分散型取引所(DEX)のAster(アスター)は30日、エコシステム&コミュニティに割り当てられているASTERの月次アンロックを廃止し、ステーキング報酬のみで排出する新モデルへの移行を発表した。これにより、毎月新たに市場に流通するASTERは従来比で約97%減少する。
エコシステム&コミュニティ割当のASTER、配布はステーキング報酬のみに
これまでアスターは、エコシステム&コミュニティに割り当てられたASTER
ASTERから月間7,840万枚を線形スケジュールでアンロックし、総供給量80億枚の約1%に相当する量が毎月そのまま流通に加わる仕組みだった。新方式ではこの月次アンロックを廃止し、エコシステムに割り当てられたASTERはステーキング報酬としてのみ配布する。現在の配布レートは1エポック(週次)あたり45万枚で、月換算では約180万〜225万枚のASTERとなる。
エコシステム&コミュニティに割り当てられたASTERは、総供給量80億枚のうち30%にあたる24億枚で、このうちAPXからASTERへのマイグレーション分を除いた割当は、当初20カ月にわたる線形での配布を予定していた。しかし実際に線形アンロックが稼働したのは2025年10月から2026年1月までの4カ月間にとどまり、その後ステーキング報酬専用の排出モデルへ移行し、未配布分はそのまま保持されている。
アスターによると、2025年9月17日のTGE以降にアンロックされたエコシステム&コミュニティに割り当てられているASTERは、ステーキング報酬として配布した分を除き未使用である。また、保有状況は公開されているウォレットアドレスを通じて確認できるとしている。
今回の排出モデルの変更により、毎月新たに市場に出るASTERは大きく抑えられ、エコシステム&コミュニティ向けトークンの使途もステーキング報酬に絞られることになる。アスターは、トークン供給の運用方針をより明確に打ち出した形である。
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