直近のビットコイン
BTCはやや底堅い値動きを見せ、31日には6万6,000ドル付近で4日ぶりの陽線を確定した。SNS上では、短期的な反発局面を示唆する投稿や、弱気相場が終わりに近づいているという分析の共有が確認されている。
安値圏の流動性回収が完了、直近高値を目指す反発シナリオ
テクニカル分析アナリストのArdi氏は31日、自身のXにて「ビットコインは今後7万1,000ドル付近まで反発する可能性がある」との見解を共有した。
現在のビットコインは、価格形成のレンジの中で、典型的な値動きを続けている。このようなレンジ相場では、価格は単純にサポート付近で止まってそのまま反発することは少なく、まず周辺の流動性を回収する動きが発生しやすい。
今回も同様に、直近の小さな安値を一度割り込む形で流動性を取りにいく動きが確認されており、すでにプロセスは完了していると考えられる。レンジ構造においては、この安値回収が最初のステップとなる。
その後の展開として重要になるのは、ここから価格が安定し、再び上昇の土台を築けるかどうかだ。もしこの水準で下げ止まり、徐々に買いの勢いを取り戻すことができれば、次に意識されるターゲットは上側に位置する7万1,000ドル付近の直近高値となる。
現在のようなレンジ相場の流れは基本的に共通しており、まず弱い安値を刈り取り、反対側へ動くための十分なエネルギーがあるかどうかを試す構造となっている。
すでに直近の安値は回収されたため、今後はビットコインがどこまで力を残しているかが焦点となる。「もし上昇の勢いが維持されれば、次は7万1,000ドル付近の流動性を試す展開へと進む可能性が高い」とArdi氏は締めくくった。
5万7,000ドル付近への急落が「押し目の好機」か
マクロ分析アナリストのSykodelic氏は31日、自身のXにて「ビットコインの下落局面は今後長くは続かない」との見解を示した。
ビットコインの次に注目されている押し目の水準は6万2,000ドル付近だが、さらにもう一段下として「レンジの下限を一時的に割り込む動き」も想定される。このような一時的な下抜けはダマしの動きになることが多く、そのタイミングが大きなチャンスとなる可能性があると、Sykodelic氏は分析する。
もしレンジの下限を明確に割り込む展開になれば、長期トレンドの指標である200日移動平均線も下回る形となるため、市場が大きく動く可能性が高い。その場合、先物と現物の両方で出来高が急増し、価格は一時的に5万7,000ドル付近まで急落し、大きな下ヒゲをつけるような荒い値動きになる可能性もある。
ただし長期的には、この一連の動きが大きな底を形成する過程であるとSykodelic氏は考える。仮にレンジ下限を割り込んだとしても、その下落は長くは続かず、短期間で終わる可能性が高い。
また、このような急落局面が発生する場合、その背景には地政学的リスクの拡大など、戦争や突発的なニュースといったショッキングな要因が絡むことが多い。しかし、市場参加者の多くが最悪の事態を想定しているタイミングこそが、実際には底打ちとなるケースが多いのも事実だ。
そのため「あらかじめ重要な価格帯を定め、資金の準備を整えた上で、次週の値動きを冷静に見極めることが重要だ」とSykodelic氏は締めくくった。
現在のビットコインはやや強い値動きを見せており、7万1,000ドル付近の直近高値を明確にブレイクできるかどうかが、今後の展開を左右するキーポイントとなるだろう。しかし、仮に上昇の勢いが否定された場合は、5万ドル後半までの下落を想定し、リスクを極力抑えたトレードを行うべき局面だ。
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