仮想通貨チャート分析
ビットコイン(BTC):「買い」判断は日足中期HMA上抜け後

ビットコイン(BTC)は昨日(20日)4時間足長期HMAを上抜け後、短期的な上昇を続け、現在は日足中期HMA付近で価格が推移している。
今後、日足中期HMAを上抜けし、日足中期HMAをサポートとしたレジサポ転換の値動きを見せれば、100,000ドルを突破する上昇が期待できる。しかし、現状、4時間足ボリンジャーバンドが抵抗帯として機能していると思われるため、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴う強い上昇の値動きが必要だ。
一方、現状価格付近で反発した場合は日足短期HMAと4時間足長期HMAのラインを下抜けするかが次の注目ポイントとなると推測する。
イーサリアム(ETH):上昇するためにはボリンジャーバンドのエクスパンションを伴う強い値動きが必要

イーサリアム(ETH)は短期的な横ばい相場が続いる。現状日足短期・中期HMA、4時間足長期HMAの上に価格があり、日足MACDもマイナス圏にあるもののゴールデンクロスをしていることから、下落する可能性は低いが、短期的には方向感がない状態となっている。
しかし、4時間足ボリンジャーバンドが狭いスクイーズとなっており、力をためていると読み取ることができるため、今後4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴う強い上昇の値動きがあり、4時間足レベルで上昇のダウ理論が確定すれば、前回の下落の起点である3052.66ドル付近までの上昇が期待できるだろう。
ソラナ(SOL):日足短期HMAで反発、下降トレンド押し目形成完了か

ソラナ(SOL)は日足短期HMA直下に現在価格がある。現在価格付近は日足レベルで意識されているゾーンの下限と思われるため、現在価格付近から1時間足レベルで下降の値動きを見せた場合は、日足の上昇の押し目下限ライン(155.30ドル)付近まで下落すると推測する。
一方、日足短期HMAを価格が上抜けした場合、4時間足長期HMAもしくは187.82ドルを上抜けするまでは、短期的に方向感が定まらない相場に移行すると予測する。
リップル(XRP):短期的な下落、4時間足中期HMA付近の値動きに注目

リップル(XRP)は日足短期HMAをレジスタンスとした値動きとなっていることから、短期的には下落に転じる可能性がある。しかし、4時間足ボリンジャーバンドが収縮を始めていることから、4時間足長期HMA付近で一旦反発する値動きになると推測する。
4時間足長期HMA付近で一旦反発後、1時間足レベルで上昇の動きを見せた場合は中期的なレンジ相場となると思われるが、2.4661ドルを下抜けする値動きとなった場合、2.2739ドルまでの下落を考慮する必要があるだろう。
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
関連:ビットコイン、下落リスク回避の値動き【仮想通貨チャート分析】BTC、ETH、XRP、SOL
使用インジケーター
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫