10月27日、暗号資産(仮想通貨)業界で注目のトークンイベントが相次ぐ。イーサリアムのレイヤー2「MegaETH(メガイーサ)」をはじめ、ウォレット「Vultisig(ヴルティシグ)」、分散型IDソリューション「zkPass(ジーケーパス)」などが同日にトークン販売や生成イベントを実施。技術革新と資金調達が交錯する、注目の一日となりそうだ。
【MegaETH】トークンセール開始
イーサリアムのレイヤー2「メガイーサ」は、独自トークン「MEGA」の公開販売を10月27日10時~29日10時(日本時間)にかけて実施する。
メガイーサは、秒間10万トランザクション(TPS)と10ミリ秒のブロックタイムという「Web2レベルのパフォーマンス」を実現する次世代イーサリアムレイヤー2を目指しており、既に総額3,000万ドルの資金調達に成功している。
【Vultisig】トークン生成イベントを開始
暗号資産ウォレット「ヴルティシグ」は、10月27日に独自トークン「VULT」のトークン生成イベント(TGE)を開始する。
分析プラットフォーム「Kaito.AI(カイト・エーアイ)」によると、ヴルティシグは米暗号資産取引所「Kraken(クラーケン)」への上場が発表されて以降、「Polymarket(ポリマーケット)」やメガイーサを抜いて最も注目されているプロジェクトとなっている。
【zkPass】トークンセール開始
分散型ID検証ソリューションを開発する「ジーケーパス」は、独自トークン「ZKP」の公開販売を10月27日21時(日本時間)から開始する。
ジーケーパスは、ゼロ知識証明(ZKP)、マルチパーティ計算(MPC)、サードパーティトランスポート層セキュリティ(3P-TLS)技術を活用し、個人情報を明かすことなく、プライベートデータを Web3 上で 証明可能かつプライバシー保護された形 で扱えることを目指すプロジェクト。
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