ビート・ホールディングス、400万ドル相当のビットコインETFを追加購入──累計購入額1541万ドル

shoko-koyama
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ビート・ホールディングス・リミテッド(東証スタンダード市場:9399)は8月4日、8月1日と2日にビットコインETFのiShares Bitcoin Trust(IBIT)を追加購入したと発表した。両日合わせて60,000株を約393万ドル(約58億円)で取得し、これまでの累計購入額は1541万ドル(約227億円)となった。

世界最大級のビットコインETFに継続投資

IBITは、BlackRock(ブラックロック)が運用する世界最大級のビットコインETFで、ビットコインの現物価格に連動するよう設計されている。投資家は株式と同様にETFを売買することで、ビットコインへの間接投資が可能となる金融商品だ。

今回の追加購入は、ビットコイン価格がそれぞれ約115,600ドル台で推移していたタイミングで実施された。8月1日に30,000株を単価65.460ドル、8月2日に30,000株を単価65.550ドルで購入している。

同社のIBIT累計保有数は275,330株となり、平均購入単価は56.011ドルとなった。NASDAQ市場における8月1日終値は64.22ドルで、現在の市場価格は平均購入価格を上回っており、含み益が発生している状況だ。

ビート・ホールディングスは2025年2月から段階的にIBITの購入を開始。特に4月から6月にかけて積極的な購入を展開し、8月に入ってからも大規模な追加投資を継続している。同社は「引き続きIBITを購入する予定」としており、保有残高は四半期ごとに時価評価を行う方針を示している。

同社はケイマン諸島法に基づくグローバル投資会社で、香港に事業本部を構え、日本を含む複数国に子会社を有している。知的財産権の取得・ライセンシングやモバイル・メッセージング・サービスを主力事業としており、今回のビットコインETF投資は資産ポートフォリオの多様化戦略の一環と見られる。四半期業績に著しい影響が発生した場合には適時開示するとしている。

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円換算は1ドル=147.602円で計算

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仮想通貨歴5年。ニュース記者歴3年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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