金持ち父さん著書キヨサキ、イーサリアム4,000ドルは「ビットコイン4,000ドル時代の再来」と指摘

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ベストセラー書籍「金持ち父さん貧乏父さん」の著者として知られるロバート・キヨサキ氏が25日、自身のX(旧ツイッター)アカウントで「旧思考と新思考」の格差が「グランドキャニオン」規模に拡大していると警告を発した。

旧思考vs新思考──億万の人々が直面する経済的課題

キヨサキ氏は、現在億単位の人々が「収支を合わせる」「インフレに追いつく」「仕事を維持する」という3つの課題に苦しんでいると指摘。これに対処する方法として「旧思考」と「新思考」の2つのアプローチを提示した。

旧思考の人々は、学校に戻る、より長時間働く、「偽のお金」を貯蓄する、退職金制度に投資するといった従来型の方法を選択している。一方、新思考の人々は、自分のスタートアップを立ち上げ、「本物の資産」である金、銀、ビットコイン、イーサリアムを保有している。

イーサリアム4,000ドルは「ビットコイン4,000ドル時代」の再来

キヨサキ氏は特にイーサリアムに注目し、「今日4,000ドルでイーサリアムを取得する人々は、ビットコインが4,000ドルだった時に投資した富裕層のようになる」と述べた。

ビットコインは2019年3月ごろに約4,000ドルで取引されていたが、2025年10月現在は約11万ドル前後で推移しており、約27.5倍の価格上昇を記録している。キヨサキ氏の発言は、イーサリアムが今後同様の成長軌道をたどる可能性を示唆したものと見られる。

BTC値動き

格差は「グランドキャニオン」に──選択を迫られる投資家

キヨサキ氏は「旧思考の人々は取り残され、格差はグランドキャニオンになる」と強調し、投資家に対して「どちら側の格差に立ちたいかを考えてほしい」と呼びかけた。

同氏はこれまでも一貫して金、銀、ビットコインなどの「本物の資産」への投資を推奨してきた。今回の発言は、イーサリアムをビットコインと同列の資産として位置づけ、早期投資の重要性を訴えたものとなっている。

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仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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