【千葉市 × パシフィックコンサルタンツ】3D・NFTで魅力発信「千葉市動物公園NFTコレクション」公開

JinaCoin編集部
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近年、NFT(非代替性トークン)などのブロックチェーン技術を活用した地域貢献の取り組みが各地で広がりを見せています。今回は千葉市と「パシフィックコンサルタンツ株式会社」が連携して展開する「千葉市動物公園NFTコレクション」を紹介します。動物園の人気動物たちを3D・NFT化し、デジタル空間で楽しみながら地域の魅力発信と運営支援を目指すプロジェクトです。

千葉市とは?

千葉市とは?
出典:千葉市公式サイト

千葉市は千葉県の県庁所在地で、東京湾に面した自然と都市機能が調和する政令指定都市です。交通の要所として発展してきた一方で、高齢化や若年層の減少、地域資源の活用といった課題にも直面しています。

そうした中で、地域のにぎわいや魅力を支える存在のひとつが「千葉市動物公園」です。市内外から多くの来園者を集める人気スポットであり、地域住民の憩いの場としてだけでなく、教育・環境学習の拠点としても大切な役割を果たしています。

パシフィックコンサルタンツ株式会社とは?

パシフィックコンサルタンツ株式会社とは?
出典:パシフィックコンサルタンツ株式会社公式サイト

パシフィックコンサルタンツ株式会社は、東京都千代田区に本社を置く建設コンサルタント企業です。1951年の創立以来、社会インフラの整備や地域づくりに深く携わってきました。

近年はインフラとデジタル技術を融合した新事業にも注力しており、本プロジェクトでは3DやNFTを活用した仕組みづくりや特設サイトの開設を担当。NFTの販売収益が動物公園の維持費や運営資金に充てられる仕組みを構築しています。

「千葉市動物公園NFTコレクション」とは?

「千葉市動物公園NFTコレクション」とは?
出典:パシフィックコンサルタンツ株式会社公式サイト

「千葉市動物公園NFTコレクション」は、2025年4月に千葉市とパシフィックコンサルタンツが結んだ協定をもとに始まった取り組みです。千葉市動物公園の魅力をデジタルのかたちでも発信し、より多くの人に親しんでもらうことを目的としています。

NFTとは、ブロックチェーン技術を使って唯一性や所有権を証明できるデジタル資産のこと。NFTの売上は、動物たちの飼育環境や施設整備など、公園の活動を支える費用に充てられます。

どんな仕組み?

どんな仕組み?
出典:パシフィックコンサルタンツ株式会社公式サイト

「千葉市動物公園NFTコレクション」では、動物園の人気動物たちを再現した3DモデルをNFTとして提供しています。特設サイト上では、コレクションした動物を園内マップ上に並べて閲覧できるなど、実際に園内を歩くような感覚で楽しむことができます。

2025年6月21日から8月31日までは、公開記念として1体のNFTが無料で取得できるキャンペーンも実施中。Googleアカウントがあれば、すぐにNFTを受け取ることができます。

NFTの有料販売は2025年7月以降に開始される予定で、将来的にはより多くの動物や特別なモデルの追加も予定されています。

今後の展開と期待

このプロジェクトでは、千葉市動物公園の魅力発信だけでなく、NFTを活用した地域資源の展開例としても注目されています。今後、こうした取り組みが他の公共施設や観光資源にも応用される可能性があり、ブロックチェーン技術を地域づくりに生かす動きが広がっていくかもしれません。

おわりに

デジタル技術を活用した「千葉市動物公園NFTコレクション」は、地域資源の新たな伝え方として始まりました。運営支援の選択肢を広げる試みとして、今後の展開にも注目が集まりそうです。

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