- リップル(XRP):2.8ドル起点で下落再開、2.67ドルまで下落余地
- ビットコイン(BTC):1時間足短期HMA下抜けで107,400ドルを目指す展開
- イーサリアム(ETH):1時間足長期HMA起点で下落なら3,800ドルまで視野
- チェーンリンク(LINK):1時間足短期HMA下抜けで19.5ドルまで下落可能性
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 2.8ドル付近を起点に下落に転換
- 1時間足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.67ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値、もしくは1時間足短期HMA直上
リップル(XRP)は現在、2.75ドル付近を推移している。本日2.8ドルを下抜けしたことで1時間足レベルでは下降トレンドを形成し、現在は押し目を作っている局面にある。
4時間足および日足のMACDからも下落圧の強さが確認でき、今後2.8ドル付近を起点に再び下落へ転じれば、短期的には2.67ドル付近までの下値試しが想定される。損切りは直近高値もしくは1時間足短期HMA直上を目安としたい。
中長期的には、4時間足および日足で下降のパーフェクトオーダーが成立しており、相場全体として下落優勢の形状を示している。そのため、押し目を挟みながら段階的に下値を探る展開が続くと見られ、2.67ドルを下抜けすれば次の主要サポートは2.34ドル付近となると推測する。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で押し目形成
- 1時間足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 107,400ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値、もしくは1時間足短期HMA直上
ビットコイン(BTC)は現在、109,600ドル付近を推移している。昨日111,500ドルのサポートラインを下抜けた後、米雇用統計を受けたドルへの資金流出の影響もあり、本日午前2時ごろには一時109,000ドルを割る急落となった。急落の過程で4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドを突き抜け、現在は反発局面にあるが、4時間足および日足MACDからは依然として下落圧が残存している。
以上の状況から、短期的には1時間足中期HMA付近での押し目形成後、1時間足短期HMAを明確に下抜けすればショートエントリーが有効であり、その場合は107,400ドル付近までの下落を想定する。損切りは直近高値もしくは1時間足短期HMA直上が目安となる。
長期的には107,400ドルを下抜けできるかが焦点であり、同水準を割り込めば日足レベルで高値切り下げと安値更新が成立するため、下落圧力が一段と強まると推測できる。日足ボリンジャーバンドも拡大傾向にあるため下落余地は十分に残されており、107,400ドルを下抜けした場合は101,500〜100,000ドル付近までの下値試しも視野に入る局面である。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを起点に下落に転換
- 1時間足レベルで下降のダウ理論を形成
- 日足一目均衡表雲を下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足で確認できる直近安値から3,800ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値、もしくは日足一目均衡表雲下端の直上
イーサリアム(ETH)は現在、3,950ドル付近を推移している。昨日、日足長期HMAを明確に下抜けたことで4時間足レベルでは下降トレンドを形成し、さらに日足一目均衡表雲を下抜けた状況である。
現在、短期的には下落の勢いが続いており、今後1時間足長期HMAを起点に反落へ転じ、1時間足レベルで下降のダウ理論が成立した場合、直近安値から3,800ドル付近までの下落を狙う展開が想定される。損切りは直近高値もしくは日足一目均衡表雲下端直上が目安となる。
中長期的には、すでに価格が日足ボリンジャーバンドロワーバンドに到達しているが、ボリンジャーバンドのエクスパンションは確認できず、3,900〜3,800ドル付近での停滞も視野に入る。ただし、日足長期HMAを下抜けしているため売り優勢の状況は継続しており、今後は日足レベルでの押し目形成後の再下落に備える必要があると考える。
チェーンリンク(LINK)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 短期的に下落に転換し1時間足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 19.5ドル付近
- 損切り目安:
- 直近高値、もしくは1時間足短期HMA直上
チェーンリンク(LINK)は現在、20.6ドル付近を推移している。22日に22.8ドルのサポートを下抜けしたことで、4時間足レベルでは下降トレンドを形成し、本日に入り日足長期HMAを明確に下抜けている。
直近では価格をやや戻しているものの、この動きは1時間足レベルでの下降の押し目形成と捉えられる。したがって今後、1時間足短期HMAを下抜けする動きとなれば、短期的には19.5ドル付近までの下落が想定される。損切りは直近高値もしくは1時間足短期HMA直上を目安としたい。
中長期的には、19.5ドル付近に日足ボリンジャーバンドのロワーバンドが収縮しながら位置しており、一旦はこのラインが下値目処として意識される。ただし、すでに日足短期HMAが下落の波を形成しており、さらに日足レベルで下降のダウ理論が成立していることから、全体的には下落優勢のチャート配置となっている。そのため、日足中期HMAを明確に上抜けできない限り、段階的に15.4ドル付近までの下落シナリオも十分に考えられる局面である。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7