メタプラネット、463BTCを約80億円で追加購入──総保有量17,595BTCに

shoko-koyama
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メタプラネット、ホームページより引用

21万BTC計画に向けた着実な積み増しを継続

株式会社メタプラネット(スタンダードコード:3350)は8月4日、ビットコイントレジャリー事業の一環として463ビットコインを約79億9,500万円で追加購入したと発表した。平均購入価格は1ビットコイン当たり17,268,320円で、これにより同社の総ビットコイン保有量は17,595BTCに達し、総購入額は2,612億7,700万円となった。

メタプラネットは独自の経営指標「BTCイールド」を用いて投資戦略の成果を測定している。BTCイールドは、ビットコイン保有総額と完全希薄化発行済普通株式数の比率の変化率を示す指標で、2025年7月1日から8月4日までの期間で24.6%を記録した。

同社の四半期別BTCイールドの推移を見ると、2024年7月から9月が41.7%、同年10月から12月が309.8%、2025年1月から3月が95.6%、同年4月から6月が129.4%と、継続的に高い数値を維持している。これらの実績により、完全希薄化発行済株式1株当たりのビットコイン保有量は0.0201243となり、株主価値の向上を示している。

7月以降の資本市場活動では、第19回普通社債(総額300億円)のうち127.5億円をEVO FUNDに対して早期償還し、第20回新株予約権の複数回にわたる行使により資金調達を実施した。新株予約権は7月10日から8月1日にかけて段階的に行使され、合計30,100,000株が発行されている。

同社は2025年から2027年にかけて21万ビットコインの取得を目指す計画を掲げており、今回の追加購入もその戦略の一環として位置づけられる。また、9月の臨時株主総会では抽選制を導入するほど株主の関心が高まっている状況で、BTCイールドやBTCゲインなどの独自指標を活用しながら、株主価値の最大化を図るビットコイン投資戦略を継続していく方針だ。

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仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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