜300円付近で反発の兆しが確認され、388円の直近安値ラインを再び上抜けるようであれば、440円付近までの上昇が視野に入るだろう。
一方で、下落が継続し日足レベルでパーフェクトオーダーが成立した場合は、4時間足レベルでの戻りを挟みつつも200円台へ突入する展開も否定できない。いずれにせよ現状は市場全体の流れに左右される相場環境であるため、株価上昇につながる明確な好材料が出るまでは慎重な見極めが求められる。
関連:メタプラネット株価:下落再開か!中期HMAが下限抵抗帯として機能するかが焦点【2025年11月18日チャート分析】
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




