- リップル(XRP):戻り売り優勢の構図、2.665ドルが下落ターゲットとして意識される
- ビットコイン(BTC):1時間足中期HMAで戻りを作れば111,900ドルまで下落の可能性
- イーサリアム(ETH):3,500ドル割れとバンド拡大が重なれば2,930ドル付近まで下落か
- ソラナ(SOL):下落トレンド継続中、1時間足中期HMAでの反落に警戒したい
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で押し目形成後下落に転じたポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.665ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
リップル(XRP)は現在、3.01ドル付近を推移している。昨日、日足短期HMAで上昇を止められ、3.0ドルのサポートラインを割り込んだことで、2.93ドル付近まで一気に下落した。
現状は、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドで一旦反発しているが、同バンドが拡大(エクスパンション)し始めていることから、下落の勢いは継続しやすい状況といえる。短期的にも1時間足での戻りは限定的で、トレンドは下向きに傾いている。
今後、1時間足中期HMA付近で押し目を作ったあとに下落へ転じた場合、2.665ドル付近までの値下がりを狙える展開が想定されるだろう。
なお、長期的には上記値動きとなった場合日足長期HMA付近での値動きに注目したい。日足長期HMAで価格が下げ止まるようであれば、再び上昇に転じる余地もあるが、下抜けが明確となれば売り目線でのシナリオに切り替える必要が出てくると推測する。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で押し目形成後下落に転じたポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 111,900ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ビットコイン(BTC)は現在、115,300ドル付近を推移している。本日、日足短期HMAを明確に下抜けし、直近安値を割り込んだことで、4時間足のサポートライン(114,700ドル付近)も崩れた。
今回の下落で、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドを突き抜けており、一時的な反発は入りやすい。ただし、ボリンジャーバンドが拡大を始めていることから、短期的には、1時間足中期HMA付近で押し目を作ったあとに下落へ転じれば111,900ドル付近を見込める展開だ。
上記値動きとなった場合、長期的には日足長期HMAが意識される。ここで下げ止まれば持ち直す余地もあるが、明確に割り込んだ場合は長期で下落相場となる可能性が高くなるだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 3,500ドルを下抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2,930ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
イーサリアム(ETH)は現在、3,720ドル付近を推移している。昨日、日足短期HMAで上値を抑えられた後に下落へ転じ、直近では3,600ドル付近まで水準を下げている。
現状、1時間足では短期的なレンジ帯を下抜けしており、下落の勢いがやや強まっている。ただし、直下には日足中期HMAや4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド、そして3,500ドルのサポートラインが位置しており、現段階では本格的な下落には至っていない。
しかし、今後売り圧が強まり、3,500ドルを明確に下抜けしつつ4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションが確認できれば、下降トレンドが加速する可能性がある。その場合は、2,930ドル付近までの下落を見込む展開が考えられる。
一方、日足中期HMAで下げ止まりを見せた場合は、依然として押し目形成の範囲内と捉えられる。その場合は、再び日足短期HMAを上抜けする上昇トレンド継続のシナリオも視野に入ってくるだろう。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で押し目形成後下落に転じたポイント
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 158ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
ソラナ(SOL)は現在、169.50ドル付近を推移している。昨日は一時的に1時間足長期HMAまで上昇したものの、反発下落となり、日足中期HMAを再度下抜け。さらに、サポートとして意識されていた175ドルを割り込み、一時は168.5ドル付近まで下落した。
直近では、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドを価格が突き抜けた反動で短期的な反発が見られている。しかし、バンド自体はエクスパンション傾向にあり、下落の勢いが継続する可能性が高く、短・中期では明確な下落トレンドのチャート構造といえる。
そのため今後、1時間足中期HMA付近で戻りを作ったのちに下落へ転じた場合、158ドル付近までの下落を想定できるだろう。
長期的には、ファンダメンタルズの影響を受けない限り、弱気な相場が続く可能性がある。その場合、日足長期HMAを目安に145ドル付近まで下値余地が広がる展開も視野に入る。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7