ビットコイン戦略への株主注目が背景
ビットコイン投資戦略で注目を集める株式会社メタプラネット(スタンダードコード:3350)は7月31日、2025年9月1日に開催予定の臨時株主総会について、会場参加を抽選制とすることを発表した。株主からの高い関心により想定を上回る参加希望者が見込まれるため、公平性と安全性を確保する措置として実施される。
抽選制による参加管理
メタプラネットは、会場の収容人数に限りがあることから、事前申込制と抽選による参加者決定を導入する。申込期間は8月1日午前9時から8月20日24時まで(日本時間)で、専用ウェブサイト( https://egm.metaplanet.jp/jp )から申し込みが可能。抽選は8月21日に実施され、結果は8月22日に申込者のメールアドレスに通知される。
同社は「株主の皆様の安全確保、公平性の観点、円滑な準備及び運営のため」として抽選制導入の理由を説明している。なりすましや入場権の譲渡・転売などの不正行為には厳正に対処する方針も明示した。
ライブ配信とアーカイブ提供
当選されなかった株主や来場が困難な株主向けには、株主総会および総会後のイベントをライブ配信で提供する。配信は株主限定で、事前に議決権行使を済ませる必要がある。配信開始は9月1日午前9時50分からで、専用サイト( https://3350.ksoukai.jp )でアクセス可能。
さらに、当日参加できなかった株主向けには、9月4日から9月30日まで同社ウェブサイトでアーカイブ配信も提供予定。ただし、配信の録音・録画・再配信は著作権侵害として禁止されている。
議決権行使を行った株主全員には、賛否を問わず特典を用意するとしており、詳細は後日ウェブサイトで案内される。メタプラネットの積極的なビットコイン投資戦略への株主の関心の高さを示す異例の対応となっている。
関連:メタプラネット、137.9億円相当のビットコインを追加購入──総保有量は16,352BTCに
関連:メタプラネット、136億円相当のビットコイン追加購入──総保有量17,132 BTCに