米イーサリアム投資企業ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(NYSEアメリカン:BMNR)は6日、71,252 ETH(約243億円相当)を追加購入したと発表した。これにより同社のイーサリアム保有量は約480万ETHに達し、その評価額は約1.6兆円にのぼる。
総保有額は1.6兆円に、「ミニ暗号資産の冬」の終わりを示唆
発表によると、1日時点での同社のポートフォリオは、以下のように構成される。総資産額は114億ドル(約1.8兆円)に達し、世界第1位のイーサリアム・トレジャリーの座を盤石なものとしている。
- 4,803,334 ETH(約1.6兆円)
- 198 BTC(約21億円)
- 著名YouTuberのMrBeastが設立した「ビースト・インダストリーズ」の持分2億ドル(約310億円)
- エイトコ・ホールディングスへの出資分9,200万ドル(約146億円)
- 8億6,400万ドル(約1,380億円)の現金
同社は保有するイーサリアム
ETHのステーキング運用も加速させている。5日時点で、ステーキング中のイーサリアムは3,334,637 ETH(約1.1兆円)に達し、過去1週間で約19万ETH増加した。
直近の追加購入分を含め、同社は過去4週間にわたり買い増しのペースを加速させている。この1週間の購入規模は、2025年12月22日の週以来となる最大水準だ。同社のトム・リー会長は、現在の相場環境を「ミニ暗号資産(仮想通貨)の冬」の最終段階と分析し、強気な姿勢を崩していない。
またリー氏は、開始6週目に入ったイラン戦争が市場の主要な動因となる中、イーサリアムが「有事の価値保存手段」として機能していると指摘した。同資産は開戦後6.8%上昇し、S&P500や金を大幅に上回る。また、AIシステムによる中立なブロックチェーン需要も追い風になるとの見通しだ。
2025年末以来の大規模な買い増しは、市場の底打ちに対する同社の強い確信を示している。暗号資産の冬の終焉を見据え、約1.8兆円の総資産を背景にした積極的な買い集め行動は、他の機関投資家の追随を促す起爆剤となり得る。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.7円、1 ETH=341,410円、1 BTC=11,111,172円)



