東証スタンダード上場のジーイエット(7603、旧マックハウス)は5日、ビットコイントレジャリー戦略の一環として、1億円を投じて6.373BTCを追加購入したと発表した。購入単価は約1,569万円で、同社の総保有量は124.81BTC、購入平均単価は約1,683万円に達した。
8月からの累計購入額は21億円、今回で8回目の追加購入
ジーイエットは2025年6月12日に「新たな事業(金融・投資事業)の開始」を発表し、ビットコインを戦略的財務資産に位置づけた。8月21日の初回購入以降、段階的に購入を進めており、これまでの購入実績は以下の通り:
- 8月21日:3億円(17.51BTC、平均単価約1,714万円)
- 9月22日~30日:計18億円(100.93BTC、平均単価約1,680万円~1,726万円)
- 9月25日・26日に各4億円ずつ集中投資
- 11月5日:1億円(6.37BTC、平均単価約1,569万円)
今回の購入単価は約1,569万円で、9月の購入時と比較して安値での取得となった。累計購入額は21億円に達している。
同社は保有する暗号資産について、四半期ごとに時価評価を行い、その評価損益を四半期決算に計上するとしている。ビットコイン価格の変動が業績に直接影響する体制となっており、今後業績に重要な影響を与える事象が生じた場合には速やかに開示を行う方針だ。
ジーイエット(旧マックハウス)は、カジュアル衣料小売業を展開する東証スタンダード上場企業。2025年6月には第三者割当増資により財務基盤を強化し、ビットコインを戦略的財務資産として本格的に保有する日本の上場企業として、先駆的な取り組みを進めている。




