BlackRockがビットコイン現物ETFを再申請
ブルームバーグのシニアETFアナリスト、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏は4日、BlackRock(ブラックロック)がビットコイン現物ETFをSEC(米国証券取引委員会)に再申請し、サーベイランスパートナーにCoinbase(コインベース)を追加したことをツイッター上で明らかにした。BlackRockは運用資産9兆ドルの投資会社。
現在、ビットコイン現物ETFの認可は、8社の証券会社が挑戦しており、SECは各社に申請書の細部について再説明を求めるなど、審査は大詰めを迎えている。
申請中の8社
- Blackrock
- Valkyrie
- ARK Invest
- Invesco
- WisdomTree
- BitWise
- VanEck
- Fidelity
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存在感強めるCoinbase(コインベース)
今回のBlackRockの再申請書では、同社がサーベイランスパートナーにCoinbaseを追加したことが明らかにされている。
Coinbaseはすでに、Nasdaqとは、ビットコイン市場の公正性を担保する「サーベイランスプログラム」が共有されている。BlackRockとのサーベイランスパートナー契約は二社間の個別的なものとなる。
Coinbaseは先月以降、BlackRock以外の現物ETF申請中の各社とも個別契約を進めており、存在感を高めている。
本件の特徴
ビットコイン関連のETFには、以下の種類がある。
①ビットコイン先物ETF
②ビットコインレバレッジETF
③ビットコイン現物ETF
下に行くほど、個人投資家や機関投資家にとっては「本命」となる。米国においては①と②は承認済みであり、今回ついに、本丸の③ビットコイン現物ETFに王手がかかった。
ビットコイン現物ETFは、信用ある証券会社が発行主体なため、新興のFTXやバイナンスなどの暗号資産(仮想通貨)に頼ることなく、ビットコインの直接的な所有感を持てるという「すぐれもの」だ。申請が認可されれば、ビットコインはデジタルゴールドとして、さらなる飛躍が期待されよう。
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