- リップル(XRP):日足短期HMA上抜け+1時間足上昇成立で3.185ドルまで
- ビットコイン(BTC):日足短期HMA上抜けと4時間足ボリンジャーバンド拡大で日足長期HMAへ
- イーサリアム(ETH):4,440ドル割れで下落再開、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンド〜日足雲上端が目標
- ドージコイン(DOGE):4時間足長期HMA維持+日足短期HMA上抜けで0.307ドル目標
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 上昇に転じ日足短期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドから3.185ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
リップル(XRP)は現在、2.99ドル付近を推移している。昨日から短期的な下落が続き、3.0ドルを割り込んで日足一目均衡表雲内に突入している状況だ。
現状は短期的に下落優勢ではあるが、4時間足レベルでは明確に下降トレンドが成立しておらず、価格下部には日足中期HMAや長期HMAが控えている。そのため日足中期HMAや長期HMAを下抜けしない限りは、日足短期HMAを上抜けるタイミングを待つ局面と考えられる。今後、上昇に転じて日足短期HMAを上抜け、1時間足レベルで上昇のダウ理論が成立すれば、短期的には4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドから3.185ドル付近までの上昇が期待される。
このシナリオが進めば、日足レベルで上昇のダウ理論が成立する可能性が高まり、中長期的にも買い圧が強まるだろう。ただし、現状は下落に傾きやすい局面でもあるため、両方向に対応可能な戦略を整えておくことが望ましい。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足中期HMAを下抜けしない状態で上昇に転じる
- 日足短期HMAを上抜け後
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 日足長期HMA付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ビットコイン(BTC)は現在、115,500ドル付近を推移している。昨日は日足一目均衡表雲を維持できず雲内に突入し、現状は日足雲下端付近で下げ止まりの動きを見せている。
1時間足や4時間足の局面では下落優勢が継続しているものの、価格下部には中期・長期の抵抗帯が存在するため下落は限定的と考えられる。日足中期HMAを下抜けしない限りは上昇トレンドの継続余地が残されており、今後のシナリオとしては日足短期HMAを明確に上抜け、4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴いながら1時間足レベルで上昇トレンドが成立する展開が望ましい。この条件が整えば日足長期HMA付近までの上昇が視野に入るだろう。
一方で、日足中期HMAを割り込んだ場合は日足レベルで下降トレンド入りの可能性があり、売り圧の増大に警戒する必要がある。よって現状はロングを前提としつつも、日足中期HMAの攻防を確認し、いずれの方向にも対応可能な戦略を準備しておくことが重要である。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMAを起点に押し目を形成し下落
- 4,440ドル付近のサポートを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから日足一目均衡表雲上端付近
- 損切り目安:
- 4,440ドル直上
イーサリアム(ETH)は現在、4,465ドル付近を推移している。昨日は日足短期HMAで上値を抑えられて以降、短期的に下落へ転じ、現状は1時間足レベルで4,440ドルの抵抗帯に支えられて反発している状況だ。
ただし、4時間足レベルでは4,440ドルを明確に下抜けした場合、下降のダウ理論が成立する可能性が高いチャート配置である。したがって今後は、1時間足中期HMAを起点とする戻りから押し目を形成し、4,440ドルを下抜けすれば、4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドから日足一目均衡表雲上端付近までの下落が見込まれる展開となるだろう。
一方で、長期的には日足中期HMAを上抜け、または日足長期HMAを下抜けしない限り、レンジ相場が続くと推測される。そのため、短期の下落が生じても下落余地は限定的となる可能性が高く、深追いを避け慎重な利確判断が求められる。
ドージコイン(DOGE)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMAを下抜けしない状態で日足短期HMAを上抜け
- 1時間足レベルで上昇トレンドが成立
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.307ドル付近
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近安値
ドージコイン(DOGE)は現在、0.265ドル付近を推移している。9月前半はEFT承認(実際は延期)やNYSE上場企業CleanCoreによる1億DOGE追加取得の報道を受けて上昇トレンドを形成したが、足元では日足短期HMAに上値を抑えられ、4時間足レベルでは下降のダウ理論が成立する可能性のある局面にある。
しかし、中長期的に見ると日足中期HMAを下抜けしない限りは上昇トレンド継続と判断できるため、4時間足長期HMAを維持したまま日足短期HMAを明確に上抜けし、さらに1時間足レベルで上昇トレンドが成立すれば、前回高値水準である0.307ドル付近までの上昇が期待される。
一方で、現状4時間足ボリンジャーバンドが収縮しているため、ボラティリティの低下によるレンジ相場入りにも警戒が必要だ。特に1時間足レベルで上昇トレンドが不成立となった場合は、中長期的に横ばい相場が続く可能性もあり、過度な追随は避けつつ柔軟な対応が求められる。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7