- 4時間足長期HMAを明確に上抜けし、中期的な下落圧が大幅に減少
- 若干上値は重いが、日足短期HMAを上抜けすれば短期上昇の可能性高い
- 中長期は上昇転換に至っていないものの、上昇の下地が整いつつある局面
メタプラネット(3350) チャート分析



- エントリー方向:ロング(短・中期)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで上昇のダウ理論を成立させながら日足短期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足一目均衡表雲下端付近(472円付近)
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直下
メタプラネット株価は昨日、これまで抵抗帯として機能していた4時間足長期HMAを上抜けした426円付近から取引を開始。一時上昇したものの直近高値更新には至らず反落し、427円付近で取引を終えた。
足元の値動きから上値の重さは確認できるものの、4時間足長期HMAを明確に上抜けした事実は大きく、中期的な下落圧の後退を示すシグナルとみてよい。これにより、上昇の下地は以前より整いやすい環境となった。
だが、目先の上部には日足短期HMAが抵抗帯として存在しており、短期的にロングポジションを検討する場合は、1時間足レベルで上昇のダウ理論を成立させたうえで日足短期HMAを上抜けすることが条件となる。このシナリオが成立すれば、4時間足一目均衡表の雲下端(472円前後)までの上昇を狙う展開が期待できる。
中長期視点では、4時間足および日足一目均衡表の雲など複数の抵抗帯が上部に控えているため、現時点でトレンド転換が確定したとは言い難い。一方で、4時間足長期HMAおよび日足中期HMAを下抜けしない限りは買い圧が優勢になりやすい地合いが継続するとみられる。
このことから今後は、短期的な上昇と押し目形成を繰り返しながら、段階的に中期上昇の土台が構築される展開が想定され、相場の方向性は徐々に上向きやすい環境へ移行していくと考えられる。
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関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7




