GMX使い方ガイド|登録から始め方、取引方法・注意点まで解説

分散型取引所GMXの使い方解説
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この記事をざっくり言うと…
  • GMXの基本的な内容(特徴やメリット・デメリット)がわかる
  • GMXの取引種別ごとの使い方を図解付きで詳しく解説
  • 利用する上での注意点がわかる

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目次

分散型取引所(DEX)GMXとは?

分散型取引所GMXとは?
会社名GMX
設立年2021年9月
取扱銘柄ETH、WETH、BTC、WBTC、LINK、UNI、USDC、USDC.e、USDT、DAI、FRAX、AVAX、WAVAX、GMX、GLP
モバイルアプリ未対応(ブラウザを使った取引のみ)
取引方法スワップ取引、レバレッジ取引、イールドファーミング、ステーキング
レバレッジ倍率1.10倍〜50.00倍
登録方法ウォレットの接続のみ
日本語対応公式サイトの言語選択にて日本語に対応
公式サイト公式サイト
公式ツイッター

GMXは、2021年9月に公開されたDEXと呼ばれる分散型取引所の1つです。仮想通貨取引所としてはコインチェックやGMOコイン、BINANCE(バイナンス)などの中央集権型取引所(CEX)が有名です。

しかし、近年CEXでは企業の破綻ハッキングなどにより、取引制限や仮想通貨の流出などユーザーが不利益を被る事件が起きているため、企業などが取引に介在しないDEXが注目を浴びています。そして、DEXで主に利用されるイーサリアムブロックチェーンは市場の拡大により、取引処理の遅延ガス代(取引手数料)の高騰が問題になりました。

GMXでは、Arbitrum(アービトラム)とAvalanche(アバランチ)の2つのブロックチェーンに対応しており、次のようなメリット、デメリットがあります。

メリット
  • ウォレットを接続すれば、個人情報の登録不要ですぐに取引ができる
  • DEXの中でも、Arbitrum(アービトラム)やAvalanche(アバランチ)を利用するため手数料が安く、取引にかかる時間が短い(スケーラビリティ問題の解決)
  • 仮想通貨を預け入れることで利息やGLPトークンをもらえる(流動性マイニング)
  • GLP購入によるイールドファーミングやGMXのステーキングによって利息をもらえる
  • 近年問題になっているハッキングや企業の破綻によるリスクがない
デメリット
  • 仮想通貨取引専用のモバイルアプリはない
  • 日本円で取引を始められないため、CEXでETHなどの仮想通貨を購入するなど下準備が必要
  • 個人情報の管理はユーザー自身でするので、秘密鍵の紛失や仮想通貨の誤送信など全てが自己責任
  • GMXの利用者減少で流動性がなくなり、取引がし辛くなる可能性がある
  • 需要の増加により、今後法律による規制が入る可能性がある

GMXで取引する場合、MetaMaskのブラウザ機能を使って公式サイトにアクセスすることで、PCがなくてもスマートフォンだけで簡単に取引ができます。

今回は、スマートフォンを使ったGMXの取引方法について詳しく解説していきます。

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GMXの取引の種類と対象通貨

GMXの取引の種類と対象通貨

まずは、GMXで利用できる取引の種類と各取引の対象通貨について解説します。

現物取引(スワップ取引)の概要

現物取引(スワップ取引)の概要

スワップ取引とは、仮想通貨同士を交換する取引のことです。決済に必要な通貨がある場合や値上がりを期待している通貨がある場合に、スワップすることで対象通貨を手に入れられます。

Arbitrum(アービトラム)とAvalanche(アバランチ)では取扱い通貨が異なりますが、下記の13種類の通貨が取引可能です。なお、取引手数料に関しては2022年12月19日時点での値です。

通貨(取引手数料)概要
ETH(0.23%)・イーサリアムブロックチェーンのメイン通貨
・発行総数に上限なし
WETH(0.23%)・「Wrapped ETH」の略で、イーサリアム上で取引できるように作られた標準規格のERC-20に対応したETHのこと
・イーサリアム上の他のブロックチェーンでも取引ができるトークン
BTC(0.38%)・世界で初めての仮想通貨、ビットコイン
・発行総数は2100万BTCが上限
WBTC(0.80%)・「Wrapped Bitcoin」の略でBTCをイーサリアムのブロックチェーンでも利用できるようにしたトークン
・BTCと同じ価格推移するように作られている
LINK(0.42%)・チェーンリンク(Chainlink)が発行する仮想通貨
・チェーンリンク(Chainlink)はブロックチェーンと外部のシステムとを橋渡しするプラットフォームとして開発されている
・LINEグループの仮想通貨LINKとは別物
UNI(0.37%)・DEXのUniswapが発行する仮想通貨
・Uniswapのガバナンストークン
USDC(0.37%)・Circle社と取引所のCoinbaseが発行
・USD(米ドル)と価格が連動するようにつくられている
・おおよそ1USDC=1USD
・国際送金や決済の際にUSD(米ドル)の代替手段として期待
USDC.e(0.33%)・イーサリアムブロックチェーンからAvalancheへブリッジされたUSDCを表すトークン
USDT(0.37%)・Tether社が発行する仮想通貨(テザー)
・Tether社が価格を準備金によって裏付けをしている
・USD(米ドル)と価格が連動するようにつくられている
・おおよそ1USDT=1USD
DAI(0.40%)・MakerDAOプロジェクトというメイカー財団が管理するプロジェクト内で発行される仮想通貨
・USDCやUSDT同様、1DAI=1USDを目標にしている
FRAX(0.37%)・Frax Financeが発行するUSDに連動した仮想通貨
・部分担保型のステーブルコイン(価格の安定を目的としてたもの)で、USDCの担保とアルゴリズムによって価格を安定させている
AVAX(0.35%)・Avalanche(アバランチ)ブロックチェーンのガバナンストークン
・Avalanche(アバランチ)でステーキングや手数料の支払いに用いられる
WAVAX(0.35%)・「Wrapped AVAX」の略でAVAXをイーサリアムのブロックチェーンでも利用できるようにしたトークン

レバレッジ取引の概要

レバレッジ取引の概要

レバレッジ取引とは、基軸通貨を証拠金として預け入れ、レバレッジをかけることで証拠金の何倍もの取引ができる仕組みのことです。

レバレッジをかける決済通貨は下記の表のように限られますが、日本国内での最大レバレッジが2倍なのに対して、GMXでは1.1倍から最大50倍まで選べます。最小証拠金は10ドルです。

基軸通貨(証拠金として預け入れる通貨)

  • ETH
  • WETH
  • BTC
  • WBTC
  • LINK
  • UNI
  • USDC
  • USDC.e
  • USDT
  • DAI
  • FRAX
  • AVAX
  • WAVAX

決済通貨(レバレッジをかける仮想通貨)

  • ETH
  • BTC
  • WBTC
  • LINK
  • UNI
  • AVAX
  • WAVAX
  • USDC
  • USDC.e

イールドファーミングの概要

イールドファーミングの概要

イールドファーミングとは、仮想通貨を預け入れて流動性を提供する代わりに利息がもらえる方法です。また、利息に加えて新たにトークンがもらえる場合を流動性マイニングといいます。

イールドファーミングについては、以下の記事で詳しく解説しています。

これもう見た?仮想通貨のイールドファーミングとは?仕組みや特徴を初心者にもわかりやすく解説

GMXでイールドファーミングとは、ユーザーが所有する仮想通貨でGLPを購入することです。GLPの特徴は次の通りです。

トークン名特徴
GLPトークン($GLP)・LPトークン(Liquidity Providerトークン)であり、ユーザーがDEXに流動性を提供する代わりに受け取れるトークンのこと
・複数の仮想通貨の集合体としての価値をもつトークン
・構成する仮想通貨のうち、ユーザーが所有する仮想通貨を対価にGLPを購入できる
・仮想通貨の構成割合はGMXによって目標値がきまっている
・ユーザーはGLPを購入することで、イールドファーミングを開始でき、同時にGMXが得た手数料収入のうち70%を利息として受け取れる

2つのブロックチェーンでGLPを構成する仮想通貨の種類は異なりますが、下記の図のようにどちらもUSDCやETH、BTCの構成比率が高くなっています。

GMXGLP構成Arbitrum
GMXGLP構成Avalanche

USDCやETH、BTCの構成比率を高くしているGLPは、イールドファーミングの際に問題となるインパーマネントロスが起こりにくくなっています。

インパーマネントロスとは、仮想通貨を預けずに所有していた場合と、イールドファーミングをして預けた仮想通貨が手元に戻ってきた場合とで預け入れ中に起きた価格変動を受けて価格に差ができてしまうリスクのこと

イールドファーミングは通常2つの通貨のペアで預け入れるため、価格変動が生じやすい通貨ペアの場合には特にインパーマネントロスのリスクが高くなります。

しかし、GLPは仮想通貨の集合体であることに加え、主な構成要素のUSDCやETH、BTCが価格変動を生じにくい銘柄なのでインパーマネントロスが起こりにくいという訳です。

補足として、同じステーブルコインのUSDTの構成比率が低く設定されている原因は、USDTの裏付け資産が不透明で、ユーザーや投資家の不安材料になっているためであると考えられます。

ステーブルコインの詳しい内容に関しては、以下の記事で解説しています。

これもう見た?USDT・USDC・BUSDの違いは?特徴とメリット・デメリットを解説

GLP購入時に提供するブロックチェーン毎の通貨とAPR(実質年利)は下記の通りです。なお、ARP(実質年利)や手数料は全て2022年12月19日時点のものです。

Arbitrum(アービトラム)

提供通貨購入手数料売却手数料
ETH0.18%0.32%
BTC0.33%0.17%
LINK0.37%0.13%
UNI0.17%0.33%
USDC0.28%0.22%
USDT0.17%0.33%
DAI0.35%0.15%
FRAX0.24%0.26%

Avalanche(アバランチ)

提供通貨購入手数料売却手数料
AVAX0.12%0.38%
ETH0.22%0.28%
BTC0.37%0.13%
WBTC0.75%0.00%
USDC0.20%0.30%
USDC.e0.19%0.31%

例えば、ETHでGLPを購入する場合の購入手数料は、Arbitrum(アービトラム)では0.18%ですが、Avalanche(アバランチ)では0.22%です。

Arbitrum(アービトラム)とAvalanche(アバランチ)上でGLPを構成する仮想通貨のインデックスの目標値と実際にプールされている通貨量との差によって、手数料やAPR(実質年利)が変動します。

ステーキングの概要

ステーキングの概要

ステーキングとは、一定期間仮想通貨を預け入れることで利息を得る仕組みのことで、以下の2つのトークンが対象です。

トークン名特徴
GMXトークン($GMX)・GMXのガバナンストークン(運営に関わる意思決定の投票に参加できる)
・DEXのUniswapやCEXのBINANCEなど複数の取引所で購入できる
・プラットフォームで得た手数料の30%が配分される
Escrowed GMX($esGMX)・GMXのステーキング報酬の一部
・GMX同様ステーキングすることで更に利息がもらえる
・1年間をかけてGMXトークンになれる(ベスティング)

GMXトークンのステーキング報酬は、Escrowed GMX(esGMX)とマルチプライヤーポイント(Multiplier Points)、ETH/AVAX報酬の3つです。

プラットフォームで得られた手数料収入の30%はETH/AVAXに変換され、Arbitrum(アービトラム)のネットワークでステーキングした場合はETHで受け取り、Avalanche(アバランチ)でステーキングした場合はAVAXで受け取ります。

Escrowed GMXは、GMXトークンをステーキングした際の報酬として受け取れるトークンです。GMX内でしか価値を持ちませんが、ステーキングして更に利息を得たり、ベスティング(VEST)という方法でGMXトークンに変換したりできます。

ステーキングのAPR(実質年利)は以下の通りです。

トークン名

Arbitrum(アービトラム)Avalanche(アバランチ)
GMXトークン($GMX)13.44%13.18%
Escrowed GMX($esGMX)13.44%13.18%

マルチプライヤーポイントを利用すると、ステーキングした際のAPR(実質年利)にブースト(100%)をかけられます。

これもう見た?GMXのステーキングとは?特徴ややり方を解説

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GMXの事前準備

GMXの事前準備

GMXで取引する前に、次の事前準備が必要です。

事前準備
  1. 国内取引所の口座を開設し、ETHなどを購入する
  2. ウォレットのMetaMaskをダウンロードし、ETHなどを送金する
  3. イーサリアム上にあるETHをArbitrum(アービトラム)かAvalanche(アバランチ)へブリッジする

国内取引所の口座開設と仮想通貨の購入

国内取引所の口座を開設し、ETHなどを購入する

GMXのみでは仮想通貨の取引は始められないため、国内仮想通貨取引所で口座開設し、ETHなどの仮想通貨を事前に購入しておきましょう。詳しい開設方法や仮想通貨の購入方法は下記のリンクをご覧ください。

おすすめ国内仮想通貨取引所

コインチェック

非常に使いやすいプラットフォームが特徴の国内大手の取引所、手数料などは若干高めだが仮想通貨初心者が仮想通貨取引に慣れるには最適。

これもう見た?コインチェックの始め方総まとめ!口座開設から使い方まで徹底解説!

GMOコイン

GMOコインの特徴は各種手数料が非常に安いもしくは無料な点です。取扱い通貨も国内では多いので、海外仮想通貨取引所への送金で手数料をとにかく安くしたい方にはおすすめの取引所となります。

これもう見た?GMOコインを徹底解説!特徴や口座開設から入金・送金・出金方法まで全てがわかる!

MetaMaskをダウンロードし、仮想通貨を送金する

ウォレットのMetaMaskをダウンロードし、ETHなどを送金する

仮想通貨の管理のため、スマートフォンにMetaMaskをダウンロードしましょう。

MetaMaskは、複数のブロックチェーンのさまざまな仮想通貨の管理がアプリ1つでできるので便利です。下記のリンクで導入方法から使い方まで詳しく解説しています。

これもう見た?MetaMask(メタマスク)をスマホで使うには?ダウンロードから使い方まで徹底解説

GMXMetaMask送金

続いて、ユーザー自身のMetaMaskへコインチェックなどで購入したETHを送金します。アドレスは必ずコピペで行ってください。

MetaMaskにネットワークを追加する

GMXMetaMaskネットワーク追加方法1

Arbitrum(アービトラム)とAvalanche(アバランチ)のネットワークを追加しましょう。

GMXの公式サイトから簡単にネットワークの追加が可能です。

  1. ブラウザ機能で公式サイトへ行き、「Launch App」をタップ、続いて「Connect」をタップします。
  2. MetaMaskを選択すると画面下に「Swith to Arbitrum」もしくは「Swith to Avalanche」が表示されるので再度タップ。ネットワークの追加許可画面が表示されるので「承認」をタップします。
  3. 同じ順序を繰り返せば、2つともネットワークの追加ができます。
GMXMetaMaskネットワーク追加方法2

手動でネットワークを追加する場合の入力内容は次の通りです。

項目Arbitrum(アービトラム)Avalanche(アバランチ)
ネットワーク名(任意)Arbitrum OneAvalanche Network
RPC URLhttps://arb1.arbitrum.io/rpchttps://api.avax.network/ext/bc/C/rpc
チェーンID4216143114
シンボル(任意)ETHAVAX
ブロックエクスプローラー(任意)https://arbiscan.iohttps://snowtrace.io/

各チェーンへ仮想通貨をブリッジする

GMXブリッジ

MetaMaskに送金したETHはイーサリアムブロックチェーンに存在するので、Arbitrum(アービトラム)かAvalanche(アバランチ)のブロックチェーンに移動(ブリッジ)する必要があります。

上記の画像はArbitrum(アービトラム)のブリッジの方法ですが、基本的にAvalanche(アバランチ)も同じ方法でできます。Arbitrum(アービトラム)のブリッジサイト、もしくはAvalanche(アバランチ)のブリッジサイトへ行き、通貨と金額を入力してブリッジをタップするだけです。

注意したいのは、GMX内の取引は手数料が抑えられていますが、ブロックチェーン間で通貨を移動(ブリッジ)する場合には手数料が少しかかってしまうことです。例えば、Arbitrum(アービトラム)では2から5ドルほどのガス代が発生します。

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GMXの使い方

GMXの使い方
GMX設定

事前準備ができたところで、早速GMXの使い方について解説していきます。

GMXは日本語に対応しているので、変更しておくと便利です。また、簡単にブロックチェーンの変更ができます。

チャート機能

GMXチャート画面

時間足はタップすれば、簡単にできます。取引する通貨を変更するだけで、チャート画面(ドル建て表示)も自動的に変更されます。

スワップ取引やレバレッジ取引の注文状況は、トレード画面の下方にポジションや注文状況を確認できる項目があります。また、各ポジションの「編集」「クローズ」を選択すれば、注文の変更や部分決済や全部決済ができます。

スワップ取引

GMXスワップ取引

スワップ取引をする場合は、「トレード」をタップして「スワップ」に切り替えます。選択しているブロックチェーンで取引可能な通貨が変わるので、必要に応じて変更してください。

通貨を選択し金額を入力すると、トレード画面にドル建ての金額と手数料が表示されます。あとは「スワップ」をタップし、確認画面で「Confirm Swap」をタップするだけです。

レバレッジ取引

GMXレバレッジ取引

レバレッジ取引は「ロング」や「ショート」をトレード画面で選択すると変更できます。

取引方法は、スワップ取引と同様に通貨の選択と金額の入力をしますが、最後にレバレッジをスライダーで選択すると、取引可能な決済通貨の金額や手数料が変動します。

最後に、「ロング」や「ショート」をタップして確認画面で承認します。

イールドファーミングの概要

GMXイールドファーミング

メニュー画面から購入を選ぶと、GLPトークンの購入と売却ができます。Arbitrum(アービトラム)とAvalanche(アバランチ)のどちらで購入するのかをAPR(実質年利)などを確認しながら選択します。

ユーザーが所有する通貨の選択と金額の入力のみでGLPを購入でき、手数料が表示されるので「GLPを購入」、もしくは「GLPを売却」を選択します。

GLPを購入するだけで自動的に流動性提供が開始されるので、GMXの手数料収入の内70%にあたる部分が購入者に利息として自動的に配分されます。

ステーキング

画像11GMXGMXトークン購入

まずはGMXトークンの購入の仕方を説明します。

GMXの購入方法

メニューの「購入」からGMXトークンの購入画面へ行き、ブロックチェーンを選択すると、次のような取引所が表示されます。

  • Arbitrum(アービトラム):DEXはUniswap、CEXはBINANCEやBybitなど
  • Avalanche(アバランチ):DEXはTrader Joe、CEXはBINANCEやBybitなど

これもう見た?Trader Joeとは?始め方・使い方を徹底解説!【Avalanche DEX】

今回は、Arbitrum(アービトラム)のUniswapを使ったGMXトークンの購入方法を説明します。取引時の手数料は0.3%です。

  1. MetaMaskを接続した状態でGMXのリンクからUniswapへ行く。
  2. ETH(任意)→GMXのスワップ画面が表示されているので、金額の入力のみです。
  3. 「スワップ」をタップすると確認画面が表示されます。
  4. 表示内容で間違いがなければ「スワップの確認」をタップすると購入完了です。

UniswapもDEXなので、MetaMaskの接続のみで簡単にスワップができます。資金が不足している場合には「Arbitrumトークンブリッジ」から追加が可能です。

ステーキング方法

画像12GMXステーキング

次にGMXトークンとEscrowed GMXのステーキングの方法を説明します。

Escrowed GMXはGMXトークンのステーキング時に報酬でもらえ、ステーキングの方法は同一なので手順は省略します。

購入したGMXトークンはメニュー画面「報酬獲得」で確認でき、この画面でGMXトークンとEscrowed GMXのステーキングが可能です。

「ステーク」をタップし、金額を入力します。「GMXを承認する」をタップすると、「GMXを承認中」に変わり、すぐにMetaMaskから承認を求められます。ステーキングが完了すると、「報酬獲得」画面の「ステーク済」に反映されます。

ステーキングを止める際は、「アンステーク」を選択し、金額の入力のみです。

これもう見た?GMXのステーキングとは?特徴ややり方を解説

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GMXを使う上での注意点

GMXを使う上での注意点

GMXを利用する場合には、下記の点に注意しましょう。

注意点
  • ArbitrumからEthereumにトークンをブリッジする場合、7日間はトークンにアクセスできなくなる
  • もし取引量が減り流動性担保がされなくなると、スムーズな取引ができなくなるおそれ
  • 取引量の減少によりステーキング報酬も少なくなる
  • 取引は全て自己責任

GMXはプールされている仮想通貨があってこその取引所です。プールされた仮想通貨が減少するとユーザーが希望する取引が少ない手数料で瞬時にできなくなってしまいます。

流動性マイニングで取引量が増えていき好循環を生み出すことが、ユーザーにとってのメリットです。

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GMXの使い方に関するよくある質問(Q&A)

GMXの使い方に関するよくある質問(Q&A)

最後に、GMXの使い方に関してよくある質問に回答していきます。

GMXと他のDEXとの違いは?

主に対応しているブロックチェーンが異なります。GMXはイーサリアムブロックチェーン系のArbitrum(アービトラム)とAvalanche(アバランチ)です。有名どころとして、Uniswapも同じイーサリアムブロックチェーンであり、PancakeSwapはバイナンススマートチェーンです。

ArbitrumとAvalancheのブロックチェーンはどちらを利用する方がいいか?

ユーザーの用途に応じて選択していただくとしか言えません。それぞれのブロックチェーンで通貨の取扱い種類が異なるので、必要な通貨がある方を選択すべきです。

また、イールドファーミングやステーキング目的の場合には、ユーザーが利用しているCEXや所持している通貨に応じてブロックチェーンも変わります。APR(実質年利)も確認して選びましょう。

取引手数料の違いは?

取引手数料の違いの原因は、プールされている通貨の量による差です。

プールされている通貨のウェイトが目標とするパーセントより大きい場合は、その通貨のプール量を増加させる取引は手数料が高く、逆に減少させる取引は手数料が安くなります。

また、目標よりプールが少ない場合は、増加させる取引は手数料が安く、減少させる取引は手数料が高くなります。

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まとめ

今回は、分散型取引所GMXの使い方について図解とともに詳しく紹介しました。

GMXは、Arbitrum(アービトラム)とAvalanche(アバランチ)の2つのブロックチェーンの採用でスケーラビリティ問題を解決し、取引手数料は安く取引にかかる時間は短いというメリットがあります。

GMXの取引の魅力は、以下の点です。

  • MetaMaskを接続するだけで、簡単にスワップ取引やレバレッジ取引ができる
  • GMXトークンやGLPトークンの運用で利息収入を得られる
  • Escrowed GMX(esGMX)のステーキングやマルチプライヤーポイント(Multiplier Points)のブースト機能で利息収入がさらに増やせる

本記事を読んでいただき、ぜひGMXの使い方をマスターしてください!

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参考文献

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この記事を書いた人

JinaCoin編集部です。JinaCoinは、株式会社jaybeが運営する仮想通貨情報専門メディアです。
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