ぷらっとホーム株式会社(東京都千代田区)は6日、秋田県大仙市との連携協定に基づき開発を進めてきた「大曲の花火」公式アプリに、デジタルチケット機能を2026年4月開催の「大曲の花火 春の章」より本格提供すると発表した。チケットはアプリ内でクレジットカード決済が可能となり、QRコードによる入場管理に対応する。
生体認証とNFTを組み合わせた「Web3入場体験」

今回のリリースは、2025年10月に大曲の花火会場で実施した実証デモの成果を踏まえたものだ。実証では、同社が独自開発したRWA(リアル・ワールド・アセット、現実世界資産)トークン化技術「ThingsToken」と、日立製作所の公開型生体認証基盤「PBI」を活用した分散型ID管理技術「BioSSI」を連携させた。生体情報をブロックチェーン上の暗号鍵として活用することで、カードや端末を持たずに会場へ入場できる「手ぶら入場」の実現を目指している。
2026年度中には、ThingsTokenとBioSSIの統合をさらに深め、イベント来場をNFTとして記録・証明する仕組みへと発展させる計画である。
ぷらっとホームは2025年11月、「モノのトークン化」基盤「ThingsDAO」のL2環境での稼働確認と複数の基本特許取得を発表した。同時に、暗号資産の子会社「Things Revolution」を通じてThingsToken/ThingsDAOのネイティブトークン発行準備を開始しており、大曲の花火での実装はその社会実装事例の一つに位置づけられる。
2026年8月の「全国花火競技大会」ではさらに大規模な来場者を対象とした本格運用に移行する見通しだ。



