本記事では、まずDTXの最新エアドロップ情報について触れ、その後にDEXとしての特徴や各種使い方を解説します。ぜひ以下の目次から興味のある項目を読んでみてください。
目次
DTXが開催しているエアドロップ最新情報
ここでは、DTXが開催しているエアドロップ情報について解説します。エアドロップの概要はもちろん、効率よく報酬を受け取るための戦略も解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
早期アクセス者向けの「スターシッププログラム」を開催
DTXは2024年3月より、早期アクセスユーザーに対して「スターシッププログラム」の提供をスタートしました。
このプログラムに参加することで、DTXへの貢献度を示すポイント「DTX FUEL」を獲得できます。獲得できるDTX FUEL量は、DTX上での取引量・紹介数などに応じて決定されます。DTX FUELは今後独自トークン「$DTX」との交換が可能になる予定です。
今後は流動性提供者に対しても、インセンディブを与える仕組みが実装予定ですよ!
Blastが開催するエアドロップにもあわせて参加できる
DTXの利用は独自のエアドロップだけでなく、Blastが開催するエアドロップにも参加できるのがメリット。DTX上での取引や流動性の提供などによって、以下の2つのポイントを獲得できます。
Blastのエアドロップで獲得できるポイント
- Blast Point:Blastからユーザーへ配布されるポイント
- Blast Gold:BlastからDAppsへ配布されるポイント
Blast GoldはDAppsに対するポイントですが、DTXでは受け取ったBlast Goldの100%をコミュニティに還元。DTXで取引を進めることで、一定量のBlast Goldを受け取れます。
DTXはBlastのマルチプライヤー部門に選出されているため、他のサービスと比べてもBlast Pointの獲得量が2倍とお得に設定されています!
DTXのエアドロップ獲得戦略【2つの戦略を紹介】
DTXで効率よくエアドロップを獲得するためにも、以下の2つの戦略を実践していきましょう。
戦略① 取引量を高めた上でデリバティブ取引を行う
DTXの公式ドキュメントでは、「取引をすればするほどFUELを獲得できる」と明記されています。取引回数を増やすのはもちろん、1回の取引量を増やすことでもFUELの獲得量UPに期待できそうです。毎日積極的に取引を繰り返し、無理のない範囲で取引量を増やしていきましょう。
新規上場キャンペーンもお見逃しなく!
DTXで開催される新規上場キャンペーンでは、対象の通貨を取引することで各種エアドロップポイントの獲得が可能。さらに取引量上位10名にUSDBの現金報酬が用意されるので、ぜひキャンペーンも活用してみましょう。
戦略② SNS等を活用してDTXのユーザー招待を行う
招待したユーザーの取引活動に応じて、さらに多くのDTX FUELを獲得できます。家族・友人をDTXに招待するだけでなく、不特定多数にDTXをアピールできるようSNSを活用した招待も行いましょう。
SNSで効率よくユーザー招待を行うためにも、DTXの特徴やエアドロップ情報などを絡めて情報発信するのがおすすめ。招待者・被招待者共に0.25%のDTX FUELボーナスを獲得できるため、お得情報もしっかりプッシュしましょう。
「どんな投稿をすればいいかわからない…」という方は、ぜひ他のユーザーがSNSでどんな投稿をしているのかチェックしてみてね!
DTXを利用する前の準備
DTXを利用する前に、以下の7つの準備を進めておきましょう。
STEP
仮想通貨取引所の口座開設
まずは仮想通貨取引所の口座開設から行いましょう。「利用する取引所で迷っている…」という方は、ジナコインでおすすめの以下の国内取引所を検討してみてください。
おすすめ国内仮想通貨取引所
- GMOコイン
GMOコインは手数料の安さ、取扱銘柄の多さなどで定評のある国内取引所です。特に仮想通貨の送金手数料が無料のため、海外仮想通貨取引所やメタマスクなどへの送金におすすめです。
- コインチェック
コインチェックは国内最大手の仮想通貨取引所です。手数料無料で仮想通貨売買ができ、仮想通貨の積み立てやレンディングなど豊富なサービスを提供しています。特に扱いやすいスマホアプリの評価が高く、仮想通貨初心者におすすめの国内取引所です。
- SBI VCトレード
SBI VCトレードはネット証券大手のSBIグループが運営する国内取引所のため信頼性の高い国内取引所です。入出金、送金手数料などが無料なので海外取引所への送金にもおすすめ。手軽にレンディングなどの投資サービスを利用できるので、預けたまま資産運用も可能です。
- DMM Bitcoin
DMM BitcoinはDMMグループが運営する国内取引所。レバレッジ取引に対応する通貨数が豊富な点が特徴です。送金に利用できる通貨数は少ないのですが、送金手数料が無料なので海外取引所への送金でも利用できます。
- bitFlyer
bitFlyerは国内最大級のビットコイン取引量を誇る国内取引所です。買い物でビットコインが貯まるクレジットカードや、Tポイントをビットコインに交換できるサービスが豊富な点が特徴です。また、小額から仮想通貨を手数料無料で購入できる点も魅力です。
国内取引所はトラベルルールにより海外業者との送金やり取りができない場合があります。
その場合は、メタマスクなどのプライベートウォレットを経由して送金すれば問題ないので、焦らず対応してみてください。
STEP
メタマスクにBlastネットワークを追加
以下の手順でメタマスクにBlastネットワークを追加してください。
Blastの追加手順
- 「イーサリアムメインネット」をクリック
- 「ネットワーク追加」をクリック
- Blastのネットワーク情報を入力
Blastのネットワーク追加で必要な情報は以下のとおりです。
Blastのネットワーク情報
ネットワーク名 | Blast |
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ネットワークURL | https://blast.blockpi.network/v1/rpc/public |
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チェーンID | 81457 |
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通貨記号 | ETH |
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エクスプローラー | https://blastscan.io/ |
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これもう見た?MetaMask(メタマスク)のネットワーク追加方法解説【スマホ・PC版】
STEP
ETHをBlastネットワークへブリッジ
メタマスクのETHをBlast上にブリッジしましょう。
DTXはセキュリティの観点から、Blast公式サイトでのブリッジを推奨しています。Blast公式サイト経由でのブリッジは、ブリッジ量に応じてBlast Pointを獲得できる&利回りをもらえるのがメリットです。
Blast公式サイトでのブリッジ手順
- メタマスクをBlast公式サイトと連携
- ETHのブリッジ数量を設定
- ガス代を支払ってブリッジ完了
ただしガス代が20〜90ドルと高額なため、低コストでブリッジしたい場合は「Orbiter.finance」を利用しましょう。同プラットフォームであれば、1ドル未満のガス代でブリッジが可能です。
Orbiter.financeでもブリッジを行うことで、Blast Point等のポイント獲得を目指せますよ!
Orbiter.financeにアクセス後、まずはメタマスクと連携。その後、以下のようにブリッジ設定を行って「SEND」をクリックします。
続いて「CONFIRM AND SEND」をクリック。メタマスクでガス代を支払えばブリッジ完了です。
STEP
ETHをWETHに変換
DTXではETHではなく、WETHを使って取引を進めます。DTXが推奨しているスワップサービス「Thruster」を使って、ETHをWETHに変換しましょう。
ThrusterはBlastエアドロップに対応したサービス!スワップを通じて、Blast Pointを獲得できますよ!
メタマスクとの連携を進めた後、以下のように変換数量・変換先の通貨設定を進めて「Wrap」をクリックします。
ETHはガス代として使うので、全部WETHに換金しないようにしてね!
最後に、確認画面から「Swap」をクリック。メタマスクでガス代の支払いを済ませて作業完了です。
DTXの使い方【3つの使い方を紹介】
ここでは、DTXの3つの使い方について解説します。パソコンでの使い方を図解付きで手順解説するので、ぜひ一緒に作業を進めてみてください。
スマホを利用する場合
ここではパソコン版の使い方を解説しますが、スマホでの手順も基本的には同じです。スマホで利用したい方は、スマホブラウザやメタマスクのブラウザ機能を使って各種使い方を実践してみてください。
DTXのアカウント作成方法
まずは、以下の手順でDTXのアカウント作成を進めましょう。
DTXのデリバティブ取引方法
DTXのデリバティブ取引は他のDEX同様、以下の3ステップでシンプルに進められます。
STEP
通貨ペアの設定
まずはメニューから「Trade」をクリックし、画面上部の通貨ペアをクリックしましょう。
DTXで取り扱う通貨ペアが表示されるので、任意の通貨ペアを選択してください。
ここではそのまま、BTC/USDで取引を進めますね!
STEP
新規注文の設定
新規注文を進める前に、まずはDTXのウォレット内資産へのアクセスを承認しておきましょう。画面左の注文画面から「Approve」をクリック。その後メタマスクで使用上限のリクエストに承認してください。
続いて実際に新規注文を進めます。DTXの注文画面は以下のとおり、シンプルな項目設定だけで取引を進められます。
例)Marketの注文設定画面
① Long・Short | 新規注文の方向を選択 |
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② Market・Limit | 注文方法(成行・指値)を選択 |
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③ Pay | 担保資産と数量を設定 |
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④ Long・Short | 担保資産量に応じたポジションサイズ (Payを入力すると自動で設定) |
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⑤ Leverage Size | 取引のレバレッジサイズを設定 |
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⑥ Slippage | 任意のスリッページ範囲を設定 |
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⑦ TP/SL | 利確幅・損切り幅を設定 |
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Limit注文では上記の項目に加えて、指値価格の設定が必要ですよ!
各種項目の設定を完了後、「Long Position」または「Short Position」をクリック。確認画面から「Confirm」をクリックしてガス代支払えば新規注文完了です。
DTXに流動性を提供する方法
DTXに流動性を提供する手順は、次の2STEPです。
STEP
提供する通貨・数量設定
WETHを選択後、「Deposit」をクリックすれば流動性の提供を進められます。
設定画面が開くので、WETHの数量を入力して「Deposit」をクリック。最後に、メタマスクでガス代と手数料を支払いを済ませて作業完了です。
流動性の提供を解除するには?
Vault画面から「Withdraw」をクリック後、解除数量を選択して「Redeem」をクリックしてください。
デリバティブDEX【DTX】とは?【基本情報・特徴を解説】
DTXの基本情報
DTXは今注目のL2「Blast」上で展開されているデリバティブDEXです。
スリッページなしで最大100倍のレバレッジ取引が可能であり、WETH・USDBを担保にした取引を進められる点が特徴。シンプルで直感的なインタフェースにより、初心者でも取引しやすい環境を実現しています。
またDTXはBlastのエアドロップイベントの対象プラットフォームになっている点もポイント。独自トークンと交換可能なポイントを低コストで獲得できるとして、SNS上で大きく注目を集めています。
仮想通貨系YouTuber「Joe Takayama」氏がアンバサダーを務めていることからも、DTXへの信頼度が高まっていますよ!
そんなDTXの特徴は以下のとおりです。
「そもそもDEXって何?」という方は、「仮想通貨の分散型取引所DEXとは?」の記事でDEXについて解説しているので参考にしてください。
これもう見た?仮想通貨の分散型取引所DEXとは?初心者にもわかりやすく解説!
話題の「Blast」を基盤に開発されたDEX
DTXはブロックチェーン基盤として、今話題の「Blast」を基盤に展開しています。
Blastは2024年3月にローンチした、イーサリアムのレイヤー2ソリューションです。EVM(イーサリアム仮想マシン)との互換性を持つほか、「ネイティブ・イールド」というユニークな機能を実装。ETHやステーブルコインをブリッジすることで自動的に利回りを受け取れます。
またエアドロップが確約されており、取引やブリッジ等のアクションで得たポイントは2024年5月に独自トークンとの交換が可能になる予定です。そうした背景から、多くの開発者やトレーダーがBlastにコミットしています。
DTXで取引するためには、ETHやUSDTなどをBlast上にブリッジする必要がありますよ!
オラクルベースのvAMMを採用している
DTXはオラクルベースのvAMMの採用により、既存のCEX・DEXの課題点を解消しているのも特徴です。
既存のマーケットメイクの課題点
オーダーブック:
- 高い計算能力が必要
- スリッページが大きくなりやすい
- 流動性が分散しやすい
AMM(自動マーケットメーカー):
- レバレッジ幅が制限されやすい
- インセンティブ設計が複雑
対してオラクル型のvAMMではスリッページの広がりを抑えられ、注文を確実に実行できる点がメリット。さらにAMM採用型のDEXではレバレッジ倍率が抑えられがちですが、DTXなら最大100倍と資金効率が高い取引を進められます。
DTXはストレスフリーで取引できる環境が整っています!
ウォレット内資産を担保にトレードが可能
DTXはノンカストディアルを実現しているため、入金の必要性が排除されているのも特徴です。
ユーザーが行うことは、Blast上にETHやUSDTといったステーブルコインをブリッジするのみ。ブリッジしたウォレット内の資産を担保にして、50種類以上の豊富な通貨ペアを使った取引が可能です。
万が一DTXがハッキングにあっても、資金流出の心配はありませんよ!
NFTとアカウント情報を紐付けできる
DTXはNFTとアカウント情報を紐付ける革新的な機能性を提供している点も特徴です。
ERC-1155規格に準拠しているNFTは、いわば「自身のウォレットに対してサブアカウント」として機能します。ユーザーの取引履歴や資産情報の管理が可能なほか、今後は得た利益を別のプロトコルで運用するといった扱い方にも対応予定です。
NFTはDTXのアカウント作成時に発行できますよ!その際に少額のガス代が必要になるので、忘れずにETHを準備しておこう!
使用したガス代が全額払い戻しされる
DTXではユーザーが使用したガス代が全額払い戻されるのも特徴です。
新規注文や流動性の提供などで一旦ガス代負担が必要ですが、一定のガス代負担が積み上がった時点でユーザーに返金されます。具体的な返金タイミングについては、公式に確認したところ決まった時期はないとのことです。
Blastのガス代はイーサリアムと比較してもわずか数円程度でOK!
DTXでよくある質問【Q&A】
最後に、DTXについてよくある質問に回答します。
DTXではどんな手数料が必要ですか?
DTXで負担が必要な手数料は以下のとおりです。
DTXの手数料一覧
手数料 | 負担額 |
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取引手数料 | 0.05%(オープン・クローズ) |
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資金調達手数料 | ポジションの保有状況によって変動 |
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借入手数料 | プールの利用率・保有時間に応じて変動 |
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執行手数料 | 0.002ETH(約900円) |
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執行手数料とは、流動性提供を行う際に必要な手数料です。手数料は0.002ETHと設定されていますが、状況に応じて手数料が変動し、過剰な支払い分はユーザーに返金されます。
DTXは日本語表記にも対応していますか?
DTXは日本語表記に未対応です。必要があれば、ブラウザの翻訳機能を活用してください。
DTXは独自トークン(仮想通貨)を発行していますか?
2024年4月時点では、DTXは独自トークンを発行していません。
しかし、今後独自トークンとなる「$DTX」を発行する予定です。$DTXをいち早く入手するためにも、ぜひ現在開催中のスターシッププログラムに参加してみてください。
DTXはAPIを使った取引にも対応していますか?
APIには今後対応していく予定です。現状はAPIの公式ドキュメントが公開されていないため、今後の続報を待ちましょう。
DTXは現物取引にも対応していますか?
DTXは現物取引に未対応です。デリバティブ取引のみの提供である点に注意してください。
DTXはBlast以外のチェーンにも対応していますか?
執筆現在での対応チェーンはBlastのみとなります。
しかし公式Discord内の投稿によると、今後はBlast以外のチェーンでの展開も視野に入れているようです。
DTXはスマホアプリを配信していますか?
DTXはスマホアプリを配信していません。スマホから利用したい場合は、ブラウザやメタマスクのブラウザ機能を使ってアクセス・取引等を進めてください。
DTXの招待(紹介)コードはありますか?
ジナコインの招待コードは「IERnZoTr」です。
しかし、DTXのアカウント作成では招待コード入力のタイミングがありません。ぜひ以下リンクからDTXの登録を進めて、被招待者としてDTXを利用してみてください。
招待コードの発行方法は?
DTXのアカウント作成後、ダッシュボードに移動すれば招待コードを取得できます。
DTXでポジションを閉じられないのはなぜですか?
「insufficient balance」と表示される場合、ガス代のETH不足が原因です。ETHをウォレットに入金したうえで、再度決済を進めてみてください。
DTXの最新情報の入手方法は?
最新情報を入手する際は、ぜひ以下サイトを活用してください。
まとめ
あらためて、DTXのエアドロップ情報や特徴についてまとめます。
DTXについてのまとめ
- 2024年3月にローンチした「Blast」上で展開するデリバティブDEX
- オラクルベースのvAMM採用で、既存のDEXよりも優れた取引環境を実現
- 入金の必要性がなく、ウォレット内資産を担保にして取引を進められる
- サブアカウントとして機能するNFTで、取引情報や資産情報を管理できる
- DTX上のエアドロップだけでなく、Blastのエアドロップにも参加できる
- 取引量&取引回数を高める、SNSを使ったユーザー招待などの戦略が有効
DTXは操作性やUIがシンプルながら、低コストから高レバレッジ取引を進められるDEXです。まだ新興のDEXではあるものの、人気投資家たちがアンバサダーであることから、「信頼性を感じる」といった声もSNS上で見られます。
またDTXの利用がBlast上のエアドロップにもつながっている点が魅力です。Blastのエアドロップ参加を検討している方は、DTXも触れてみてはいかがでしょうか。ぜひこの記事を参考に、DTXでデリバティブ取引を始めてみましょう!
参考文献
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#DTX使い方