- 下落傾向が続くものの、ボリンジャーバンドの収縮状況から下限は505円付近とみられる
- 505円が下限として確定すれば、横ばい相場に移行後、日足短期HMAを上抜けした段階で短期ロングチャンス
- 中期はボリンジャーバンド範囲内でレンジに移行の可能性が高い
メタプラネット(3350) チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 日足短期HMA及び4時間足一目均衡表雲を上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 663円付近、または4時間足長期HMA付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直下
10日のメタプラネット株価は、9日の終値を下回る544円付近から取引を開始した。その後、若干価格を戻し、550円付近で取引を終えている。
現状、1時間足レベルではMACDがゴールデンクロスを形成しており、短期的な下落は一旦終了した可能性が高い。しかし、4時間足MACDはマイナス圏に突入しており、価格上部には日足短期HMAと1時間足中期HMAが控えているため、中期的には1時間足中期HMA付近を起点に再度下落しやすいチャート構成となっている。
一方で、価格下部には1時間足長期HMAが抵抗帯として位置しており、4時間足ボリンジャーバンドが急速に収縮してきていることから、今後下落したとしても直近の最安値である505円付近が下限となる可能性が高いとみられる。
505円付近を下限とした横ばい相場に移行した場合、短期では1時間足レベルで上昇トレンドを形成しながら、日足短期HMAおよび4時間足一目均衡表の雲を上抜けしたタイミングがロングポジションのチャンスとなるだろう。この条件がそろえば、663円から4時間足長期HMA付近までの上昇が期待できる。
中長期的には、4時間足ボリンジャーバンドが663円から505円の範囲でスクイーズとなり、その範囲で横ばい相場となる可能性が高い。ただし、4時間足長期HMAを上抜けすれば中期的に上昇へ転じやすくなるため、現状は様子を見ながら短期の上昇局面を狙う段階と考えられる。
関連:メタプラネット株価:短期下落継続──中長期は横ばい相場へ移行を示唆【2025年10月10日チャート分析】
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7