- リップル(XRP):1時間足HMAの押し目からの上抜けで2.56ドルを狙う局面
- ビットコイン(BTC):106,500ドル突破と1時間足ダウ成立が上昇継続の分岐点
- イーサリアム(ETH):3,670ドル奪還と1時間足ダウで3,920ドル視野入り
- ソラナ(SOL):日足中期HMA突破で180ドル帯へ試す流れに期待
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMA付近で押し目形成
- 1時間足短期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.56ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足短期HMA直下、もしくはエントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、2.46ドル付近を推移している。本日早朝に日足中期HMAおよび4時間足長期HMAを上抜けし、短期的に強い上昇の勢いが出ている。
現状では明確な抵抗帯が見られず、1時間足中期HMA付近で押し目形成後に1時間足短期HMAを上抜ける値動きとなれば、2.56ドル(4時間足ボリンジャーバンド上限)を目指す展開が期待できる。
ただし、中長期のトレンドに関しては、4時間足では買い優勢の圧が見られるものの、日足では依然として下降トレンドが完全に否定されたとは言えず、方向性が定まっていない状況である。今後は2.56ドル付近で一度上値が抑えられる可能性が高く、横ばいのレンジ相場となるシナリオにも備える必要がある。中長期は不安定なフェーズであるため、短期トレードにおいては押し目形成と短期HMA上抜けを条件としたエントリーを徹底し、リスク管理を優先するべきである。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 106,500ドル付近のレジスタンスライン及び日足中期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論を確認
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 111,000ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、106,200ドル付近を推移している。昨日夜に日足短期HMAを上抜けた後、上昇の勢いが強まり、4時間足長期HMAも上抜けした。現在は、106,500ドル付近のレジスタンスラインで一旦反発の値動きを見せている。
この106,500ドル付近は、前回下落の起点であり、かつ日足中期HMAとも重なるため抵抗帯となりやすい。ただし、4時間足MACDを見ると下落圧の減少が確認できるため、短期的な下落リスクは限定的だと思われる。
今後、106,500ドル付近のレジスタンスラインおよび日足中期HMAを上抜けした場合、1時間足で上昇のダウ理論が継続することを確認し、111,000ドル付近までの上昇を狙うロングが有効となる。
一方で、日足では依然として下落トレンドのチャート配置であるため、日足中期HMAを明確に上抜けしない限り、中長期的には売り目線が残る点には注意したい。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 3,670ドルから3,640ドル付近の抵抗帯、及び日足中期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 3,920ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
イーサリアム(ETH)は現在、3,610ドル付近を推移している。昨日夜に1時間足短期HMAを上抜けて以降、上昇の勢いが強まり、4時間足中期HMA(80HMA)も上抜けした。現在は3,640〜3,670ドル付近の抵抗帯で上値を抑えられている。
この3,640〜3,670ドル付近は過去に下限・抵抗帯として機能したラインであり、ここを上抜けるには比較的大きな買い圧が必要である。ただし、4時間足の勢いは現状強く、MACDやローソクの伸びを見ても買い勢が優勢であるため、上抜けが確認できれば短中期のロング優位となる可能性が高い。エントリーは3,640〜3,670ドル付近の上抜けと1時間足での上昇ダウ確認を条件とし、利確目安は3,920ドル付近を想定する。
一方で、日足は依然として下降トレンドの押し目形成中の配置であり、日足中期HMAを明確に上抜けしない限り中長期的な売り目線は維持されるべきである。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足、もしくは4時間足レベルで上昇トレンドを形成
- 日足中期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近(180ドルから178ドル付近)
- 損切り目安:
- 日足中期HMA直下、もしくはエントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は現在、168.31ドル付近を推移している。昨日夜から短期的な上昇が続き、4時間足長期HMAを上抜けたことで中期的に買い圧が優勢になっている。現状、4時間足レベルで直近高値を上抜けたことでレジスタンスがサポートへと転換しており、押し目を形成しながら上昇トレンドを継続できるチャート配置となっている。
今後、1時間足または4時間足で上昇のダウを崩さずに推移し、さらに日足中期HMAを上抜けする値動きとなった場合、4時間足ボリンジャーバンド上限に位置する180~178ドル付近までの上昇が期待できる。
しかし、日足レベルでは依然として下降トレンドのチャート配置となっていることから、日足中期HMAを明確に上抜けするまでは下落リスクがあることを認識し判断するようにしてほしい。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




