株式会社jaybeが運営する暗号資産(仮想通貨)ニュースメディア「JinaCoin」は、20代以上の日本在住者878名を対象に、暗号資産投資における失敗・トラブル経験に関するインターネット調査を実施しました。
暗号資産投資には大きな利益を得るチャンスがある一方で、値動きの激しさや詐欺リスクなど多くの落とし穴が潜んでいます。
今回の調査で、「暗号資産の保有経験者はどのような失敗をしているのか」「どんな罠にはまりやすいのか」の実態が明らかになりました。
調査概要
| 調査名 | 暗号資産投資の失敗・トラブル経験に関する調査 |
| 調査期間 | 2026年2月18日(水)〜2026年2月25日(水) |
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査対象 | 20代以上の日本在住者 |
| 有効回答数 | 878名(男性546名・女性324名・その他8名) |
| 調査主体 | 株式会社jaybe / JinaCoin編集部 |
調査結果サマリー
- 保有経験者430名のうち、約半数の215名が何らかの失敗・トラブルを経験
- 失敗談の1位は「高値掴み・売却タイミングのミス」で149名、2位以下を大きく引き離す
- 詐欺・ハッキング・取引所破綻などの外部トラブル被害は33名に上る
- 一方で「特になし」と答えた保有経験者も215名(約半数)存在
保有経験者の約半数が失敗・トラブルを経験

暗号資産を現在または過去に保有したことがある430名のうち、215名(約半数)が何らかの失敗やトラブルを経験していることが明らかになりました。
一方、「特になし」と回答したのも同じく215名で、ちょうど半数に分かれる結果となりました。
失敗談の1位は「高値掴み・売却タイミングのミス」
失敗・トラブルの内訳を見ると、最も多かったのは「高値掴み・売却タイミングのミス」で149名でした。2位以下を大幅に引き離しており、暗号資産投資における最大の落とし穴であることが明確になりました。

| 順位 | 失敗談の内容 | 人数 |
|---|---|---|
| 1位 | 高値掴み・売却タイミングのミス | 149名 |
| 2位 | SNSでの投資勧誘詐欺に遭った | 10名 |
| 3位 | フィッシング詐欺や偽サイトの被害 | 8名 |
| 4位 | ポンジスキーム(高配当を謳う詐欺)に遭った | 7名 |
| 5位 | ハッキングで資産を失った | 6名 |
| 5位 | 取引所の破綻で資産を失った | 6名 |
| – | 特になし | 215名 |
※複数回答。対象は暗号資産保有経験者430名。
暗号資産市場は株式や債券などと比べてボラティリティ(価格変動幅)が非常に大きく、「上がり続けるはず」という期待感で高値圏で追い買いしてしまうケースや、「もう少し待てば上がる」と売り時を逃すケースが多発しています。今回の調査でも、その実態があらためて浮き彫りになりました。
経験者が振り返る売買判断ミス
実際に高値掴みや売却タイミングのミスを経験した人からは、次のような声が寄せられました。

含み益で気が大きくなり、高値で追撃買いした直後に大暴落しました(40代・男性)
SNSのインフルエンサーが推奨していた銘柄を高値圏で飛びついて購入。直後に暴落が始まり、一時は資産が半分以下になってしまい、パニックになって損切りすらできず、結局そのまま放置するしかありませんでした。流行りだけで投資判断をすることの怖さを身をもって知りました(20代・男性)
急落時に狼狽売りして損が確定し、その後すぐ戻って後悔しました。今は積立中心にしています(20代・女性)
欲張って利益確定を遅らせていたら、その後の暴落で利益がなくなるどころか、含み損を抱えてしまったのが最大の失敗です(40代・男性)
これらの声から、「感情に流された売買」「事前に利確・損切りのルールを決めていなかった」ことが共通の失敗要因として浮かび上がっています。暗号資産投資においては、事前のルール設定が不可欠といえるでしょう。
詐欺・ハッキング・取引所破綻などの外部トラブルも33名
「高値掴み」に次いで注目すべきは、詐欺・ハッキング・取引所破綻などの外部リスクによるトラブルです。SNS詐欺に遭った人が10名、フィッシング詐欺・偽サイトの被害が8名、ポンジスキームが7名、ハッキング被害が6名、取引所破綻による損失が6名と、これらのいずれかを経験した人は保有経験者430名のうち33名に上ります。
自由記述でも以下のような声が寄せられました。

SNSで知り合った人物から「投資すれば儲かる」などと持ちかけられ、暗号資産をだまし取られそうになりました(50代・男性)
SNSには詐欺師があふれています。フォロワーを買ってまで詐欺をする人や英語圏の詐欺師からのDMがひっきりなしに届くので、もうDMは見ていません(30代・女性)
暗号資産の初期投資額の約200万円が、ある日ハッキングによって0円になっていた。セキュリティ面で自分に非があったため、補償の対象にはなりませんでした(50代・男性)
代表的な手口としては、「SNSでの勧誘」「著名人・インフルエンサーを装った投資勧誘」「偽取引所への誘導」などが挙げられます。情報の真偽を冷静に見極め、信頼できる取引所・情報源を選ぶことが重要です。
まとめ
暗号資産投資における失敗の多くは、「感情に左右された売買」と「売買ルールを決めていないこと」、この2点に集約されることが今回の調査から読み取れます。また、詐欺・ハッキングなどの外部リスクも決して他人事ではありません。
「どこで利確するか」「どこで損切りするか」を事前に決めておくこと、そして信頼できる取引所・情報源を選ぶことが、暗号資産投資を続けるうえでの基本といえるでしょう。
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