この記事では、「BYDFi」でデリバティブ取引をする方法について解説します。
BYDFiは本人確認不要で、最大レバレッジ200倍のデリバティブ取引が可能な海外仮想通貨取引所です。これからBYDFiを利用しようと検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
BYDFiのデリバティブ取引概要

取引所名 | BYDFi(ビーワイディーファイ) |
提供サービス | デリバティブ取引スポット取引 |
取り扱い通貨数 | デリバティブ取引:200ペア以上スポット取引:600種類以上 |
デリバティブ取引手数料(USDT-M/COIN-M) | テイカー:0.06%メイカー:0.02% |
入金手数料 | 無料(別途ガス代が必要) |
出金手数料 | 無料(別途ガス代が必要) |
最大レバレッジ | 200倍 |
追証 | なし |
日本語対応 | あり |
公式Xアカウント | https://x.com/bydfi |
公式サイト | https://www.bydfi.com/ja |
BYDFiは2020年に開設された仮想通貨取引所で、デリバティブ取引が充実していることが特徴です。
詳しい特徴は以下をご覧ください。気になる項目をタップすれば詳細が表示されます。
BYDFiの特徴|Forbesによる評価
BYDFiは、2023年に世界的経済誌「Forbes」によって「トップ10の仮想通貨取引所の1つ」として認められました。Forbesは、BYDFiの「低い手数料」や「高度な取引機能」、「デリバティブ取引を可能な限りシンプルに使えるようにしている」点を評価しています。
KYC不要
BYDFiは、KYC(本人確認)認証無しでも、デリバティブ取引や通常の仮想通貨取引、入出金などの機能を利用できます。
ただし、1日の出金限度額は未認証ユーザーだと0.5BTC、認証済みユーザーは取引高と資産残高に応じて6BTC~25BTCになります。
その他にも、認証済みユーザーは一部のリワードキャンペーンに参加できるといった特典がありますが、デリバティブ取引などを利用するだけならKYC認証をしなくても問題ありません。
日本語対応
BYDFiは公式で日本語に対応しています。
サポート文の一部のみではなく、サイト全体が日本語化されるため、英語がわからないユーザーでも不便を感じず使用できるでしょう。
デリバティブ取引
BYDFiの最大レバレッジは200倍になっていて、世界中の仮想通貨取引所のなかでもトップクラスのレバレッジ倍率で取引できます。
また、デリバティブ取引手数料もトップ層の仮想通貨取引所と同水準になっています。
取引ボット
BYDFiには、あらかじめ定めたパラメータに従って自動的に取引を実行できるボット機能があります。
ユーザー自ら作成できるほか、他のユーザーが作成した取引ボットをコピーして使用することもできます。
利用者特典
BYDFiは、新規登録ユーザー向けに最大で8,100ドルUSDTを獲得できるキャンペーンを実施しています(2025年3月1日時点)。
「入金額と取引総額がそれぞれ100ドル以上で20USDT付与」など、豊富なキャンペーンを実施しているので、利用する際は上手に活用しましょう。
BYDFiでデリバティブ取引を始めるための準備
BYDFiでデリバティブ取引をするために必要な準備は、口座開設と入金です。
口座開設
まずは以下のリンクからBYDFiの公式サイトにアクセスします。
アクセスしたら画面右上の「登録」をクリック。

登録画面が表示されるので、メール・パスワード・紹介コードを入力して「登録」をクリックします。

登録したメールアドレスに6桁の認証コードが届くので、BYDFiで入力しましょう。

以上で口座開設は完了です。
入金
仮想通貨の入金方法を解説します。
BYDFiにログインした状態で、右上のアイコン(画像内の①)にカーソルを置くとドロップダウンリストが表示されるので、「アカウントとセキュリティ(画像内の②)」をクリックしましょう。

アカウント管理画面が表示されるので、「入金」をクリック

入金画面が表示されるので、「①コイン選択」で入金したい仮想通貨、「②ネットワークを選択」でチェーンを選択します。
その後、「③入金アドレス」の「クリックしてQRコードを生成」をクリックすれば、入金アドレスが表示されます。

あとは、取引所やウォレットから入金アドレスに送金すれば、BYDFiへの入金は完了です。
BYDFiのデリバティブ取引のやり方
BYDFiのデリバティブ取引には「USDT-M」・「COIN-M」・「レバレッジトークン」の3種類があります。
USDT-M:USDTを証拠金にするデリバティブ取引です。ステーブルコインであるUSDTを基準にするため、証拠金や損益計算を直感的に把握しやすいというメリットがあります。
また、取引ペア数が非常に豊富で、執筆時点では200以上のペアが提供されています。
COIN-M:仮想通貨を証拠金として利用するデリバティブ取引です。
執筆時点ではビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ドージ(DOGE)・ポルカドット(DOT)・リップル(XRP)の5種類の仮想通貨を証拠金として利用可能で、取引ペアもこれらの仮想通貨とUSDのペア(BTCUSDなど)のみの全5種になっています。
レバレッジトークン:特定の仮想通貨価格に対してレバレッジがかけられた金融商品を取引できるサービスです。
たとえば「BTC3L/USDT」は、「BTC/USDT無期限契約のレバレッジ3倍のロングポジション」を意味し、BTCが5%上昇するとBTC3Lは15%上昇します。
執筆時点では計4種(「BTC/USDT」・「ETH/USDT」それぞれの3倍ロングと3倍ショート)が提供されています。
USDT-M/USDT-M口座への資産の振替
BYDFiでは、現物取引とデリバティブ取引に使う資産を別の口座で管理します。
外部から仮想通貨を入金するとまず現物取引用の口座に保管されるため、「USDT-M」と「COIN-M」を利用する際は、それぞれの専用口座に資産を移動する必要があります。
振替を行うときは、画面右上のウォレットアイコンから、「振替」をクリックしましょう。

振替画面が表示されるので、移動元・移動先口座、仮想通貨の種類・数量を入力して「確認」をクリックすれば振替は完了です。

USDT-M
USDT-M取引を行うときは、まず画面上部の「デリバティブ」から「USDT-M」を選択します。

USDT-Mの取引画面が開くので、まずは画面左上から取引ペアを選択しましょう。

取引画面の右側に表示されている赤枠部分が、注文情報の入力画面です。

取引画面の右側に表示されている赤枠部分が、注文情報の入力画面です。

①証拠金プールの管理方法を「クロスマージン」・「分離マージン」のどちらにするのかを選択します。
②注文方法を「指値」・「成行」・「TP/SL」から選択します。
※「TP/SL」:注文時の指値と同時に、自動的に決済を実行する逆指値を設定する注文方法
③取引する仮想通貨の現在価格が表示されています。
④契約単位と注文する数量を選択します。
契約単位は「注文数量」・「注文価格」・「証拠金の数量」から選択可。
⑤黄色のアイコンを右側にドラッグしてレバレッジ倍率を設定します。
⑥任意で利確・損切りの逆指値を設定できます。
⑦任意で「リデュースオンリー」の設定ができます。
※リデュースオンリー:保有ポジションが決済・損切・強制決済された場合に、事前に設定していた逆指値注文が反対売買方向の新たなポジションとして執行されないようにすること。
以上を入力して、「ロング」または「ショート」ボタンをクリックすれば注文が行われます。
注文後の保有ポジションはページ下部に表示されます。

決済する場合は「クローズ」の「成行」・「指値」をクリック。

クローズする契約数を選択して「確認」をクリックすれば、決済されます。
COIN-M
COIN-Mの利用方法は、証拠金としてUSDTではなくBTCやETHなどの仮想通貨を利用する点を除けばUSDT-Mと同様です。
証拠金として利用する仮想通貨は、現物取引用口座から振替できます。
利用する際は画面上部の「デリバティブ」から「COIN-M」をクリック。

COIN-Mでは、取引ペアと同じ仮想通貨が証拠金として使えます。
下図は「XRP/USD」の取引画面で、利用可能な証拠金はXRPになっています。

その他の利用方法はUSDT-Mと同様なので、詳しくはUSDT-Mの項目をご覧ください。
レバレッジトークン
レバレッジトークンは現物取引用口座のUSDTを使って取引可能です。
画面上部の「デリバティブ」から「レバレッジトークン」を選択すると、取引画面に移動します。

レバレッジトークンは「取引ペア」・「買い/売り」・「取引数量」を入力すれば、取引可能です。

その他の利用方法はUSDT-Mと同様なので、詳しくはUSDT-Mの項目をご覧ください。
よくある質問
いいえ、CEXです。
必須ではありません。KYCをしなくても、入出金やデリバティブ取引を利用できます。
BYDFiは日本人が利用しても問題ありません。利用しても違法にはなりませんので、ご安心ください。
執筆時点では対応していません。