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目次
NFTGo(エヌエフティーゴー)とは市場分析ツール
会社名 | NFTGo |
公式サイトURL | https://nftgo.io/ |
CEO | Lowes Yang(ロウズ・ヤン) |
設立年月 | 2021年9月 |
本社 | シンガポール |
登録コレクション数 | 5000種類以上 |
登録マーケットプレイス数 | 23 |
NFTGoはNFT市場をリアルタイムに分析できるツールです。現在最も広く使用されている分析プラットフォームの1つであり、Web 3.0や、ゲームコミュニティ向けのデータを収集する事もできます。
そもそもNFTとは、Non-Fungible Token(ノンファンジブルトークン)の略で、日本語に訳すと「非代替姓トークン」になります。言葉の通りで替えが効かないので唯一無二であり、その事によって今は主にデジタルアートやゲームなどで使われています。
これもうみた?今話題の仮想通貨NFTとは?特徴と活用事例を初心者でも分かりやすく解説!
今後ますます活発になっていくであろうNFT市場の変化をいち早く捉え利用していくためのツールとなるNFTGoの特徴や使い方を詳しく解説していきます。NFTに興味がある、NFTで稼ぎたい方は必見の内容です。
NFTGoの4つの特徴
それではNFTGoの特徴を解説していきます。具体的に、大きな特徴は以下の4つです。
それぞれについて解説していきますね!
分析機能が豊富
NFTGoは分析機能が豊富で、各NFTの詳細まで分析ができます。
主な機能の概要を以下にまとめました。
主な分析機能
- 市場概要:市場のセンチメントや時価総額などが分かる
- 各コレクション分析:そのNFTを持っている人数などが分かる
- マーケットプレイス分析 : マーケットプレイスの取引規模や手数料などが分かる
- クジラ追跡 : クジラの売買履歴などが分かる
- デイリードロップス : 新作のNFTなどが分かる
- 研究記事 : NFTGoが出す記事を読める(日本語非対応)
分析機能の詳しい使い方については「主な機能・使い方」で解説します。
アグリゲーター機能
アグリゲーター機能は実はまだ実装されていません。
しかし、アグリゲーター機能が実装される事でユーザーはNFTを購入しやすくなったり詐欺に合いにくくなります。
アグリゲーター機能の概要を以下にまとめました。
アグリゲーター機能の概要
- ERC721 & ERC1155のNFTをまとめて購入
- 怪しいNFTは自動的に検出・排除し安全性を確保
- カート内にあるNFTの最低価格をワンクリックで表示
上記実装予定の機能の使い方やメリットは「主な機能・使い方」で解説します。
完全無料で使える
ここまで、分析機能やこれから実装されるトレーディングアグリゲーターといった新機能の概要を話してきました。
そこで皆さんが一番気になるのは無料かどうか、ですよね?
先に結論を述べると、いままで紹介してきた機能すべてを完全無料で使えます。
ここまでの機能を搭載してすべて無料で提供してくれるのはユーザーにとってはかなり嬉しいポイントであり、使わない理由はありません!
日本語にも対応している
さらに、外国のサイトであるのにもかかわらず、日本語にも対応しています。それによって直感的な操作で詳細まで分析ができます。
日本語への変更の仕方は下記画像のようにすれば簡単にできてしまいます。
ただし、NFTGoの研究記事やあまり読む人はいないと思いますが、プライバシーポリシーなどは現状日本語非対応になっています。
したがって、読みたい方はDeepLなどの翻訳サイトを使って読んでいきましょう。
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NFTGoの主な機能・使い方
ここからはNFTGoの主な機能の使い方について画像つきでわかりやすく解説していきたいと思います。
それぞれの機能の詳細を以下で解説します。
トレーディングアグリゲーター
先程アグリゲーター機能について概要を解説しましたが、アグリゲーター機能はまだ開発途中で現在は使用できません。
具体的な実装日は発表されていませんが、NFTGo公式はまもなく実装すると言っています。
現在発表されているアグリゲーター機能は先程紹介した3つです。
以下で現時点でわかっている3つの機能を使い方も合わせてひとつずつ解説していきます。
ERC721 & ERC1155のNFTをまとめて購入
トレーディングアグリゲーター機能の一番のポイントは、ERC721 & ERC1155のNFTをまとめて購入できるようになることです。
ERC(Ethereum Request for Comments)をかんたんに説明すると、イーサリアムトークンの標準規格のことです。
ほとんどのNFTはERC721及びERC1155を使っていますので、「大体すべてのNFTが対象なんだなぁ」くらいでOKです!
話を戻して、ERC721 & ERC1155のNFTをまとめて購入できるようになって何がいいかと言うと、NFTを購入するときに発生するガス代を大幅に節約できます。
今までは、NFTアートを10枚購入するならガス代が10回発生していたのですが、トレーディングアグリゲーター機能が実装されることにより1回で済むようになります。
特にイーサリアムチェーンのガス代は高すぎることで有名です。日本円にして500円のNFTを購入するのに3000円のガス代がかかることなんてよくあります。
これがまとめ買いをすることによって一回で済むようになるのですから、ユーザーにとってはかなり嬉しい機能です。
怪しいNFTを自動的に検出・排除し安全性を確保
次に便利だと思う機能は怪しいNFTを自動的に排除してくれる機能です。
NFTはまだ歴史が浅く、残念ながら詐欺が横行しているのが現状です。
実際に、日本を代表するNFTである、CNP(CryptoNinja Partners)は毎日のように詐欺によって盗まれています。自分が購入したCNPが実は盗品だったという話もよく聞きます。
被害に合わないように気をつけている人でも少しの油断で大切なNFTを盗まれてしまいます。自分が被害に合わなくても盗品を買うって、なんだかいい気分はしませんよね。
ですから、この機能は積極的に使っていくことをおすすめします。
使い方としては、アグリゲーター機能が実装される際にオプションとして付いてくる「セーフモード」の機能を「オン」にすることで自動で検出・排除までやってくれます。
ワンクリックで安全性が格段に上がるのですから、使わない手はありません。
ただし、100%安心していい訳ではありません。普段から自分でも気をつける必要があります。 コミュニティに貼られているURLから購入する・サイトはブックマークしておく、など最低限の対策はとっておきましょう。
カート内にあるNFTの最低価格をワンクリックで表示
「カート内にあるNFTの最低価格をワンクリックで表示」とは、名前通りそのままの機能です。
自分のカートに沢山のNFTが入っていた場合、一番ミント価格の低いNFTを探すのは大変ですが、アグリゲーター機能が実装されればワンクリックで最低ミント価格を表示できます。
こちらの機能も地味に嬉しい機能です。
市場概要
市場概要の分析方法は、「マーケット分析」から「マーケット概要」をクリックします。
この画面では以下のようなことがわかります。
順番に解説していきます。
NFT市場のセンチメント
はじめに、NFT市場のセンチメントでは「NFT市場の過熱感」がわかります。
センチメントとは、市場全体が抱いている印象や心理状態のことです。画像では指数が28になっていて「クール=冷めている」ということがわかります。
今は仮想通貨全体が落ちているのもあり、取引数が落ちていることが原因だと個人的には思っています。
ですが、ブロックチェーンの分析会社Nansenの最新レポートによると、仮想通貨市場が低迷する中でも、NFT市場には6月に買い手が戻ってきたという調査結果が報告されており、仮想通貨のNFTの「新規購入者」は増えています。
筆者も最近、ETH(イーサリアム)が値下がりしていたのでNFTを買いました。
初めてNFTを買う人にとっては仮想通貨が値下がりしている方が購入しやすいですからね。
ブルーチップ指数
ブルーチップとは、米国の超一流企業の優良株のことを言います。
それをNFT市場で例えるとCryptoPunksなどの超一流のNFTのことです。
期間を選択することもでき、「全部」にすることでブルーチップ指数の全推移を見ることができ、今は以前と比べて比較的低く推移していることがわかります。
ホルダー&トレーダーの数
ホルダー&トレーダーの数では、以下の4つのことがわかります。
- ホルダーの数 : 選択した期間内にNFTを所有している人の数
- トレーダーの数 : 選択した期間内に1回でもNFTを売買した人の数
- 購入者の数 : 選択した期間内に1回でもNFTを購入した人の数
- 販売者の数 : 選択した期間内に1回でもNFTを売却した人の数
画像では過去7日間で「トレーダー」「購入者」「販売者」の数がガクッと下がっていますが、ホルダーの数は順調に上がっていっているのがわかります。
個人的な意見ですが、仮想通貨市場が低迷して売買が行われなくなったのが下がった原因だと思います。
NFTのカテゴリ別時価総額
ここでは、NFTのカテゴリ別時価総額が見れます。
画像を見てわかる通り、「PFP」が圧倒的に時価総額が大きいです。
PFPとは、プロフィールアイコン用のNFTのことで、日本で有名なものをあげると「CNP」や「CoolGirl NFT」などが挙げられます。
SNSなどのアイコンにすることで同じホルダー同士で仲良くなれたり、Discordなどのコミュニティに参加して一緒にそのNFTプロジェクトを応援したりできるため、それらを理由にNFTをアイコンに設定する人が多いです。
実際に筆者もNFTをアイコンにしたことで、Twitterなどで話しかけられる機会が多くなりました。
トップコレクションの時価総額
ここではトップコレクション(NFT)の時価総額の上位10個がわかります。
見てわかる通り、「CryptoPunks」と「BAYC (Bored Ape Yacht Club)」が軍を抜いていることがわかります。
各コレクション分析
各コレクション分析ではNFTの詳細分析が可能です。
各コレクションの分析方法は、「分析」から「トップコレクション」をクリックします。
この画面では選択した期間内における各NFTの時価総額や、最低価格などがわかります。
さらに、左上にある「コレクション検索」から任意のNFTを検索することもできます。
試しに先程から名前が挙がっている「CryptoNinja Partners」で検索してみます。
すると、画像のように「ホルダー数」や「マーケットの最低価格」などの詳細を見れます。
また、「ホルダー」タグから少し下にスクロールすると、そのNFTを所有している人の内訳や、所有期間はどれくらいかなども見ることができます。
画像では、CNP所有者の57.23%の人はCNPを1枚所有している、ということがわかります。
マーケットプレイス分析
マーケットプレイス分析の確認方法は、「分析」から「マーケットプレイス数」をクリックします。
ここでは、選択期間中の販売量または販売量に応じた上位マーケットプレイスの順位がわかります。
具体的には、各マーケットプレイスの取引規模やトレーダー数、手数料などがわかります。
この画像のデータですと、直近7日間を見ると「トレーダー」の数はOpenSeaが圧倒的に多いのは一目瞭然なのですが、同じ期間の「取引規模」ではX2Y2が圧倒的に多いです。
OpenSeaでは手数料が2.5%なのに対し、X2Y2は0.5%と他と比べてもかなり安いことがわかります。
それによって取引規模のほうではX2Y2の方が多いのだと思います。
これもう見た?OpenSea(オープンシー)の使い方ガイド|出品方法や購入方法、手数料まで徹底解説
大手取引者(クジラ)追跡
仮想通貨の世界のクジラとは、大口の投資家(所有者)のことです。
これから価値が上がっていきそうなNFTをいち早く見つけたい方は、クジラが売買しているNFTを分析することで価値があるNFTを探すヒントになります。
大手取引者(クジラ)追跡の確認方法は、「大手取引者」から「取引」をクリックします。
ここでは、選択した期間内でのNFTGoに登録されているクジラの売買履歴などがわかります。
他にも、「リスト」から登録されているクジラが所有しているNFTなどが見れて、世界のお金持ちたちがどんなNFTを買っているのかがわかります。
デイリードロップス
デイリードロップでは日々最新のNFTが掲載されているので、ここをチェックすることでいち早くNFTをゲットすることも可能となります。
デイリードロップスの確認方法は、「ドロップリスト」をクリックします。
また、ここではみるだけでなくmint(購入)も可能となっています。
研究記事
ここでは、NFTGoが出している記事を読めます。
研究記事の確認方法は、「研究資料」をクリックします。
ですが現状、日本語には非対応のため翻訳しながら読む必要があります。
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NFTGoに関するよくある質問(Q&A)
NFTGoについての質問をまとめてみましたのでご覧ください。
NFTGoにはアプリはある?
「NFT GO」という同じ名前のアプリがあるが、NFTGoの公式はまだアプリはないと言っていることから、名前が同じだけで、別の会社が出しているものだと思われます。
以下NFTGoの各ソーシャルメディアです。最新情報はソーシャルメディアで配信されるので、興味がある方はフォローしておきましょう。
NFTGoでNFTを購入できる?
いいえ、まだできません。
NFTGoで欲しいNFTを見つけたら、「今すぐ購入」から任意のマーケットプレイスに移動して購入する必要があります。
ですが、NFTGo公式は、近い将来、ユーザーエクスペリエンスを最適化し、NFTの流動性を向上させるために、NFTトレーディングアグリゲーターとNFTスワップの両方を導入する予定と言っていることからもうまもなく、NFTGo内で購入できるようになる予定です。
NFTGOまとめ
この記事では、NFTGoの特徴や使い方を徹底的に解説してきました。
NFTGoの特徴をまとめると以下のようになります。
NFTGoの特徴
- NFTGoは無料で使えるNFT市場分析ツール
- 様々な機能があり、徹底的にNFTを分析できる
- これからどんどん新機能が追加される
- 日本語にも対応しており、直感的な操作ができる
上記のように、NFTGoはNFT市場を分析する専用ツールであり、このサイトだけあれば充分すぎるくらいの機能が備わっています。
また、完全無料で使用できることから日々多くの人に利用されているツールです。
NFT市場はこれからもっと延びていく産業だと思うので、今のうちから使い方に慣れておいてもいいかもしれません。
本記事を読めば基本的な使い方を学べますので、ぜひ本記事を利用してNFTGoを120%活用できるようになってください。
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