東証上場ジーイエット、ビットコイン追加購入で保有量124.81BTCに──累計21億円投資、平均取得単価は約1,683万円

水澤 誉往
6 Min Read
ジーイエット公式HPより引用
Highlights
  • ジーイエットが11月5日に1億円でビットコイン6.373BTCを追加購入、総保有量は124.81BTC、購入平均単価は約1,683万円に
  • 8月21日の初回購入以降、3カ月で8回の購入を実施し累計投資額21億円に到達、9月には8億円の集中投資を実行
  • 今回の購入単価は約1,569万円で9月購入時より安値での取得、四半期ごとに時価評価し業績に直接反映する体制

東証スタンダード上場のジーイエット(7603、旧マックハウス)は5日、ビットコイントレジャリー戦略の一環として、1億円を投じて6.373BTCを追加購入したと発表した。購入単価は約1,569万円で、同社の総保有量は124.81BTC、購入平均単価は約1,683万円に達した。

8月からの累計購入額は21億円、今回で8回目の追加購入

ジーイエットは2025年6月12日に「新たな事業(金融・投資事業)の開始」を発表し、ビットコインを戦略的財務資産に位置づけた。8月21日の初回購入以降、段階的に購入を進めており、これまでの購入実績は以下の通り:

  • 8月21日:3億円(17.51BTC、平均単価約1,714万円)
  • 9月22日~30日:計18億円(100.93BTC、平均単価約1,680万円~1,726万円)
  • 9月25日・26日に各4億円ずつ集中投資
  • 11月5日:1億円(6.37BTC、平均単価約1,569万円)

今回の購入単価は約1,569万円で、9月の購入時と比較して安値での取得となった。累計購入額は21億円に達している。

同社は保有する暗号資産について、四半期ごとに時価評価を行い、その評価損益を四半期決算に計上するとしている。ビットコイン価格の変動が業績に直接影響する体制となっており、今後業績に重要な影響を与える事象が生じた場合には速やかに開示を行う方針だ。

ジーイエット(旧マックハウス)は、カジュアル衣料小売業を展開する東証スタンダード上場企業。2025年6月には第三者割当増資により財務基盤を強化し、ビットコインを戦略的財務資産として本格的に保有する日本の上場企業として、先駆的な取り組みを進めている。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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