リップルとセキュリタイズがRLUSD統合──ブラックロック・バンエック運用ファンドで24時間決済可能に

水澤 誉往
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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Rpple(リップル)とリアルワールドアセット(RWA)トークン化大手のSecuritize(セキュリタイズ)は23日、ブラックロックの「BUIDL」とバンエックの「VBILL」トークン化ファンドでRipple USD(RLUSD)のスマートコントラクト機能を有効化したと発表した。

24時間365日の瞬時交換でDeFi戦略への門戸を拡大

この統合により、BUIDLとVBILLの保有者は、ファンド持分を24時間365日いつでもRLUSDに瞬時に交換可能となった。従来のオフランプに加えて、追加のステーブルコイン出口戦略を提供する画期的な仕組みだ。

BUIDLは米国短期国債を担保とするブラックロック初のトークン化ファンドで、VBILLはバンエック初のパブリックブロックチェーン発行ファンドとなる。投資家はオンチェーン利回りへのエクスポージャーを維持しながら、より幅広いDeFi戦略へのアクセスが可能になる。

リップルのステーブルコイン担当SVPジャック・マクドナルド氏は「RLUSDをトークン化ファンドの交換オプションとして提供することは、伝統的金融と暗号資産を橋渡しする自然な次のステップだ」とコメント。

RLUSDは時価総額7億ドルを突破し、ニューヨーク州金融サービス局の信託会社認可のもと発行される企業グレードのステーブルコインだ。セキュリタイズのプラットフォームへの初統合となり、今後追加のユースケースと資産が計画されている。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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