【2025年最新】自治体のメタバース/XR活用事例まとめ

JinaCoin編集部
67 Min Read

自治体のメタバース/XR活用事例まとめ

鹿児島県:鹿児島城VRアプリ「VR鹿児島城~よみがえる薩摩の館と城下町~」

鹿児島県:鹿児島城VRアプリ「VR鹿児島城~よみがえる薩摩の館と城下町~」
画像:鹿児島県HPより引用

鹿児島県では、在りし日の鹿児島城(通称:鶴丸城)の姿を,スマートフォンやタブレットを使ってVR(仮想現実)やAR(拡張現実)などで学び楽しむことができるアプリを配信をしています。現地(鹿児島県歴史・美術センター黎明館敷地内)では、アプリ内マップのVRマークをタップすることで,360°復元CGを見ることができます。

ユーザーは城の上空や庭園跡、枡形虎口など、4つの主要地点を探索できます。特に「鹿児島城前景」の映像は、アプリをダウンロードするだけで自宅からも楽しめるのが特徴です。

また、現地での体験を強化するために、AR機能を使った歴史上の人物との記念撮影や、ARを利用した攻城ゲーム、鹿児島の歴史クイズも楽しむことができます。これにより、歴史学習がよりインタラクティブで楽しいものになります。

「鹿児島城前景WebVR」では現地に行かなくても、QRコードを読み取れば、どこでも体験できます。ぜひ体験してみてください。

詳しくはこちらからご覧ください。

千葉県佐倉市:佐倉の文化財をVRでみる・まなぶ

千葉県佐倉市:佐倉の文化財をVRでみる・まなぶ
画像:佐倉市HPより引用

千葉県佐倉市では、「佐倉の文化財をVRでみる・まなぶ」というプロジェクトを通じて、市内の歴史的文化財をVR技術で体験できる取り組みを実施しています。佐倉市内の文化財施設である旧堀田邸や佐倉武家屋敷、佐倉順天堂記念館などを、3DビューとVR映像を通じて高精細に鑑賞できます。

さらには、佐倉ふるさと広場のチューリップ、風車のひまわりガーデン、サムライの小径ひよどり坂など美しい風景も楽しめます。

この取り組みは、市の歴史や文化財の魅力を多くの人に伝えることを目的としており、佐倉市の観光や教育の面でも大きな役割を果たしています。ぜひ体験してみてください。

詳しくはこちらからご覧ください。

北海道苫小牧市:第6回 市長とジェンダーミーティングの取組「生理痛VR体験」

北海道苫小牧市:第6回 市長とジェンダーミーティングの取組「生理痛VR体験」
画像:苫小牧市HP、ジェンミ新聞より引用

北海道苫小牧市では、生理痛VR体験ワークショップが開催されました。

この取り組みは、大阪ヒートクール株式会社が開発した「ピリオノイド」という装置を用いて、生理痛をVRで体感するものです。

第1部「生理痛体験を通した想い合い研修」では、大阪ヒートクール株式会社 CCO 吉國 聖乃氏を講師に、生理の仕組みや生理痛などについて学びました。

第2部「体験、対話 生理痛体験及びメンバーによるグループディスカッション」では、大阪ヒートクール株式会社が開発した日本で唯一のピリオノイド(生理痛VR体験装置)を利用した生理痛体験及び生理についてのグループディスカッションが行われました。

参加者はこの装置を使って、生理痛の疑似体験を行い、その後に生理についてのセミナーやグループディスカッションを通じて理解を深めました。このイベントは、生理に対する理解を促進することを目的としており、特に生理痛を体験できない男性や、生理痛の個人差がある女性を対象にした研修の一環です。会場では、参加者が体験を通じて生理に関する知識を深め、より理解を深める場として機能しました​。

体験した方の感想などはこちらから見ることができます。

埼玉県草加市:草加市美術展 360度VR動画配信

埼玉県草加市:草加市美術展 360度VR動画配信
画像:草加市HP、Youtube「草加市文化観光課チャンネル」より引用

草加市では、草加市美術協会と共同し、草加市民の皆様が創作した美術作品を一堂に展示する「第38回草加市美術展」を開催しました。

草加市美術展は、市民が創作した美術作品を展示する取り組みの一環として、360度VR動画によるバーチャル展示を提供しています。この展示は、新型コロナの影響でリアルな集客が難しくなった中で、オンラインで作品を広く公開し、多くの人が自宅からでも美術作品を楽しめるようにするために導入されました。

また、このVR展示は「草加市文化観光課チャンネル」を通じてYouTubeで配信されています。視聴者はPCやスマートフォンを使って、360度映像を操作しながら展示会場を自由に見渡し、作品を鑑賞することができます。これにより、まるで実際の展示会場を歩いているかのような臨場感を体験できます。ぜひ体験してみてください。

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愛知県大府市:「歴史民俗資料館デジタルミュージアム バイオリンの里おおぶメタバース」

愛知県大府市:「歴史民俗資料館デジタルミュージアム バイオリンの里おおぶメタバース」
画像:大府市HP「「バイオリンの里おおぶメタバース」」より引用

愛知県大府市では、戦前に大府市内にあったバイオリン工房等を再現した「バイオリンの里おおぶメタバース」を公開しました。

このメタバースでは、バイオリンに関する資料やバイオリン製作の様子を見たり、ゲームを楽しんだりできます。360度カメラ映像で歴史民俗資料館の展示室を観覧することもでき、過去に開催した企画展も一部観覧できます。

「バイオリン工房」では、終戦間際まで横根町名高山で操業していた鈴木バイオリン大府分工場をメタバースに再現。バイオリンの製作過程を見ることができます。「済韻研究所」では、「日本のバイオリン王」と呼ばれる鈴木政吉がバイオリン研究に没頭した屋敷を古写真や証言をもとに再現。「鈴木政吉制作第1号バイオリン」、「アインシュタインからの手紙」は必見です。

他にもゲーム体験や、コンサート体験など楽しめるコンテンツが盛り沢山です。ぜひ体験してみてください。

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大阪府河内長野市:市制施行70周年記念式典会場「つながる河内長野メタバース」

大阪府河内長野市:市制施行70周年記念式典会場「つながる河内長野メタバース」
画像:河内長野市HPより引用

大阪府河内長野市では、大阪府河内長野市が市制施行70周年を記念して、、2024年4月1日から4月30日まで「つながる河内長野メタバース」を開催しました。この取り組みは、メタバースを使った記念式典としては大阪府内初の試みとなり、NTTコノキューの「DOOR」プラットフォームを活用して実現しました。

このメタバース空間は、市内に計画されている新しいサッカースタジアムと公園をモデルにしており、「スタジアム」と「にぎわい広場」の2つのエリアで構成されています。スタジアムでは、市長や議長の挨拶、河内長野市の70年の歴史を振り返る写真展示が行われ、にぎわい広場では市民からのフォトメッセージや地元学校からのビデオメッセージなどが展示されました​。

河内長野市はメタバースを活用して、現実のイベントとオンラインの魅力を融合させ、市民の参加を促しながら地域の歴史と文化を祝い、広めることを目指しました。

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大分県日田市:ガランドヤ古墳公園 石室VRビュー

大分県日田市:ガランドヤ古墳公園 石室VRビュー
画像:日田市HPより引用

大分県日田市の「ガランドヤ古墳公園」では、1号墳と2号墳の内部をVRで体験できるサービスが提供されています。ガイダンス棟には、古墳の詳細な説明や模型、解説動画に加えて、石室内を3Dで再現したVRビューが設置されています。これにより、訪問者は通常は入ることのできない古墳の内部を、スマートフォンなどを利用して仮想的に鑑賞することが可能です。

ガランドヤ古墳は、6世紀中頃から後半にかけて築造された装飾古墳で、特に1号墳の奥壁には赤と緑で描かれた人物や動物の文様があります。こうした歴史的価値の高い装飾を保護するため、VR体験を通じて内部の見学ができる仕組みが整えられています。また、解説は多言語(英・韓・中)対応しており、外国人観光客にも利用しやすく設計されています。ぜひ体験してみてください。

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石川県加賀市:起業家支援プロジェクト「加賀市web3課」

石川県加賀市:起業家支援プロジェクト「加賀市web3課」
画像:加賀市HPより引用

石川県加賀市では、がデジタル技術を活用した起業家支援プロジェクトとして立ち上げたメタバース空間、「加賀市web3課」が開設されました。国家戦略特区の特例措置に基づき、オンラインでの起業支援を強化するために設けられたもので、2024年に開始されました。プロジェクトの一環として、メタバース上に「加賀市イノベーションセンター」を再現し、起業に関する相談や申請手続きをオンラインで行うことができます。

加賀市はこれを通じて、地域外の企業やスタートアップにも手軽にアクセス可能な環境を提供し、企業誘致や地域のデジタル化を進めることを目指しています。

このプロジェクトは、メタバースプラットフォーム「DOOR」を利用しており、スマートフォンやPCからのアクセスが可能です。さらに、専門家による相談サービスやリアルタイムでのサポートも提供されており、起業を考える人々にとって利便性の高い支援策となっています。

詳しくはこちらをご覧ください。

愛知県碧南市:地震・津波VR体験

愛知県碧南市:地震・津波VR体験
画像:碧南市HP、YouTube「碧南市広報」より引用

愛知県碧南市では、2023年11月12日、総合防災訓練の一環として「地震・津波VR体験」を実施しました。この体験は、VRゴーグルを使用して地震や津波のリアルなシミュレーションを体感できるものです。参加者は、360度の映像を通して地震の揺れや津波の迫力を実感でき、さらに、自転車を使った津波からの逃避シミュレーションも行われました。

このVR体験は、実際の災害時にどう行動すべきかを学ぶための教育的な取り組みであり、参加者に災害への意識を高めてもらうことを目指しています。また、AR技術を活用して浸水の様子を再現する試みも実施されており、災害に対する理解をより深めるための活動となりました。

このような取り組みで、市民が災害に対してより現実的な備えを持つための重要な機会を提供しています。

詳しくはこちらをご覧ください。体験の様子はYouTubeでも見ることができます。

大阪府羽曳野市:日本遺産 竹内街道・横大路「大道」の360度VR動画

大阪府羽曳野市:日本遺産 竹内街道・横大路「大道」の360度VR動画
画像:YouTube「竹内街道・横大路「大道」より引用

大阪府羽曳野市では、日本遺産に認定されている「竹内街道・横大路(大道)」の歴史と魅力を紹介するため、360度VR動画を制作しました。このVR動画は、竹内街道と横大路が持つ1400年以上の歴史を仮想空間で体感できるようにデザインされています。ユーザーはスマートフォンやPCを使って、臨場感あふれる映像を通じて、古代から現代に至るこの道の歴史や風景を360度視点で楽しむことができます。

このVRは、YouTubeで体験でき、訪問者が実際に現地を訪れなくても、歴史的な街道の風景や説明を体験することが可能です。また、この取り組みは地域の観光促進や文化遺産の理解促進を目的としており、地元住民や観光客にも人気があります。ぜひ体験してみてください。

詳しくはこちらをご覧ください。羽曳野市のホームページはこちらをご覧ください。

愛知県津島市:景観に関するワークショップ

愛知県津島市:景観に関するワークショップ
画像:本町筋のVR体験、天王通5交差点のVR体験、天王川公園のVR体験より引用

愛知県津島市では、地域の景観保全と活性化を目的に「津島市景観計画」の策定に向けたワークショップを開催しています。このワークショップは、市民参加型で進められ、地域の歴史的な街並みや自然環境を守りながら、将来の景観のあり方を考える場として開催されています。

この景観に関するワークショップでは、VR技術を積極的に活用し、市民が現在の街並みや将来の景観イメージを仮想的に体験しながら、より具体的な議論を行うことができました。第2回のワークショップでは、津島市内の代表的なエリアである本町筋や天王川公園などをVRで体験できるセッションが設けられました​。参加者は、スマートフォンを使いながら散策や景観の変化をリアルタイムで体感し、これをもとに意見を交換することができました。

津島市の公式ウェブサイトや関連のVR体験ページからも、体験するとができます。地域の景観計画に参加できなかった方もぜひ体験してみてください。

詳しくはこちらをご覧ください。

佐賀県嬉野市:メタバース空間「デジタルモール嬉野」

佐賀県嬉野市:メタバース空間「デジタルモール嬉野」
画像:「デジタルモール嬉野」より引用

佐賀県嬉野市では、2022年9月、新しい観光・交流の場として構築したバーチャル空間「デジタルモール嬉野」が開設されました。このメタバース空間は、嬉野温泉駅周辺を高精細に再現し、利用者はアバターを通じて仮想的に駅前広場を探索できます。

360度カメラによる実写映像を使った観光体験や、名産品の購入、オンラインイベントへの参加が可能です。例えば、ユーザーは茶畑や旅館のロビーといった観光スポットをバーチャルで訪れ、現地の雰囲気を楽しむことができます。さらに、デジタルモール内では、観光情報の収集やクイズ、スタンプラリーなどの体験型コンテンツも充実しており、リアルタイムで他の参加者と交流することも可能です​。

このプロジェクトは、嬉野市の観光振興と交流人口の増加を目指して行われており、自宅からでも嬉野市の魅力を体感できる新しい試みです。ブラウザ経由でアクセスできるため、特別な機器を必要とせず、PCやスマートフォンから手軽に楽しむことができます​。ぜひ体験してみてください。

詳しくはこちらをご覧ください。「デジタルモール嬉野」はこちらから体験できます。

大分県佐伯市:藤河内渓谷360度VR動画

大分県佐伯市:藤河内渓谷360度VR動画
画像:YouTube「藤河内渓谷VRプロモーション動画」より引用

大分県佐伯市では、ユネスコエコパークに認定された祖母・傾・大崩地域の自然美を仮想体験できる取り組みの一環として「藤河内渓谷360度VR動画」が制作されました。夏と秋の藤河内渓谷の風景を空撮し、清流や渓谷の壮大な自然を360度視点でリアルに体験できる内容となっています。

この動画は、佐伯市の観光プロモーションの一環で、イベントなどではVRゴーグルを使った視聴体験も提供され、県内外からの観光客に藤河内渓谷の魅力を伝える役割を果たしています。また、インターネットを通じて自宅からでも視聴できるため、遠方からでも渓谷の美しい自然を楽しむことができます。

藤河内渓谷は、花崗岩が作り出す壮大な地形や、落差77メートルの観音滝などの名所が特徴で、キャニオニングやトレッキングを楽しむスポットとしても知られています。このVRは、Youtubeで体験でき、VR体験を通じて、こうした魅力を気軽に味わえる取り組みが、自然や地域観光の新しい形を提案しています。

詳しくはこちらをご覧ください。VRはYouTubeで体験することができます。

鹿児島県日置市:「もうひとつの日置」を創造するプロジェクト、「ネオ日置計画」

鹿児島県日置市:「もうひとつの日置」を創造するプロジェクト、「ネオ日置計画」
画像:「ネオ日置」HPより引用

鹿児島県日置市では、メタバースを活用して「もうひとつの日置」を仮想空間に創造するプロジェクト「ネオ日置計画」が実施されています。2022年8月にスタートし、NTTコノキューのメタバースプラットフォーム「DOOR」を利用して、日置市の名所や風景を再現しています。

このプロジェクトは、地元住民と外部の人々が仮想空間でつながり、日置市の魅力を体感できることを目指しています。日置市内の名所を360度で見渡せる「名所空間」や、城下町や祭りをテーマにした空間があり、アバターを操作して自由に探索することが可能です​。

また、クラウドファンディングや「ネオ日置総選挙」を通じて、再現する名所の選定や空間作りにも市民の参加を促しています。ぜひ体験してみてください。

詳しくはこちらをご覧ください。

三重県多気郡明和町:明和町の”ファン”を増やしていくメタバース「めいわデジタルプロジェクト」

三重県多気郡明和町:明和町の”ファン”を増やしていくメタバース「めいわデジタルプロジェクト」
画像:明和町HP、アバター接客ECサイト「よなこる」より引用

「めいわデジタルプロジェクト」は、三重県多気郡明和町が実施している地方創生の取り組みで、メタバースやアバターを活用して町の魅力を発信し、地域外からの「ファン」を増やすことを目指しています。このプロジェクトは、デジタル技術を駆使して関係人口(地域と多様に関わる人々)を増やし、持続可能な地域づくりを推進しています。

このプロジェクトでは、アバターを用いたイベントやメタバース空間での交流が行われています。例えば、地域の親子向けに「デジタルめいわフェス」を開催し、メタバース体験やAIを使ったお絵描き、VTuber体験などを提供しています。これにより、地域の住民や来訪者が最新のデジタル技術を体感できる場を提供しています。

また、「めいわデジタルプロジェクト」では、リアルとバーチャルの融合を意識した取り組みが進められており、アバターを使ったオンライン接客や地域特産品のプロモーションも行っています。これにより、明和町の特産品や観光資源を、メタバース上でも広く発信することが可能となっています

詳しくはこちらをご覧ください。アバター接客ECサイト「よなこる」はこちら。

佐賀県吉野ヶ里町:吉野ヶ里町統合庁舎建設設計等業務における、VRを活用した関係者協議や事業説明の取り組み

佐賀県吉野ヶ里町:吉野ヶ里町統合庁舎建設設計等業務における、VRを活用した関係者協議や事業説明の取り組み
画像:広報誌「よしのがり」より引用

佐賀県吉野ヶ里町では、新しい統合庁舎の建設に向け、VR技術を活用した説明会や協議が行われています。このプロジェクトでは、町の住民や関係者に対し、設計段階でのイメージを視覚的にわかりやすく伝えるため、建築の仮想空間をVRで体験できる場を提供しています。

2024年3月に開催された住民説明会では、庁舎の内外観やレイアウトをVRでリアルに体感することができ、これにより住民が新庁舎の完成後の姿をより具体的に理解できるようになりました。2025年度末の完成を目指しています。

詳しくはこちら、及び、広報誌「よしのがり」(8ページ目)をご覧ください。

京都府京都市:バーチャル空間「京都館PLUS X」

京都府京都市:バーチャル空間「京都館PLUS X」
画像:渋谷区立宮下公園HP「京都館PLUS X」ページより引用

京都府京都市では、2022年に渋谷区立宮下公園のバーチャル空間内に開設したメタバースプラットフォーム「京都館PLUS X」をオープンしました。この空間は、京都の魅力を国内外に発信し、観光や文化、伝統工芸などを体験できるデジタル交流の場として機能しています。利用者は、アバターを操作して京都にいるかのような体験を楽しむことができ、観光情報や伝統文化に触れられます。

特に、京都の伝統工芸品の展示や、移住者向けの相談会、京都市が主催するイベントのバーチャル参加などが特徴です。また、イベントと連動したECサイトを通じて工芸品の購入も可能で、TikTokなどを活用したプロモーションも実施されています。これにより、京都の文化や観光の魅力が広く発信され、リアルな京都とバーチャルな京都の両方を楽しめる取り組みとなっています

詳しくはこちらをご覧ください。「京都館PLUS X」はこちらから体験できます。

鹿児島県薩摩川内市:「令和5年度レジリエント社会・地域共創シンポジウム」VR技術による地震体験コーナーを設置

鹿児島県薩摩川内市:「令和5年度レジリエント社会・地域共創シンポジウム」VR技術による地震体験コーナーを設置
画像:薩摩川内市 防災HP、鹿児島大学HPより引用

鹿児島県薩摩川内市では、、2023年12月10日、地域防災に焦点を当てたイベント「令和5年度レジリエント社会・地域共創シンポジウム」が開催されました。このシンポジウムでは、鹿児島大学や鹿児島地方気象台と共同で、地元住民や学生、自治体関係者が参加し、災害対策に関する講演やワークショップが行われました。

特に注目されたのが、VR技術を使った「地震体験コーナー」です。この体験では、地震の揺れや家具の倒壊をリアルに再現し、参加者がその中でどのような状況になるかを体感しました。これにより、災害時に家具の固定がいかに重要か、また日常からの備えが不可欠であることが強調されました。この体験は、地域住民が災害に対してより現実的な準備をするための貴重な学びの場となっています。

詳しくはこちらをご覧ください。

奈良県生駒郡斑鳩町:史跡藤ノ木古墳 文化財体験アプリ「AR藤ノ木古墳散策」

奈良県生駒郡斑鳩町:史跡藤ノ木古墳 文化財体験アプリ「AR藤ノ木古墳散策」
画像:「AR藤ノ木古墳散策」チラシより引用

奈良県生駒郡斑鳩町では、藤ノ木古墳の魅力をデジタルで体験できる文化財体験アプリ「AR藤ノ木古墳散策」を提供しています。このアプリは、古墳巡りをより楽しむために開発され、以下のような機能があります。

  1. 360°動画体験:藤ノ木古墳の石室内部を1分間の360°動画で疑似見学できます。
  2. 解説動画:ドローン映像を用いた最新の解説動画で、古墳の詳細を約8分間学べます。
  3. クイズ機能:アプリ内でクイズに挑戦でき、現地訪問時に中級・上級の問題が追加されます。
  4. 記念撮影:藤ノ木古墳のオリジナルキャラクターと一緒に現地で記念撮影が可能です。
  5. スタンプラリー:町内の遺跡を巡りながらデジタルスタンプを集めると、限定の古墳カードがもらえます。

このアプリは、藤ノ木古墳や斑鳩町内の歴史的なスポットをより深く知り、楽しく学ぶためのツールとして利用されています。

詳しくはこちらをご覧ください。

香川県:メタバースの世界で香川県の企業と交流しよう!「かがわーくフェアオンライン」

香川県:メタバースの世界で香川県の企業と交流しよう!「かがわーくフェアオンライン」
画像:かがわーくフェアオンラインより引用

香川県では、県内の企業と学生や求職者がメタバースで交流する就職支援イベント「かがわーくフェアオンライン」が開催されます。2024年11月23日に開催され、参加者は自分のアバターを操作し、バーチャル空間「oVice」で企業の担当者と自由に交流できます​。

このイベントでは、香川県内の83社が参加予定で、企業との個別面談や相談が可能です。また、就職活動に役立つOB・OGコーナーや就職相談コーナーも設けられており、企業とのコミュニケーションをサポートする機能も充実しています。

詳しくはこちらをご覧ください。または、香川県のサイトをご覧ください。

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JinaCoin編集部です。JinaCoinは、株式会社jaybeが運営する仮想通貨情報専門メディアです。 正確性・信頼性・独立性を担保するため編集ガイドラインに沿って、コンテンツ制作を行なっています。 一般社団法人 ブロックチェーン推進協会所属
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